ソニーへのインタビュー
ソニーへのインタビュー記事が公開されています。内容的に非常に面白かったので紹介したいと思います。
それではインタビュー記事をみてみましょう。
- フルサイズミラーレスの先駆者として競合他社をどう感じているか?
- 競合他社の参入はソニーのミラーレスが評価されている証として歓迎している
- α7R Vの新しいAI処理チップのように可能性を高めていく
- APS-CミラーレスはVlogに注力し静止画に注力していないようだが?
- すでに静止画用としてα6600とα6400がある
- しかしレンズ交換式カメラのVlogの需要にも対応する必要がある
- APS-Cはコンパクトでフルサイズとは異なる需要がある
- 写真家にとっても魅力的な商品づくりに挑戦していく
- 日本市場の特殊性は?
- 海外と比較して動画作成に関して保守的だった
- しかし今は海外との差はない
- α7R Vは前機種から3年後の発売だ。カメラ開発にかかる時間は?
- 発売間隔は重要ではない
- AI処理の次世代AF、バリアングル液晶など大きな改良を行うことが重要だった
- α7R Vは前機種と同じ6100万画素だが?
- 広角で撮影し切り出すスタイルを採用している人が増えている
- 高解像度が必要かユーザの声を聞きながら判断している
- 35mmレンズの所有者が50mmの画角が欲しいときトリミングできる高画素は便利だ
- 注目されているAIのソフト技術をどのように組み込んだのか
- 残念ながら技術がどう実装されているか詳しく公開できない
- 深層学習で実現した即時認識処理を行うため最先端のソフト技術を統合している
- コンパクトのボディではサイズや重量、バッテリーの制約がありカメラ内部にAIを搭載した
- クラウド上でもAIを活用し、この二つが連携して機能する
- α7R Vの技術は今後のカメラで期待できるか?
- ソニーはハイエンドモデルの技術を多のカメラにも積極的に導入している
- これら機能にはコストがかかるため製品の正確、価格とのバランスで決める必要がある
- 20-70mm F4 Gが発売されたが、なぜ20mmスタートなのか?
- Vlogや自撮りなど超広角のニーズが高まっており、その要望に応えるため
- 20-70mm F4 Gは価格が高く人を選ぶのでは?
- すでに多くの手頃な価格のレンズがあり好評をいただいている
- 次のレンズを予測することはできないが、もっと手頃な価格のレンズも提供したい
- RX100シリーズから離れたのか?
- 超小型で高性能とユーザから高い評価を得ている
- RXとZV-1を組み合わせることで多くのユーザの需要に応えられると考えている
- RX1Rの後継機種はなぜなかったのか?
- RXシリーズについては話すことができない
- 将来の製品についてコメントできないがユーザの望む製品を提供していく
α7R VのAI技術を他のシリーズでも展開か
上記を一部引用して要約したものになります。全文はとても長文で詳細ですので、興味のある方は本記事下部の記事元リンクから全文をご覧ください。
さてインタビューでは様々な興味深い内容が記述されています。しかし、なかなか口が堅いといったら失礼ですが、一般的な内容に終始している印象です。例えば、将来のことについては具体的に言えないことが多く、ユーザの意見に耳を傾けて製品を開発するとか、需要を満たす現行製品があるというような返答が多くなっています。
その中でもα7R VのAI関連技術について、価格と機能のバランスになるとしながらも、他のモデルでも採用される可能性が示唆されていて、これはαシリーズのユーザとしては嬉しい発言なのではないのかな?と思いますね。
さすがに廉価なZVシリーズなどへの搭載は不可能かもしれませんが、α7シリーズの最新機種には搭載される可能性があるかもしれません。α7Cシリーズとなるとサイズとの兼ね合いで微妙なところかもしれませんね。
この他、ユーザとして気になるのはコンデジのRXシリーズがどうなるか?というところではないでしょうか。まあコンデジ市場がかなり落ち込んでいますので、いまさら1インチコンデジを発売しても市場に受け入れられるかどうかは微妙なところですが、GR IIIのようなとがったカメラを作ればまだ売れる可能性はあるのではないのかな?とも思いますね。でも、それだとZVシリーズで十分という判断になるのかもしれません。
(記事元)https://phototrend.fr/2023/03/interview-sony-cpplus-2023-yu-takae-a7r-v/
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