EOS R1のフォーカスの合焦率
EOS R1のオートフォーカスは想像以上に素晴らしい可能性があるようです。実際にパリオリンピックで撮影に利用した人によるEOS R1を使用した感想が公開されています。
さて、写真やカメラに興味がある人のために、EOS R1についてお話ししよう。このカメラのオートフォーカスは本当に素晴らしい。過去のオリンピックでは体操競技を撮影したときに完璧なフォーカスの成功率はせいぜい40%だった。しかしEOS R1では95%の成功率を実現した。これは驚異的だ。
そして30コマ/秒で撮影した結果、選ぶべき写真が5000枚以上もあった。お気に入りの写真を選ぶのは大変だった。このカメラはフォーカスを合わせると、それをしっかりと捉え続ける。そしてフォーカスボタンを押すと空中にいる体操選手の顔に完璧にフォーカスが合う。これは本当に画期的だ。私自身も驚いている。とはいえ私はすでに多くの写真を撮影しすぎているため、プリキャプチャー機能は使用していない。しかしアフリカやコスタリカで野鳥を撮影するときには、この機能を利用するのが楽しみだ。
EOS R5 Mark IIのフォーカス速度はEOS R1の95%と同じぐらいに素晴らしいと言われている。まだ試していないが、体操競技の重要な撮影でリスクを冒したくないので、いずれ試してみるつもりだ。
フォーカスが合う確率が倍に
記事ではパリオリンピックでEOS R1を利用して体操競技を撮影した人の感想が記述されています。実際の写真もありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、記事ではEOS R1は本当に素晴らしいと評価されています。これまで完璧にフォーカスを合わせることができたのは、撮影した写真のうち40%ぐらいだったけれども、EOS R1ではそれが95%までになったということです。従来比で2倍以上の成功率ということになり、EOS R1のオートフォーカス機能がどれだけ高性能かつ高精度であることがわかりますね。
さらにEOS R5 Mark IIにも言及していて、同じオートフォーカスであるのでEOS R1同様の成功率が期待できるということです。
実際にどのようなモードで撮影したのかはわかりませんし、たぶん以前の撮影は一眼レフのEOS-1D X Mark IIIあたりで撮影していたと思われるので、像面位相差センサーで被写体認識が可能となったミラーレスを利用しただけでもかなり成功率が上がった可能性はあります。それでも95%というフォーカス率は素晴らしく、被写体の予測機能などもかなり成功率の向上に寄与しているのかもしれませんね。
EOS R5 Mark IIが発売され、様々なレビューがでてくると思いますが、そのAF性能がどう評価されるのか楽しみです。
さらに「キヤノン 新レンズの特許 400-600mm f/2.8-4、100-300mm f/4ほか」ではキヤノンの新レンズの噂について詳しくお伝えします。
(記事元)jeffcable.com
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コメント
コメント一覧 (5件)
以前のDPAFだと、横線の合焦率が弱いとは言われてました。
R1はDPクロスAFなので、以前に比べたら尚更合いやすいと思います。(特に目は横に広がってますし…)
それにAIAFが加わっているので、むしろ外すのが難しくなったということでしょうか。
R5ⅡはDPAF+AIAFなので、R1との合焦率の差がクロスAFのおかげという引き算ができそうです。
EOS R1 は今回のオリンピックでは試用なんでしょうが95%は
良い数字ですね。
合焦率は現場の条件で変わるでしょうから95%、40%の数値は
鵜呑みにしない方が良いかも知れません。
今回のオリンピックでは EOS R3 がメインで使用され R1 は
冬期オリンピックになると思われます。
今までのミラーレスは、OMをのぞいでAF測距点がラインセンサーしかなかったからな。
まあOMもクロス測距のくせにAF性能悪いから、あれ未完成なんだろうけど。
単純に考えれば、ラインからクロスは2倍の食いつきになったと言えるから、この結果は妥当じゃないかな。
これからは、他社もなんとしてもクロス測距を搭載しようと頑張るだろうね。
プロとしてどうかと思うって、カメラの使い方で多少の差は出るでしょうけどカメラの性能に依存することなのでプロであることを批判するのはおかしいでしょう
素人がR1使っても写るだけできちんとは撮れないでしょ
彼は東京五輪ではR3をメインに使用していたので比較対象はR3です。
https://blog.jeffcable.com/2021/09/finally-my-real-world-review-of-new.html