R5 II vs Z8 vs α1
EOS R5 Mark IIとNikon Z8、ソニーのα1というカメラについて、それぞれ機能的にはどのように違いがあり、どのように選択すればいいのでしょうか?
これらのカメラはすべて素晴らしく、機能面ではほとんど互角だ。EOS R5 Mark IIとNikon Z8は現在、多くの機能やオプションでα1を上回っているが、全体的に出力されるものに関しては、どれもほぼ同等だ。
EOS R5 Mark IIにはいくつかの素晴らしいハイテクな機能があるが、価格を考えるとNikon Z8のほうが価値があると思う。というのもEOS R5 Mark IIの新しい機能はどれも決定的なものではないからだ。
しかしキヤノンには優れた点がある。RAW動画をFinal Cat ProやAdobe Premiereで使用することができ、低ビットレートであることが気に入っている。キヤノンはニコンと同様に素晴らしいカラーサイエンスを持っており、C-Log2も素晴らしい。また技術的にはより広いダイナミックレンジを持っているようだ。ニコンについてはN-logにあまり好きではない点がある。飽和に関して奇抜なことをしているように感じるが、これはファームウェアのアップデートで変わる可能性がある。
α1は依然として価格が高すぎるが、ソニーは多くの報道機関、例えばAP通信がソニーを支持しているため、意図的に高価格を維持し、コンシューマ市場にはα7R Vを勧めている。
またプリキャプチャ機能、フォーカススタッキング機能、内部RAW録画がないことになり、価格とそれから得られるものを考慮するとα1はEOS R5 Mark IIやNikon Z8に関する競争力を失っている。
それぞれ得意な領域がある
記事ではEOS R5 Mark II、Nikon Z8、α1の機能が比較されています。それぞれ特定の用途に優れているカメラとそうではないカメラがあるとしています。
静止画に関してはセンサーの読み出し速度を除けば、ほとんどこれらのカメラの間に違いはないとしています。しかし、EOS R5 Mark IIのはニューラルネットワークによるアップスケーリングとノイズリダクションという新しいテクノロジが採用されていることと、視線入力AFがあることは明確な違いであるとしています。しかし、これらの機能は決定的なものではないとも評価していますね。
特に違うのは動画の機能で、α1には16ビットHDMIがあり、サポートする外部機器にRAWを録画することができるとしています。さらにNikon Z8はProRes RAW、ProRes HQ撮影もできるため、プロフェッショナルな人が動画を撮影する場合にはZ8は最適であると評価しています。
またLogに関してはN-Logに関しては好まない人がいるがS-Logのほうは非常に優れているとしていて、そのあたりで差がわかれそうです。
その他内部RAW録画、プリキャプチャ機能の有無と価格などを考慮するとEOS R5 Mark IIとNikon Z8のほうが競争力があると評価されているようですね。ただ、α1は最も古いカメラであることから、機能的に劣るのは仕方がない側面があるのかもしれません。
(記事元)https://alikgriffin.com/canon-r5-ii-vs-nikon-z8-vs-sony-a1/
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コメント
コメント一覧 (2件)
これソニーはどうするんですかね。
α1は明らかに他2機種と比べて高価で、α9IIIのほうが孤高な旗艦機という感じもしてしまい、ニコンとキヤノンはα1に対抗できるような機種を50万円台で用意してしまっている。
積層型4500万画素センサー機 (α1は5000万画素ですが) を旗艦として据えたソニーですが、ニコンがZ8をある意味価格破壊的に出したのでキヤノンもR5IIで追随してきて、α1の割高感が出てきてしまっています。
ニコンもZ9の後継機をどうするのか、例えばZ9IIは2400万画素の特殊なセンサー (クロス測距やグローバルシャッター) になったらキヤノンと似たラインナップ (R1 / R5対Z9II / Z8) になるわけですが、ソニーは逆 (50万円台で積層型4500万画素センサー機をラインナップできてない) になっていて、α7RVは高画素のラインですが後継機は積層型の6100万画素センサーを搭載したりするのでしょうか。
そしてα1IIはグローバルシャッターの5000万画素に?
撮像素子にはうといのでわかりませんがCCDで普通のグローバルシヤッターなんてのありえませんかね 製造ライン無いのでしょう 電池も全個体が必要かな できるとしたらSONYだけですね
たぶん
R5mk2は欲しいけど高すぎます R5だとトンボやカワウソあんな感じにはまず撮れません
羨ましいです。