VCMレンズに関する噂
キヤノンのVCMレンズシリーズの噂が公開され話題になっています。どのような噂なのか、この記事で詳しくお伝えします。
これまでにキヤノンがVCMのラインナップ用にさらに2本の単焦点レンズを計画していると、何度か聞いています。それがどのレンズかは不明ですが、少なくとも登場する可能性は高いと考えられています。
1本はF1.4ではない
ある情報筋によれば、新しいVCMレンズのうち1本はf/1.4ではないということです。これは焦点距離が85mmよりも長いことを示しています。これらのシリーズのレンズの目的は、例えばジンバル上での交換を簡単にするために、サイズと重量をほぼ同じにすることです。
ひとつの可能性
おそらく100mm~135mmの間になるでしょう。仮に135mm f/2だとすると、前玉の口径は約67mmとなり、他のVCMレンズと同じサイズに収めようとするとやや厳しいため、もう少し短い焦点距離になる可能性があります。100mm f/1.8であれば実現可能ですが、85mmに近すぎるかもしれません。もしかするとマクロ(0.5倍程度?)の性能を加えることで差別化することができるかもしれません。
もうひとつの可能性
2本目のレンズについては、あまり言いたくはないのですが、RF28mm F1.4 L VCMがラインナップに加わる可能性があります。EFマウント時代には軽量な24mm、28mm、35mmのシリーズがありました。EF 28mm f/1.8 USMは正直なところキヤノンが作ったレンズの中でもあまり評価されなかったレンズですが、作ったことがあるという点においては参考になります。
20mmより広角になる可能性は低いですが、絶対にないとまでは言い切れません。
発表時期は?
複数の情報筋によれば、これらのレンズは2025年には登場せず、2026年に発表される見込みです。大口径の単焦点レンズで、コンピュテーショナル補正を必要としない製品を望んでいる写真家にとっては残念ですが、現時点ではそのようなレンズについての情報は入ってきていません。
VCMレンズの新製品が2本登場か?
VCMレンズがさらに発売される可能性があると、CanonRumorsが伝えています。
キヤノンのRFレンズラインナップに、新たな単焦点レンズが加わるかもしれません。ジンバルなどでの動画撮影を想定し、統一されたサイズと重量で映像クリエイターから注目を集めるVCM(Voice Coil Motor)シリーズに、2026年の発表を目指して少なくとも2本の新レンズが計画されているとの情報が入ってきました。
VCM(ボイスコイルモーター)は、電磁力を使ってレンズのフォーカス群を動かすモーターです。高速で静音、そして非常に精密な動作が可能なため、特に動画撮影時にスムーズで静かなオートフォーカスを実現します。これにより、フォーカス駆動音が映像に入り込むのを防ぎ、映像クリエイターにとって理想的な性能を発揮するとされています。
噂では、ジンバルで使用することを想定していると考えると、サイズと重量をできる限り同じにしたいため、長焦点距離のレンズは難しいのではないかと指摘されています。
これは特にジンバルを使用した撮影で大きなメリットとなります。通常、ジンバルはレンズの重さや重心に合わせてバランスを取る必要がありますが、レンズを交換するたびにバランスを取り直す作業は時間と手間がかかります。レンズのサイズと重量が統一されていれば、レンズ交換後もジンバルのバランスをほとんど再調整する必要がなく、撮影の中断を最小限に抑え、スムーズに次のテイクに移ることが可能になります。
そのため、望遠レンズのVCMシリーズに関しては、F値を暗くすることでサイズや重量の整合性を保っているのかもしれません。そして、もう1本のレンズはRF28mm F1.4 L VCMになる可能性が指摘されていますが、これも確かな情報があるわけではなく、あくまで噂にとどまっています。
キヤノンの新レンズがどのようなものになるのか、楽しみですね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
VCMシリーズが少なくともあと1本続くのは確定ですが、28mmは妄想な気がしますね。なぜなら先日の発表会で20mmの”左”に新レンズのシルエットが置かれているので。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/2046749.html