1画素でRGBを同時検出可能なセンサーを実現
イメージセンサーへの応用に期待
名古屋大学がガリウムドープ酸化亜鉛(GZO)ナノシートを用いた透明光学センサーを開発したと発表しています。このセンサーは1画素でRGBを同時に検出でき、これまでのベイヤー配列に代わるセンサーとして期待されています。
これまでのセンサーの、各画素のベイヤー配列とよばれる赤・緑・青のフィルターを配置してモザイク状に各画素でそれぞれの異なる色を検知する仕組みとは異なり、積層することで1画素で赤・緑・青をそれぞれ検出できるようになっているようです。これはシグマが開発しているFoveonセンサーに近い仕組みのように見えますね。
このナノシートはほぼ完全に透明で99.995%の光を通過させる一方で極めて高い可視光応答性があるということで、これがイメージセンサーとして製品化されたらベイヤー配列に置き換わるあらたなセンサーとなるかもしれませんね。
ちなみにこのイメージセンサーが実現すれば、現在のベイヤー配列と同等の解像度を得るのに約25%の画素で十分となるようです。4000万画素だとすると1000万画素あれば同等のセンサーになりますね。またベイヤー配列と同じ画素数を配置すれば4倍の解像度を得られる計算になるので超高解像度カメラも実現可能になるかもしれません。
まだ研究段階で製造コストや量産が可能かどうか研究していく必要があるようですが、これが実現すると従来のカメラが全く異なるデジタルカメラとして製品化されるかもしれませんね。
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