ファームウェアにバグがあった
ソニーのFX3の新ファームにバグがあり、新ファームを適用してしまったカメラを元に戻すのに700ドルも必要になる可能性があるようです。
ファームウェアのアップデートが公開され、一部のユーザがそれをインストールした後、ファームウェアに欠陥があり、カメラがバグだらけになったことに気がついた。ここまではよくあることだ。
しかし、ある写真家がカスタマーサービスに連絡したところ、担当者はこの問題がファームウェアアップデートによって発生した可能性があることを認めた。それにもかからわらず、カメラの修理を依頼するように言われ、その費用は少なくとも700ドルかかるということだ。これは残念なことで、これはあるべきではない。
修理に700ドル
ファームウェアアップデートを元に戻すのに700ドルも必要だということが話題になっています。
この動画によれば、ソニーのFX3をファームウェアのバージョン2.0で利用していたところ、新ファームが公開されたので最新バージョンのバージョン5.0を適用したそうです。そうすると、録画中にカメラが停止したり、不規則な動きをして利用できなくなってしまったそうです。
ソニーのサポートに問い合わせたところ新ファームに不具合がある可能性を認めた上で修理をするので製品を送るように伝えたようです。そして元に戻すのに最終的に700ドルを請求されたとしています。
このことについて海外のネットなどでは次の3点が指摘されています。
- 新ファームにバグがあってソニー側の問題なのにそれを元に戻すのに請求するのはおかしい
- 新ファームを適用したカメラを元に戻すだけなのに700ドルもかかるのがおかしい
- 最初から簡単にロールバックできる仕組みがないのがおかしい
1については、もともとソニーの問題でこうなったのに元に戻すのに請求することそのものがおかしいという意見です。2は元に戻すだけなのに700ドルもかかるものなのかという意見です。また3はいつでもカメラのファームウェアのバージョンを好きなバージョンに戻せるような仕組みがないことがおかしいという意見ですね。
おそらく新ファームは完全に上書きされる状態になっていて、さらにバージョンを確かめて高いバージョンのファームしか適用できないようにしているため、元に戻すことができないのだろうと思います。可能であればコンピュータのマザーボードのように、いつでも初期出荷時か、適用前に適用していたバージョンに戻せるようにしておいたほうが確かに無難だと思いますね。少なくとも出荷時のファームをROMで焼いていれておいて、いつでも戻せるようにしておけば、好きなバージョンに戻せるので理想的です。
新ファームには問題が含まれている可能性がありますので、公開後は数週間程度待ってから適用するのが無難です。といっても、自分もスマホのアップデートやWindowsUpdate、カメラの新ファームが出るとすぐに適用してしまうのですけどね。
さらに「ソニーの次の製品の発表は8月28日で85mm f/1.4 GM IIが発表されるとの噂」ではソニーの新レンズの噂について詳しくお伝えします。
(記事元)FujiRumors
- α1 IIは高解像度とスピードのバランスを改善 AF性能には非常に感心
- ソニー α1 II、α1、α9 IIIの違いは何か!? 主な仕様の比較と相違点
- カメラのキタムラ売れ筋ランキング Nikon Z30が首位 EOS R5 IIが2位で猛追
- ソニー FE 28-70mm F2 GM正式発表 想定価格約50万円 ソニー初全域f/2ズーム
- ソニー α1 IIを正式発表 想定価格99万円 AIチップ搭載によりAF性能が進化
- ソニー 28-70mm f/2.0 GMの仕様が流出か 重量は918gとなる模様
- α9 IIIのDxOMarkスコア公開 グローバルシャッターは革新的だが性能に妥協がある
- ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS IIは価格を考慮すれば検討する価値がある
- ソニー カメラ14製品 レンズ36本の大型キャッシュバックを実施へ
- 誤掲載!? α1 IIの製品ページが公開され、新製品がα1 IIであることが確認される
コメント
コメント一覧 (1件)
カメラがバグだらけになるってよくありますか?
滅多に聞かないし自分もなったことないけど。