Nikon Z5IIレビュー
Nikon Z5IIのレビュー記事が公開されています。どのように評価されているのか、この記事で詳しくお伝えします。
Nikon Z5IIは、非常に優れた成功例であると私は考える。このクラスのカメラをレビューするとき、メーカーによって意図的に性能が抑えられていることに苛立ちを覚えることが多いが、Nikon Z5IIを評価した後では、そのような印象はなかった。確かにフラッグシップではないと感じる部分があるが、それらのほとんどは一般的な写真家が気がつくような領域ではない。カジュアルなユーザーにとって、8k動画や30コマ／秒の連写、4500万画素の超高解像度、CFExpressカードなどは必要ないだろう。
彼らに必要なのは、まさにNikon Z5IIのようなカメラだ。様々な撮影シーンで高い能力を発揮する小型の万能機と言えるだろう。仮に予算を2000ドルまで増額したとしても、このカメラを超える選択肢を思いつくことができない。
現在、Nikon Z5IIの小売価格は1700ドルだ。これはキヤノンのEOS R8よりも高価ではあるが、私は迷わずにNikon Z5IIを選択する。Nikon Z5IIはボディ内手ぶれ補正、長いバッテリー駆動時間、豊富なレンズのラインナップ、そしてデュアルカードスロットがある。使い心地も非常に楽しく、Nikon Z5IIがニコンブランドの評価を押し上げるのも当然のことだろう。この傾向は今後もしばらくは続くと思う。
- 長所
- このクラスで最も機能が充実したカメラ
- 非常に多機能なカメラで、あらゆる面で優れる
- 優れたグリップと人間工学に基づいた設計
- 競合他社よりも優れたビューファインダーとモニター
- 優れたVRを搭載
- 優れたオートフォーカス機能
- バッファ性能に非常に競争力がある
- サードパーティのレンズを拒否していない
- 優れた動画仕様
- すべてのテスト領域で優れたセンサー性能
- 優れたコストパフォーマンス
- 短所
- レンズの回転方向は私がテストした他のすべてのカメラシステムとは逆
- ISO感度や露出の調整にリアのダイヤルに頼るのは、人間工学的にあまり良くない
- 競合製品よりもかなり重い
2200ドルから2500ドルのカメラと競合できる
Nikon Z5IIのレビュー記事が公開されています。上記はまとめ部分を引用したもので、より詳細な解説や作例がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、レビューではかなりNikon Z5IIは評価されていて、一般的な撮影者のほとんどが満足できる性能のカメラだとしています。そしてこのカメラは1700ドルで販売されているものの、それは2200ドルから2500ドルクラスのカメラと競合できるだけの性能があるとまで言われており、かなり高評価になっていることがわかります。
しかし、そのようなカメラでもいくつかの欠点があるとしており、ニコンのカメラの中では小型な部類ではあるが、ソニーのカメラとほぼ同じサイズのため、旅行向けなどではなく重さも重いとしています。また、ISO感度などを変更するときに、ISO感度を変更するボタンを押しながら、背面のダイヤルを回す必要があり、操作性が悪いとしています。ダイヤルについては、ずっとボタンを押し続けないようにする設定もあるようなので、その設定にすればある程度は解決することができるようです。
というわけでフラッグシップ並みの性能があるということで人気となっていますが、今後、どれだけ人気が続くのか、他社が競合としてどのようなカメラを登場させるのか、このあたりに興味が集まりそうです。
さらに入手したニコンの最新情報から判明した、次のニコンの新製品の噂について「次に予想されるニコンの新製品は何か!? Z9II、Zr、APS-Cレンズ2本ほか」にて詳しくお伝えします。
- Nikon Z5IIは小型な万能機 ニコンブランドの評価を上げた機種だ
- ニコンダイレクト限定 Nikon Z5II 10%OFFキャンペーンを実施
- ニコン フルサイズミラーレス月間シェアで初の1位 Z5IIの強烈な人気が後押し
- Nikon Z5IIは高価なカメラに迫る性能ながら低価格 短所は特にない
- Nikon Z5IIのダイナミックレンジ結果公開 Z6IIとほぼ同等か
- Nikon Z5IIとNikon Z5はどちらが優れ、どちらを買うべきか??
- Nikon Z5IIレビュー Z5IIは多くの点でエントリー機の枠を大きく超えたカメラ
- Nikon Z5IIが本日発売 サイトによっては購入可能 供給不足は限定的か
- Nikon Z5II発売間近で生産国リストが更新 Z5IIはタイ製造と判明
- Nikon Z5IIの流れていた噂が正しかったのかどうか検証する
(source)DustinAbbott
| センサーサイズ | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー（フルサイズ/FXフォーマット） |
| 画素数 | 2450万画素 |
| センサークリーニング | イメージセンサークリーニング |
| イメージプロセッサ | EXPEED 7 |
| 手ぶれ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
| 手ぶれ補正効果 | 中央7.5段 |
| 高速連続撮影 | 高速連続撮影（拡張）：約14コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャー+（C15）：約15コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャー+（C30）：約30コマ/秒 |
| 動画撮影 | 最大4K 60p |
| シャッター速度 | 1/8000～30秒 |
| ISO | 常用ISO 100～64000 |
| フォーカスポイント | 273点（シングルポイントAF時）、299点（オートエリアAF時） |
| EVF | 0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドット |
| 背面液晶 | バリアングル式/3.2型TFT液晶モニター（タッチパネル）、約210万ドット |
| メモリカードスロット | デュアルSDメモリーカードスロット |
| サイズ | 約134×100.5×72mm |
| 重量 | 約700g バッテリーおよびメモリーカードを含む |
コメント