(記事を一部引用しています)
(記事元)https://kakaku.com/item/K0001201317/
Nikon Z 50が急激な値上がり
価格.comがNikon Z 50の価格について調査しています。
調査によれば、Nikon Z 50 ダブルズームキット(以下、Nikon Z 50)の価格が急騰しています。Nikon Z 50の最安値は現在、14万3448円となっています。ほんの少し前まで13万8000円程度で販売されていましたので、約5000円ほど値上がりしたことになりますね。急激な値上がりです。
Nikon Z 50の平均価格も急上昇しています。現在の平均価格は15万3993円となっていますが、少し前には約14万9000円でしたので、こちらも約5000円ほど値上がりしていることになります。
価格.comの売れ筋ランキングによれば、Nikon Z 50はデジタル一眼カメラで売れ筋1位になっています。ここのところずっとNikon Z 50が1位を獲得しているような状況になっていますので、価格.comの売れ筋1位が本当に売れているカメラのランキング1位かといわれれば必ずしもそうではないと思いますが、少なくともかなり注目されているということは間違いないのかな?と思いますね。
そのため一定の数は売れていると思うのですが、ここにきて急激な価格上昇は何が原因なのでしょうか?
Nikon Z 50が在庫不足状況に?
調べてみたところ、Nikon Z 50ダブルズームキットがどうやら市場で在庫不足になっているようです。
価格.comの調査によれば、まずNikon Z 50ダブルズームキットを販売しているショップが激減しています。例をあげるとNikon Z 50の標準ズームキットの販売店は52店舗あるのですが、Z 50ダブルズームキットでは33店舗しか販売していません。約20店舗ほど少ない計算になります。これは、約20店舗でZ 50ダブルズームキットの在庫がなく販売を停止している可能性が高いと考えられますね。
さらに現在もNikon Z 50ダブルズームキットを取り扱いしているショップでも、在庫なし状態になっているショップが7店舗ほどあります。かなり多くの店舗でダブルズームキットが売り切れになっていることがわかります。
このようにどうやら店舗から在庫がなくなり製品価格が上昇しているらしいということはわかりました。それでは何が原因でこのように価格が上昇しているのでしょうか?
可能性としては二つありそうです。まずは単純に在庫不足になっているということです。Z 50は製造国がタイですから、その都度生産して市場に供給するというわけにはいきません。他の製品とあわせ、ある程度の数量がまとまってから一斉に出荷して日本に輸出されるということが一般的だと思います。そうなると、一時的に受給バランスが崩れてあるときに国内で在庫がなくなり、今回のように値上がりしてしまうという可能性が考えられます。これはNikon 1の時にも散見されていて、およそ3ヶ月ほどのサイクルで在庫がなくなったり復活したりを繰り返していました。Nikon Z 50においても同様のサイクルを繰り返している可能性があります。
もう一つは新型コロナの影響の可能性です。今回の新型コロナウィルスの影響で、タイの製造工場での製造が滞っている場合、日本に輸出したくても製品を製造できなくて今回のような在庫不足になってしまっているという可能性もあると考えられますよね。
タイでは、あまり厳しい条件ではないものの非常事態に関する勅令が発表されていますが、まだ経済活動を停止するような情報はみかけられません。ですが工場が正常に稼働していても、中国などから部品が入荷されない状況になると、製品の製造は不可能になるので影響が及んでいる可能性は考えられます。
ですので、今回の在庫不足が、一時的なものであって、今後すぐに解消されるといいなと思いますね。
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