E-M10シリーズとPENシリーズの今後はどうなる?
OMデジタルがE-M10シリーズとPENシリーズの今後についてインタビューに答えています。この記事では、インタビュー内容について詳しくお伝えします。
OMシステムの中で最も手頃な価格のコンパクトミラーレスカメラの一つであるOM-D E-M10 Mark IVは、OMシステムにブランドが移行して以来、まだ更新されていない。しかし、OMシステムのチームは未発表製品について語ることはできないとしながらも、E-M10シリーズが現在も重要なラインナップの一部であると述べている。
ヨーロッパ・中東・アジアおよびアメリカ地域におけるOMシステムの事業責任者は、次のように述べている。
E-M10シリーズは非常に人気のあるカメラである。やや古くなってきているとはいえ、この価格帯では今でも最も売れているカメラの一つであり、見た目も非常に優れていると我々は考えている。当然、このシリーズも我々のラインナップの中で重要な位置を占めていると認識している。したがって、今後もこの方向での開発を続けていく予定だ。
E-M10 Mark IVは小型でレトロな外観という点で、同じく長らく人気を集めながら最近は更新されていないPENシリーズの流れを汲んでいる。PENシリーズは現在も日本やヨーロッパで展開されており、PEN E-P7が販売されている。
しかし、このシリーズはOMシステムから見放されたわけではない。
PENシリーズは引き続き弊社のポートフォリオの重要な部分であり、PENモデルの可能性を積極的に模索している。
と述べた。
シリーズは今後も継続か
OMデジタルがE-M10シリーズとPENシリーズの今後についてインタビューに応じたと、DigitalCameraWorldが伝えています。
インタビューによれば、E-M10 Mark IVとPENシリーズはいずれも人気があり、OMデジタルの中で重要な位置を占めているため、今後の製品については開発を継続したり、可能性を模索していくと述べていることがわかります。
しかし、文章を読む限りでは、E-M10 Mark IVについては後継機の開発を進めているという印象を受けますが、PENシリーズに関しては「可能性を模索している」という、一歩引いた表現になっています。このことから、現時点ではE-M10の後継機が発売される可能性のほうが高いのかもしれません。
PENシリーズに関しては、実際に開発しているのではなく、「可能性を模索している」という表現からは、次にどのようなカメラとして発売すればよいのかを検討している段階であるように読み取れます。ただし、これはメーカーによくあるリップサービス的な発言の可能性もあるため、今後どうなるかはまだ読めない状況です。
というわけで、個人的にはE-M10の後継機(OM-10)はほぼ間違いなく登場すると思いますが、どうなるでしょうか。今後の展開が気になりますね。
ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2025年第4四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| 3台の認証を受けたカメラ | |
| α7 V | 2025年11~12月 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |


コメント
コメント一覧 (1件)
“開発している”が発表前に信頼されるのは、
・状況を適宜報告している(Foveonなど)
・およそ誰が見ても開発しない理由が無い(正式発表1〜2年前のEOS R1など)
くらいのものでしょう。ロードマップすら未達(1本はサイレント削除)のOMDSでは
信頼獲得は難しいと思います。
開発費をペイできるなら出しそうですが、EU圏内を切ってこのまま売れるだけ売り続けてもいい気はしますけどね……利益率は高くなさそうですし。