ニコン Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sの供給不足を告知
ニコンがZ 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sの受注を一時停止すると発表しました。それではプレスリリースをみてみましょう。
「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」の一時受注停止に関するお知らせ
平素はニコン製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」におきまして、想定を超える大変多くのご予約をいただいており、お客さまへ製品をお届けするまでに今しばらくの時間を要するため、2022年12月2日(金)以降、注文の受付を一時停止することにいたしました。受注好評を受け増産を検討しておりますが、本製品をお待ちいただいているお客さまには、多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
お届け時期の目途、並びに受注の再開時期に関しては、状況を見ながら検討し、確定次第改めてお知らせさせていただきます。
一日も早くお届けできるよう、最大限の努力をしてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
(記事元)ニコンWebサイト
プレスリリースによれば、ニコンはZ 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sが想定を超える予約があったため、受注委を一時停止するとしています。
受注一時停止は珍しい?
いまでは当たり前になったカメラ関連製品の供給不足の告知ですが、供給不足を告知するお知らせは結構ありますが受注まで停止するのは結構珍しいように記憶しています。と思って調べたら結構ありました。
- Z 400mm f/2.8 TC VR S
- M.ZUIKO 150-400mm F4.5TC
- α6100
- α6400
- α6600
- α7C
- ZV-E10
- PEN E-PL10 EZ Wズームキット
並べてみるとオリンパス、ソニー、ニコンは多いようですがキヤノンは少ないという感じがします。
しかし、これだけみてみるとこれ以外にも「お届けまでのお時間をいただく」という常套句の供給不足の告知を合わせると非常に多くの製品で供給不足になっていることがわかりますね。
これまでは供給不足のお知らせがでると、購買意欲を煽る飢餓商法ではないかと批判されることが多かったですが、特にカメラ界隈では供給不足のお知らせが一般的になりつつあると感じています。それだけ半導体不足、サプライチェーンの混乱が未だ続いているということになるのだろうと思います。
リスクとしては、中国の新型コロナウイルスまん延による繰り返されるロックダウンによるサプライチェーンの問題、いまだに続くコンテナ不足、米中新冷戦による中国工場からの脱却など要因は様々あり、これらが複合的に関係して供給不足にならざるをえない状況になっているのではないかと思いますね。
今後もしばらくロシアの侵略や覇権的な中国の動きが収まらない限りこの問題は解消しないのかなと思ってしまいます。
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