富士フイルムが新モデルを認証登録
富士フイルムが新たなカメラを認証登録しました。これで未発売のカメラは2台になり、どのようなカメラが発表される可能性があるのか注目が集まります。
富士フイルムは昨日、新しいカメラ「FF240001」を再び登録した。
これにより富士フイルムは2023年に5台のカメラを登録している
FF230001 / GFX100 II / 2023-1-13登録 / 2023-9-12発売
FF220002 / X-S20 / 2023-2-3登録 / 2023-5-24発売
FF230002 / 未発売 / 2023-6-19登録
FF230003 / 未発売 / 2023-11-24登録
FF240001 / 未発売 / 2023-12-08登録
以下は複数の情報筋からの情報をまとめた基本的に正確な情報だ。
0. 富士フイルムは2024年に4台以上、場合によっては6台の新型カメラを発表する可能性がある
1. 2024年はGFXの年で、GFX100 IIの後にはGFX100S IIが登場し、X-H2の後のX-T5と同じ流れになる。EVFは取り外し不可能になり、解像度が下がる。デザインはよりレトロに、トップのデザインはよりエレガントになる。8k動画は削除される。
2. GFX100S IIはほとんどの動画機能を削除し、センサー全幅の4k 30p HQと4k 60p動画、1080 120pのみ提供する。また12bit ADの14bit 8fps RAW連写を削除し、バッファを減らしたがオートフォーカスシステムはGFX100 IIと同等。
(中略)
以下の情報の信頼性は高い
4. X-Pro4は更新時期が来ており、性能は基本的にX-T5と同等。最も顕著なのはフリップスクリーンが改善され、現代的なフリップスクリーンになり、通常のライブビューが可能な軸が追加された。
5. X-Pro4はX-T5の性能に更新され、通常のフリップ式背面液晶がある。しかし他の情報筋は、背面にはまだ小さな液晶が残ると言っている。
(中略)
6. GFX100S IIは新しい価格帯になる可能性があり、GFX100S、GFX100S II、GFX100 IIの3モデルが同時に販売され、新しい中判モデルの価格帯を構築する。なかでもGFX100Sは価格が下がる可能性がある。
(後略)
次に期待できるカメラは何か
富士フイルムが新たなカメラを認証登録したことがわかりました。
記事によれば中国の認証機関に、富士フイルムは新しいカメラを2台認証登録したことがわかったと伝えています。現在のところ登録されていて未発売の登録情報は3機種あるそうです。しかし、このうちの1機種は、先日発表されたX100VIである可能性が高いため、それ以外の2台のカメラがまもなく発表される可能性があるということになります。
この認証とは電波を発する製品の認証で、各国の法律に合致しているかどうか製品を発売するために認証を受けなければなりません。従って、発売する予定のある製品しか認証登録しないため、登録された製品は確実に発売されることになります。過去に認証登録されて発売されなかった経験は1回しかなく、それはニコンのカメラでした。
さて、通常はこの認証登録がされてから数ヶ月後に新製品として発表される可能性が高く、上記のように11月と12月にそれぞれ製品が登録されていたとしたら3月か4月頃に新製品が発表されてもおかしくないということになりますね。
ちょっと気になるのはFF230002がX100VIだとしたら実際には6月の登録で9月頃の発売を予定していた可能性があるのでしょうかね。そうしたらX100Vの人気を受けてX100VIの市場への投入を少し遅らせたという可能性もありそうです。それとも別のカメラなのでしょうか?
話を戻して、記事では2024年はGFXの年になるということで、今のところ可能性が高いのはGFX100S IIのようです。そして、その次に考えられそうなのがX-Pro4ですが、先日、年内にX-Pro4は発売されないという噂も流れていて、この情報とは矛盾します。
さらに、この噂とは別の可能性の話ですが、2台目のカメラとして「X-E4、X-T30 Mark II、X80」が考えられるのではないかという噂もありました。さらに富士フイルムの90周年を祝う形で何かしら特別なカメラが発売されるという観測もあり、今年の富士フイルムは非常に楽しみになりそうですね。
さらに「X100VIの爆発的予約数 中国だけで解消に3年?? そして懸念されるある問題とは」では爆発的にX100VIが売れていることについて詳しくお伝えしています。
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