Nikon Z9 月周回軌道へ
NASAのアルテミスIIミッションにおいて、Nikon Z9が正式に宇宙へ送り込まれ、クルーの撮影機材の一部として採用された。
ミッションの主力カメラは依然としてNikon D5だが、Nikon Z9の採用は、NASAが将来の宇宙飛行でミラーレスシステムを評価するうえで重要な一歩となる。
深宇宙でミラーレスをテスト
アルテミスIIの司令官Reid Wisemanによれば、Z9は高放射線環境でのテストを目的としてミッションに追加された。
Wisemanは「これはアルテミスIII以降で使用されるカメラだ」と述べ、将来のミッションに先立って性能を評価するため、クルーがアルテミスIIでの搭載を強く求めたと説明した。
一方で、Nikon D5は依然として主力機材であり、NASAは放射線や極端な温度など、宇宙環境での使用実績を豊富に持つDSLRプラットフォームを信頼している。
クルーと撮影体制
アルテミスIIのクルーは、Wiseman、パイロットのVictor Glover、ミッションスペシャリストのChristina KochとJeremy Hansenで構成される。
Nikon D5はミッションの大部分の撮影を担当し、特に低照度撮影や月の望遠撮影で活躍する。Wisemanは、Nikon D5が月面の詳細なビューを捉えるのに適していると説明した。
一方でNikon Z9は飛行中に評価され、クルーは打ち上げ前にシステムに慣れるための追加トレーニングを受ける予定である。
主役はいまだにNikon D5
ニコンのNikon Z9、Nikon D5がアルテミス計画のアルテミス IIで宇宙船に搭載され、月を周回し再び地球に戻ってきます。
月着陸プロジェクトのアルテミス計画ですが、まず無人で月周回軌道に到達するアルテミス I、そして今回の有人で月周回軌道に到達するアルテミス IIを経て、計画ではアルテミス IIIで月着陸が行われます(順延してアルテミス IVで月着陸との報道もあります)。
今回のアルテミス IIですが、下記のように月をぐるっとまわって再び地球に戻り、地球に着陸して終了となっています。およそ2週間の旅です。
今回、宇宙飛行士の撮影用機材としてNikon D5がアルテミス IIの宇宙船に搭載され、宇宙飛行士が実際にNikon D5で宇宙を撮影することになっているようです。10年前のカメラが宇宙では現役ということですね。
しかし、今後はミラーレスの時代ということで、試験的にNikon Z9も宇宙船に搭載され、実際に撮影し評価を受けるようです。この撮影で一定の評価を得た場合には正式にNikon Z9が採用され、Nikon D5は退役ということになるようですね。
現時点ではやはり実績のあるNikon D5で撮影し、Nikon Z9を次世代のカメラとして採用するために評価されるということになるようです。




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