EOS R1のダイナミックレンジテストが公開
EOS R1のダイナミックレンジテストが公開されています。EOS R1のダイナミックレンジは他の機種と比較してどのように違うのか、この記事では詳しくお伝えします。
EOS R3よりもダイナミックレンジに劣る?
2024/12/23 追記
引用した時点ではEOS R1のダイナミックレンジテスト結果については下向きの三角形の表記となっていました。この追記を記述している時点では、EOS R1のテスト結果は下向き三角ではなく、●表示に変更されているようです。下向き三角は、ノイズリダクションが適用されていることを表しています。それに対して●表示はノイズリダクションが適用されていない表記です。従って、現時点ではEOS R1のダイナミックレンジテスト結果は、ノイズリダクションが適用されていないテスト結果で、他のカメラのノイズリダクションが適用済みのテスト結果とでは、直接的に比較できない可能性があります(EOS R1の結果にノイズリダクションを適用したら、他のカメラよりも優れたダイナミックレンジ結果になる可能性がある)。そのため、このあたりは念頭においておく必要がでてきたかもしれません。このあたりについて、新たに分かったことがありましたら別記事で紹介したいと思います。
EOS R1のダイナミックレンジテスト結果が公開されています。上記の画像タップで拡大する画像を閲覧することができます。また、本記事下部の記事元リンクから、他のカメラとの比較も可能ですので、詳しくはそちらのリンクからご覧ください。
さて、EOS R1のダイナミックレンジテスト結果が公開されました。今回は多くの人が気になると思う、EOS R3、EOS R5 Mark II、α9 IIIの結果も表示させ比較してみました。
まず、全体的には高感度になるとほぼ同じような結果になるのですが、特に低感度での違いは明らかで、ダイナミックレンジはEOS R3が最も良く、次にEOS R5 Mark II、EOS R1、α9 IIIという順番になっていることがわかります。
ただし、途中でデュアルゲインが働くのかブーストがかかるISO感度がそれぞれで異なるため、ISO感度によっては所々で異なる順番になることがあるようです。
全般的には、特にISO1600以下の感度で、EOS R3がかなり良いダイナミックレンジとなっており、そして、EOS R5 Mark IIが続いていることがわかります。EOS R5 Mark IIは画素数が多く、しかも積層型であるのに、同じ積層型ながら画素数の少ないEOS R3と善戦しているのが印象的ですが、それよりもEOS R1のダイナミックレンジがEOS R5 Mark IIよりも悪い結果となっているのは少し驚きです。しかし、それでもローリングシャッターセンサーのα9 IIIを低感度では上回っています。しかし、ISO感度が上がるとα9 IIIとほぼ同じ結果になっていることがわかりますね。
かなり興味深い結果になったなと思いますが、おそらくこの結果を見て他のレビューが詳細な検証がなされると思いますので、そちらのレビューを見てみたいなと思いますね。
Nikon Z 9 | EOS R1 | |
イメージセンサー | 4571万画素 裏面照射積層型 | 2410万画素 裏面照射積層型 |
エリア全域でのクロスAF | - | 対応 |
イメージプロセッサ | EXPEED 7 | DIGIC X + DIGICアクセラレータ |
常用ISO | 64-25600(拡張32-124000) | 100-102400(拡張50-409600) |
フォーカスポイント | 493点 | 1053点 |
メカシャッター | - | 対応 |
動画(最大) | 8K 30p、4k 120p | 6k 60p、4k 60p |
EVF | 0.5インチ 369万ドット | 0.64インチ 944万ドット |
視線入力AF | - | 対応 |
背面液晶 | 3.2インチ 210万ドットタッチ式4軸チルト | 3.2インチ 210万ドットタッチ式バリアングル |
ボディ内手ぶれ補正効果 | 6.0段 | 中央8.5、周辺7.5段 |
連続撮影(電子シャッター) | 20コマ(4570万画素、RAW) 30コマ(4570万画素) 120コマ/秒(1100万画素) | 40コマ(2410万画素) |
メモリカード | デュアルCFExpress Type B/XQDスロット | デュアルCFExpress Type Bスロット |
バッテリー | EN-EL18d | LP-E19 |
シャッター速度(電子シャッター) | 1/32000~30秒 | 1/64000~30秒 |
シャッター速度(メカシャッター) | - | 1/8000~30秒 |
シンクロ同調(電子シャッター) | 1/250秒 | 1/400秒 |
マイク端子 | 対応 | 対応 |
ヘッドホン端子 | 対応 | 対応 |
GPS | 対応 | 対応 |
最大画像サイズ | 8256×5504ピクセル | 6000×4000ピクセル |
測距可能輝度 | -7~19 EV | -7.5~21 EV |
バッテリー寿命 | 700コマ | 530コマ |
WiFi 6G | - | 対応 |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
サイズ | 1340g、149×150×91mm | 1115g、158×150×87 mm |
価格 | 店頭予想約70万円前後 | キヤノン公式108万9000円 |
(source)Photons to Photos
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コメント
コメント一覧 (6件)
なるほど、私の想定が間違えでなければ作品を撮ると言うより
記録を撮る味付けにしたようですね。
何となくソニーの α9mk3 に似た傾向です。
想定される用途が似ているので似たような傾向になるのかも
しれません。
今は増幅度を変えれば調整できてしまうので印刷物、ディスプレイ
等での鑑賞であればこちらの方が適しているかもです。
EOS R1の立ち位置やセンサーの特性を考えると妥当なところに思えます。読み出し速度上げてるんだからR3より下回るのは当然の結果ですね。その上で高感度域では一定の数字になっているので、これがどういうカメラかというのもスコアから見て取れます。
とはいえ実使用で気になるほど差があるわけでもなさそうなので、R1とR3はセンサーの写りの差よりももっと根本的な性能差で違いを感じるでしょうね。
EOS R3のデータは、全域で▼または▽になっていてRAWにノイズリダクションがかかっているようですが、EOS R1のものは全域で●または○になっており、ノイズリダクションがかかっていない素直なRAWということのようですので、同列には比べられないかなと思いました。
ご意見ありがとうございます。
確かにいまみると、EOS R1についてはノイズリダクションが適用されていない●表示になっていますね。私がみたときには、上記のように下向きの三角表示で表示されていました。
何か変更があったのでしょうか?
ひとまず、このことについて注釈を記述して間違いがないようにしておきたいと思います。
ご指摘ありがとうございました。
今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。
補足ですが、記事の画像ではEOS R1のデータも▼ないし▽になっていますが、photons to photosのサイトでグラフを表示させてみると、現時点ではEOS R1のデータは●ないし○で表示されるので、差し替えがあったようですね。
あと、EOS R1カタログスペックでは常用ISO感度はISO100~102400となっているのですが、グラフの形を見るとノーマルアナログレンジの下限はISO 200に見えるので、このセンサーのベースISO感度はISO 200なのかもしれません。
そういうことであれば、低ISO領域で1段分くらいダイナミックレンジが狭くなるのは不思議ではないですね。
SONYはα7RV以降の機種で、RAWノイズリダクションをオフに出来るようになりました。
天体写真家からの苦情(星喰い問題)による対策です。
それより前の機種では、全て強制でRAWノイズリダクションが掛かっています。
NIKON Z9とSONY α1の比較で、α1のほうが数字が良いのは
RAWノイズリダクションが適用されているためです。
——–
EOS R3は全ISO感度でRAWノイズリダクションを実行しているのに対し、
R1では超高感度だけRAWノイズリダクション適用に変更したと考えらえます。
初代EOS 1DXもそうなっています。