手振れ補正効果
キヤノンがボディ内手ぶれ補正とレンズ内手ぶれ補正の機能の違いを説明しています。この記事では、異なる2種類の手振れ補正効果について詳しくお伝えします。
5軸ボディ内手ぶれ補正を搭載したEOS R5、EOS R6、またはEOS R3に、手振れ補正搭載のレンズを組み合わせることで、最大8段分の手振れ補正効果を得ることができる。どちらの手振れ補正技術が優れているというわけではない。むしろ、レンズ内手ぶれ補正が最適に補正できるタイプの手振れと、ボディ内手ぶれ補正が最も効果的に対処できる手振れがあるため、両方を組み合わせることで最高の性能が発揮される。
両方を使用することで最大の効果を実現
キヤノンが手振れ補正効果について説明する記事を公開しています。上記はほんの一部を引用したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、ボディ内手ぶれ補正とレンズ内手ぶれ補正のそれぞれの特徴と違いについて説明しています。それぞれの補正効果については、上記のグラフが非常に分かりやすく説明してくれていることがわかります。
グラフの縦軸は手振れ補正効果、横軸は焦点距離を表しています。グラフをみると、ボディ内手ぶれ補正は広角側が非常に強い補正効果を発揮しますが、望遠になるに従い、その効果は目減りしていき、超望遠になるとかなり効果が少なくなるらしいことがわかりますね。
一方でレンズ内手ぶれ補正は、広角側こそボディ内手ぶれ補正の効果には大きく及ばないものの、焦点距離が長くなっても補正効果の減り方が少なく、ボディ内手ぶれ補正よりも効果が高くなっていることがわかります。
そして、これらを協調させることで、総合的に手ぶれ補正効果が増すというグラフになっており、それぞれ補正できる特徴によって互いの欠点を補うことで全体的な手ぶれ補正の効果を高めていることがわかりますね。
というわけで、ボディ内手ぶれ補正とレンズ内手ぶれ補正のどっちがいいのか論争みたいなものもあるようですが、それぞれ得意不得意があるのでその使い分けと、互いに補うことで効果が増すということで一般的に考えれば両方必要ってことが回答になるようですね。ただ、広角から標準域程度の撮影ならボディ内手ぶれ補正の効果だけでもいいのかななど、そういう割り切りもありなのかなということにはなりそうです。
(source)キヤノン
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コメント
コメント一覧 (0件)
協調手ブレ補正は、パナソニックの以下の説明と同じ話ですよね。
https://panasonic.jp/dc/dual-is/about.html
キヤノンのグラフのほうが縦軸が正確で、実際に近い手ブレ補正効果を示しているように思えました。