RF200-800mm F6.3-9 IS USM開発者インタビュー
超望遠レンズなのに比較的に価格が安く画質も良いと評判のRF200-800mm F6.3-9 IS USMレンズの開発者インタビューが掲載されています。どのような開発の経緯、開発の意図があったのでしょうか?
(前略)
――RFレンズの超望遠ズームレンズは、本製品と「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」を除き、すべて「Lレンズ」です。本製品はLレンズとすることは検討しなかったのでしょうか。
家塚さん:はい、最初から検討しませんでした。「Lレンズ」はプロの道具として開発しています。光学性能だけでなく、操作性や堅牢性、耐久性などについて高い基準を満たすことが求められ、どのような場面でも必ず動くプロの道具として使えなければなりません。そうしたレンズでは、スペック表に現れない部分でも素晴らしい性能を持つ製品としてご提供できるのですが、一方で高価な製品となってしまいます。
(中略)
――本製品は非Lレンズである一方、約30万円という価格は、800mmのレンズとしては破格です。この価格を実現できた理由はどこにあるのでしょうか。
家塚さん:繰り返しとなりますが、本製品は企画時点から、ハイアマチュアの方々にお届けできる価格を狙っていました。まずは200-800mmという仕様を決め、そのスペックと価格を両立するには、どのような中身でまとめていくべきか、光学、メカ、電気の3つのチームで検討しました。
(後略)
インタビューはかなり長いものとなっているので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、インタビューの内容で、個人的に面白かった2点を取り上げて見ました。一つは、RF200-800mm F6.3-9 IS USMはそもそも最初からLレンズとして設計していなかったということと、Lレンズはプロフェッショナルで、非Lレンズはハイアマチュア向けのレンズということで、価格や性能のバランス良く設計されているらしいということです。
価格を安くするためには、当然ですが、開放f値が暗くなってしまう可能性があり、RF200-800mm F6.3-9 IS USMも暗いといえば暗いレンズなのですが、購入したユーザからは暗いという声はあまりないらしく比較的好評を得ているということです。
このレンズは価格.comでも軒並み在庫なしとなっていて、まだまだ人気のレンズとなっています。価格は記事執筆時点の最安値で28万7100円となっていて、確かに超望遠ズームとしては比較的安いレンズなので売れるのも理解できますね。
さらに「EOS R5 Mark IIは新設計の4500万画素積層型センサーを搭載する??」ではEOS R5 Mark IIの噂について詳しくお伝えします。
(記事元)Yahooニュース
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