アダプタキットとレンズキットの価格が逆転
Nikon Zで面白い現象が発生しています。価格.comの調査によれば、Nikon Z6 24-70レンズキットの価格が29万2979円。Nikon Z6 24-70+FTZマウントアダプタキットが28万3091円が最安値となっています。
通常、標準ズームにマウントアダプタが付属しているキットのほうが、どう考えても価格が高くなるはずなのですが、価格.comではFTZアダプタキットのほうが1万円ほど安くなっているというおかしな状態になってしまっていますね。
FTZのアダプタは無料ではありませんので、もし標準レンズキットを購入したい場合でも、FTZアダプタを購入して、カメラショップで中古で販売してしまえば、その分、安く購入できることになりますので、購入を検討している人は下取り価格を調査したうえで、それぞれのキットの価格差と比較して購入すると得をするかもしれません。
また、すでにZシリーズを所有していて、FTZアダプタを所有していない人は、未使用の新古品が出回る確率が高くなると考えられますので、納得できる価格であれば購入を検討してみてもいいかもしれないです。
しかし、どうしてこのような価格差が発生してしまうのでしょうか?
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価格が逆転してしまう理由
まず、レンズキットのほうですが、こちらは在庫が少なくなってきているようですね。そのため、主に激安系のショップが販売を止めているようです。そのため通常のカメラショップだけが販売している状況なので、最安値は上昇しているような感じになっていますね。
それに比べてマウントアダプタキットについては、在庫が豊富なようで激安系のショップからも販売されています。そのため、激安系ショップ同士が価格を競っているため、値下がりしているというような状態になっているようですね。
レンズキットについてですが、在庫切れになっているショップが多く有名な量販店ではヤマダ電機、コジマ、フジヤカメラ、ケーズデンキなどで在庫なしになってしまっています。
通常であれば、価格の安いほうを選択するはずですが、カメラなどの高額な製品な場合はかならずしも安いところで購入しない場合があるという特徴があります。高い買い物になるので、安心できるショップで購入したい、修理やリコールがあったときに近くに実店舗があるほうが対応してもらいやすい、店員さんが親切に説明してくれるなど、様々な理由から実店舗や、知っている実店舗のネットショップで購入したいと思う人は一定数いるため、このような価格の逆転現象が起こります。
また、ショップ側としても、ほとんどメーカ保証だけでアフターサポートをしないというショップがあり、そういうショップではサポートが手薄なぶんだけ価格を安く提供していする場合もあります。価格を高めに設定しているショップでは、ポイントがあったり、クレジットカードや割賦が利用できたり、購入後の延長サポート的なものがあったりして顧客を獲得していたります。そのため、激安系のショップと同等の値下げができないという事情があり、激安系のショップが販売を中止すると、その製品の価格か上昇してしまうということもありますね。
いずれにせよ、今はアダプタキットのほうが最安値では安くなっていますので、とにかく安く購入したいという場合には購入を検討したいところですね。今はニコンのキャッシュバックもあります。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://kakaku.com/camera/digital-slr-camera/itemlist.aspx?pdf_subse=2327
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