ネット上で表面化した最新の噂によれば、すべて順調に進んだ場合、富士フイルムはX-T40を2021年初頭に発売するだろう。カメラはX-T4にある同じセンサーを実装する。カメラの主要スペックは同じままだと予想されるが、X-T40にボディ内手ぶれ補正が導入されるかどうかを言うことはできない。
・2610万画素 APS-C 裏面照射型 X-Trans CMOS 4 センサー
・クアッドCPU X-Processor 4
・DCI / UHD 4K 60 ビデオ; F-Log Gamma
・236万画素 有機EL 電子ビューファインダー初期のこのカメラのスペックの噂は、カメラにボディ内手ぶれ補正がないことを示唆している。
(記事を一部引用して意訳しています)
富士フイルムX-T40の噂
NewCameraがX-T40についての噂を掲載しています。
記事によれば、X-T30の後継機種であるX-T40が、2021年ですから来年の初めにも発売される可能性があるとしています。発表ではなく発売ですので、年内にも発表される可能性があるものと思われますね。しかし、あくまで噂ですので話半分にしておき、あまり過度な期待は禁物です。
そしてセンサーは2610万画素のX-Trans CMOS 4センサー、クアッドCPUのX-Processor 4イメージプロセッサ、236万画素の電子ビューファインダーが搭載されているとのことです。これらは、ほぼX-T4と同じですし、X-T30とも同様の仕様となっているようです。
カードスロットの数などの違いはあるようですが、X-T30の主要スペックはほとんどX-T3と同じようですので、X-T30はミドルクラスのカメラとしてはスペックが高く非常にコスパの高い製品ですよね。それぞれの初値はX-T3ボディが約18万円、X-T30ボディが約10万円となっています。X-T30のコスパの良さが目立ちますね。
続々と新製品を投入?
ですが、X-T30は去年の9月に発売されたばかりですので、ちょっと製品の投入間隔が早すぎないでしょうか?ということで、当サイトでおなじみの過去の発売日を記述してみます。
・X-T10 2015年 6月
・X-T20 2017年 2月 ↑1年6ヶ月
・X-T30 2019年 9月 ↑2年7ヶ月
・X-T40 2021年 1月 ↑1年4ヶ月
というわけで、やっぱり少し早めではありますよね。ですが、2021年の初頭ということですので、2021年の3月の発売とすると1年6ヶ月ぐらいの間隔になりますので、まああるのかな?というぐらいの間隔です。
では、X-Txの発売後どれから経過してX-Txxシリーズが発売されているのか?というのをまとめると以下のようになります。
・X-T1 2014年1月
・X-T10 2015年6月 ↑1年5ヶ月・X-T2 2016年9月
・X-T20 2017年2月 ↑5ヶ月・X-T3 2018年9月
・X-T30 2019年9月 ↑1年・X-T4 2020年4月
・X-T40 2020年初頭 ↑9ヶ月~
これも、それぞれみてみると、こちらもわりと妥当な間隔の発売時期のようにも思えますね。なので来年初めのX-T40の発売というのは現実味がありそうです。
こうしてみると富士フイルムは、最初にX-Txシリーズを発売しておいて、後から異なる筐体でほぼ同じ仕様のX-Txxシリーズを発売することで、最初に高い価格で販売し、需要が一巡してから廉価な製品を売り出すという戦略をしているように見えます。
X-T3からX-T4の違いとしては、ボディ内手ぶれ補正の搭載、チルト式からバリアングル液晶への変更、バッテリーの大容量化がされています。X-T40がX-T4とほぼ同じ仕様だとすると、X-T40もバリアングル液晶になるのでしょうか。
そして気になるのはX-T40にボディ内手ぶれ補正が搭載されるかですよね。X-T30はほぼX-T3と同じ仕様ということでしたのでX-T4にあるボディ内手ぶれ補正がX-T40にも導入される可能性は高いのかな?と希望的観測をしています。そうすると廉価でボディ内手ぶれ補正入りの本体を手に入れることができるので、ユーザとしては非常に嬉しいできごとになりそうですね。
(記事元)http://thenewcamera.com/fuji-x-t40-coming-on-q1-of-2021/
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