爆発的に売れるX100VI
富士フイルムのX100VIが中国で未曽有の予約を記録か?そしてそれはある「懸念」を生じさせているようです。
X100VIの狂乱が続く 中国だけで50万台の予約注文数が報告されている
中国からの報告を良いニュースと呼ぶべきか、懸念すべきなのか、私にはわからない。
というのも、中国のWeiboアカウントが報じるところによれば、中国でX100VIの予約注文数が48万台を超えたということだ。
また日本のサイトによれば、中国の予約注文数が58万台に達したという報告もある。
これはここでのコメントで指摘した観測と数字がある程度一致しており、中国のあるWebサイトでは発売時に34万9000人以上がX100VIの予約注文を試みたという記録があることを示している。
X100VIに関する懸念
富士フイルムのX100VIが中国だけでも莫大な数の予約が入っている可能性があると報じられています。
記事によれば、先日発表された富士フイルムのX100VIの中国国内の予約注文数だけで、およそ50万台になったと報告されているようです。
日経新聞によればX100VIの月産台数は1万5000台ということですので、単純に割り算すると33ヶ月でこの予約を消費できることになります。およそ3年がかかる計算になります。
しかし、これは中国国内だけの予約数です。世界全体で考えれば、この中国の予約数と同等かそれ以上の予約が入っていることは確実なような状態ですので、もし世界すべての予約を解消しようとすると5年か6年、ひょっとしたらそれ以上の時間が必要になるかもしれない可能性を示していることになります。その頃にはX100VIIが発表されていてもおかしくありません。
このことを富士フイルムにとっては良いニュースであるとしながらも、一方では懸念があるようです。どのような懸念なのでしょうか?
それは「転売」です。いわゆるプレミアムを乗っけて販売する人がでてくるのではないかと懸念しています。世界的なインフルエンサー、各国の富豪でしたら何百万という金額は決して大きな金額ではありません。むしろ、価格が高くてもいいので購入したい、そしてそれを所有していることを知ってもらって、さらにフォロワーを増やしたいと考える人もでてくるだろうと思います。
この中国での予約数も、ひょっとしたら「転売」を念頭に置いている人もかなり多くするはずで、このことが爆発的な予約数に反映されている可能性もありそうです。
記事の言葉を利用すれば、この「狂乱」はいつまで続くことになるのでしょうか?
さらに「X-Pro4の発表はある?複数のリーク情報で明らかになったX-Pro4の発売計画」ではX-Pro4の噂について詳しくお伝えしています。
センサーサイズ | APS-C X-Trans CMOS 5 HRセンサー |
画素数 | 約4020万画素 |
センサークリーニング | 圧電素子による超音波方式 |
イメージプロセッサ | X-Processor 5 |
手ぶれ補正 | 5軸ボディ内手ぶれ補正 |
手ぶれ補正効果 | 6.0段 |
レンズ | 23mm f/2.0 |
高速連続撮影 | 最大約20コマ/秒 |
動画撮影 | 最大6.2k 30p |
被写体検出 | 人物の顔や瞳、更に動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローン |
シャッター速度 | メカシャッター:Pモード: 30秒~1/4000秒 Aモード: 30秒~1/4000秒 S/Mモード: 15分~1/4000秒 バルブ: 最長60分 電子シャッター:Pモード: 30秒~1/180000秒 Aモード: 30秒~1/180000秒 S/Mモード: 15分~1/180000秒 バルブ: 1秒固定 |
ISO | ISO125~12800 (1/3ステップ) |
EVF | EVF: 0.5型有機ELファインダー 約369万ドット |
背面液晶 | 3.0型チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター |
メモリカードスロット | SD/SDHC/SDXC USH-II対応 シングルスロット |
サイズ | 128.0×74.8×55.3mm |
重量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約521g |
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コメント
コメント一覧 (1件)
3年経ったら100viiが出そうな気もしますけどね。
他機種の生産に悪影響が出なければいいですが。