EOS R5 Mark IIレビュー
キヤノンのEOS R5 Mark IIのレビュー記事が掲載されています。EOS R5 Mark IIはどのように評価されているのか、この記事では詳しくお伝えします。
EOS R5 Mark IIは印象的なオールラウンダーだ。価格は少し高めかもしれないが、買い換えを検討しているキヤノンユーザは、思い切って購入しても失望することはないだろう。性能は非常に高く、写真撮影から動画撮影まで幅広い機能をカバーしている。人間工学的なデザインは個人の好みによるところもあるが、いくつかの機能は誰にとっても有用で、特に優れたEVFはその一つだ。EVFは成熟し、最高級の光学ペンタプリズムビューファインダーに匹敵する性能を発揮する。ただし、その性能に見合った価格となっていて、安くはない。
- 長所
- 優れた操作性
- 最高品質のセンサー
- Mark Iとの比較で60%低減されたローリングシャッター歪み
- 高速かつ正確で高度なAF
- 最大8.5段分の手振れ補正
- 優れた有機ELファインダー
- 被写体認識と視線入力AF
- バリアングル液晶
- 静止画と動画の同時撮影機能
- 最大8k 60pの動画撮影
- 動画撮影時の冷却性能向上
- 防塵防滴性能
- 短所
- 低温性能が0度までに制限される
- 価格が少し高い
価格は高いがそれに見合った性能
キヤノンのEOS R5 Mark IIのレビュー記事が掲載されています。上記はまとめ部分の引用になりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、レビューではEOS R5 Mark IIが絶賛されていることがわかりますね。短所をみればわかりますが、一部の制限事項と価格だけが指摘されていて、それ以外は絶賛されている様子がわかります。記事では、ほぼすべての部分で成功していると評価していて、汎用性の高いカメラとして高水準になっていることがわかります。
最近は汎用性が高いカメラをフラッグシップと呼ぶかのような風潮があるため、海外ではEOS R5 Mark IIこそキヤノンのフラッグシップモデルと考えている人もいるようですが、性能的には確かにそれにふさわしいレベルにあるのかもしれません。
また他のレビューではあまり指摘されていないことですが、通気口があるおかげでEOS R5よりもかなり発熱に強くなっているようで、連続撮影でも安心して利用できることが示唆されています。さすがにこのあたりの修正をかけてくるところはキヤノンですね。
さらに「キヤノン 動画撮影向けのEOS RCを年内に発売する!? ソニーのFX競合か!?」ではEOS RCという謎のカメラについて詳しくお伝えします。
EOS R5 Mark II | EOS R5 | |
センサー | 裏面照射積層CMOSセンサー | CMOSセンサー |
---|---|---|
アクセラレータ | 搭載 | |
静止画記録タイプ | JPEG、HEIF、RAW、C-RAW | JPEG、HEIF、RAW、DPRAW、C-RAW |
動画記録タイプ | RAW、XF-HEVC S YCC422 10bit、XF-HEVC S YCC420 10bit、XF-AVC S YCC422 10bit、XF-AVC S YCC420 8bit、News Metadata | ALL-I、IPB、RAW |
フォーカスブリージング補正 | 対応 | |
視線入力 | 対応 | |
AFエリア分割数(動画) | 最大975分割(39×25) | 最大819分割(39×21) |
測距輝度範囲(静止画) | EV−6.5〜21 | EV‒6.0~20 |
測距輝度範囲(8k動画) | EV−4.5〜21 | EV‒3~20 |
AFエリア | スポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、全域AF、フレキシブルゾーンAF(AF1、AF2、AF3) | 顔+追尾優先AF、スポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、ゾーンAF、ラージゾーンAF(縦)、ラージゾーンAF(横) |
測光センサー(静止画) | 6144分割(96×64)測光 | 384分割(24×16)測光 |
シャッター(静止画) | 電子制御式フォーカルプレーンシャッター、撮像素子によるローリングシャッター | 電子制御式フォーカルプレーンシャッター |
電子シャッター(静止画) | 1/32000~30秒(条件あり) | 1/8000~30秒 |
電子シャッターシンクロ同調 | 1/160秒 | - |
電子先幕シンクロ同調 | 1/250秒 | 1/250秒 |
高速連続撮影 | 最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約30コマ/秒(電子シャッター) | 最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約20コマ/秒(電子シャッター) |
メカシャッター連続撮影可能枚数 | RAW:約230枚 | RAW:約66枚 |
手振れ補正効果 | 最大8.5段 | 最大8.0段 |
マルチアクセサリーシュー | 対応 | |
8k動画(最大) | 8k 60p | 8k 30p |
USB通信 | USB 10Gbps(SuperSpeed Plus USB/USB 3.2 Gen 2)相当 | SuperSpeed Plus USB(USB 3.1 Gen 2)相当 |
サイズ | 約138.5×101.2×93.5mm | 約138.5×97.5×88.0mm |
重量 | 約746g(バッテリー、カードを含む) | 約738g(バッテリー、カードを含む) |
WiFi 6Ghz | 対応 |
(source)ePHOTOzine
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コメント
コメント一覧 (1件)
”低温性能が0度までに制限される” この項目は素人が言及するべきでは
ないな。
電子機器では使用温度範囲については規格があってそれに従っているだけ
だと思う。
環境試験なので湿度、結露に対しても規定で条件が決められているはず。
まぁ規格に準拠するつもりがなければどのような数値を書こうが自由だが。