X100シリーズ人気の理由
その写真はどれも温かみのある黄色がかった色調で、まるで一世代前のアルバムから引き出されたかのようだった。カメラ自体はアルミ製でポケットに入るほどコンパクトで、ビンテージ感がある。フィルムのような写真を撮れるシミュレーション機能が搭載されており、スマホ上で編集せずにそのまま投稿できる。
単機能カメラであることも後押しか
富士フイルムのX100VIは発売から供給不足になり、いまでも購入が難しい状態です。記事では、X100VIの前モデルとなるX100Vの流行のきっかけはTikTokでインフルエンサーがX100Vで撮影した画像を紹介してから始まったとしています。全文は記事元リンクからご覧ください。
その画像の色味は温かみのある色で、写真がクールだということで、すぐに世界的に流行になり人気がでたとしていますね。
写真に関しては、やはり色味などが現代的なカメラとは異なるということで人気になっているようです。今のカメラは四隅まで完全に改造し、色味もはっきりくっきりと撮影されるのが、スマホでも当たり前になっています。むしろフィルム時代の頃の写真のほうが色味が異なったり歪みがあることで温かみを感じるということで人気となっているようです。今のカメラとはまったく異なる方向性なので、カメラメーカも困惑したかもしれません。
しかし、アメリカの雑誌では、富士フイルムのフィルムシミュレーションだけがその人気の理由ではないのではないかと指摘しています。スマホで撮影していると撮影中にニュースがポップアップで表示されたり、SNSからの通知などがあり写真撮影に没頭することができないので、単機能としてのカメラが流行しているのではないかと考察しています。
そのことも一つの理由としてはあると思いますが、それだけだったら今のコンデジやミラーレスカメラでも撮影に没頭できるわけで、やはり写真に味わいがあることと、単機能カメラであることが流行の理由なのではないかと思いますね。
X100VI | X100V | |
有効画素数 | 約4020万画素 | 約2610万画素 |
画像処理エンジン | X-Processor 5 | X-Processor 4 |
標準ISO | ISO125~12800 | ISO160~12800 |
手振れ補正 | 6.0段 | なし |
電子シャッター | Pモード: 30秒~1/180000秒 | Pモード: 30秒~1/32000秒 |
被写体認識 | 顔/瞳/動物/鳥/クルマ/バイク&自転車/飛行機/電車 | 顔/瞳認識 |
動画トラッキングAF | あり | なし |
背面液晶チルト角度 | 45度 | 30度 |
動画 | 最大6.2k 30p | 最大4k 30p |
フィルムシミュレーション | 20モード | 17モード |
WiFi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11b/g/n |
バッテリー | EVF時約360コマ | EVF時約350コマ |
寸法 | 128.0×74.8×55.3mm | 128.0×74.8×53.3mm |
重量(バッテリー、メモリ含む) | 約521g | 約478g |
センサーサイズ | APS-C X-Trans CMOS 5 HRセンサー |
画素数 | 約4020万画素 |
センサークリーニング | 圧電素子による超音波方式 |
イメージプロセッサ | X-Processor 5 |
手ぶれ補正 | 5軸ボディ内手ぶれ補正 |
手ぶれ補正効果 | 6.0段 |
レンズ | 23mm f/2.0 |
高速連続撮影 | 最大約20コマ/秒 |
動画撮影 | 最大6.2k 30p |
被写体検出 | 人物の顔や瞳、更に動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローン |
シャッター速度 | メカシャッター:Pモード: 30秒~1/4000秒 Aモード: 30秒~1/4000秒 S/Mモード: 15分~1/4000秒 バルブ: 最長60分 電子シャッター:Pモード: 30秒~1/180000秒 Aモード: 30秒~1/180000秒 S/Mモード: 15分~1/180000秒 バルブ: 1秒固定 |
ISO | ISO125~12800 (1/3ステップ) |
EVF | EVF: 0.5型有機ELファインダー 約369万ドット |
背面液晶 | 3.0型チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター |
メモリカードスロット | SD/SDHC/SDXC USH-II対応 シングルスロット |
サイズ | 128.0×74.8×55.3mm |
重量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約521g |
(via)Yahooニュース
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