フルサイズカメラのメーカ別シェア公開 ソニー40%で首位 ニコン20%割る

 

(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/0e98f95b88e396e655cf8bcf94048c61bff4a874

BCNがフルサイズレンズ交換式デジカメのシェアを公表

BCNがレンズ交換式のフルサイズカメラのメーカ別シェアを公開しています。(画像クリックで拡大します)最近のデジカメの販売状況についての解説などもありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

記事によれば、レンズ交換式のフルサイズカメラのシェアはソニーが1位のシェアを獲得していて、ほぼ半数の42.6%のシェアを獲得しているとしています。ベーシックモデルから小型なα7C、動画性能や暗所撮影に強いα7S、高解像度に対応したα7Rなど全方位でカメラ展開しており、さらに交換レンズも各社サードパーティーメーカをあわせてかなりの本数がでているので、シェアが高くなるのもわかるというものですよね。

さらにソニーはミラーレスカメラでは数少ないプロフェッショナル向けカメラとなるα1を発売しましたので、今後はキヤノン、ニコンのプロ向け一眼レフからソニーのα1に移行を検討する人も増えてくるはずで、そのぶんさらにシェアを上乗せする可能性が高いのかなと思います。

グラフをみると2020年12月時点での各社のシェアは以下のようになっていることがわかります。

・ソニー 42.6%
・キヤノン 31.0%
・ニコン 21.3%
・パナソニック 2.8%
・シグマ、リコー(ペンタックス) 2.8%以下

フルサイズセンサーのシェアなのでこんな感じになってしまいますが、パナソニック、シグマ、リコーのシェアは多く見積もっても2.8%以下というのはちょっと衝撃的な感じかもしれませんね。シグマはともかく、パナソニック、ペンタックスはいつかカメラ事業を譲渡か売却してしまいそうで心配になる数字です。

かつての立ち位置が変わったカメラメーカ

グラフをみると2017年末ころにはキヤノンが40%、ニコンが30%ほどのシェアで、ソニーは20%ほどのシェアだったのですが、ソニーはいまでは42%ものシェアを得るまでになっています。倍増ですね。逆にニコンに関しては半減とはいいませんが、3分の2ぐらいまでシェアを落としている格好です。

これまでの立ち位置でいうと、今のソニーは以前のキヤノンの立ち位置で、今のキヤノンはかつてのニコンの立ち位置、そしてニコンは以前のソニーの立ち位置に置き換わったと考えることができそうです。

特にニコンは数を追わない戦略を追うとしていますが、いくら数を追わないとはいえ、キヤノンやソニーは廉価なAPS-Cミラーレスでも高いシェアを獲得していて、ニコンは廉価製品を販売していないので、フルサイズでこのシェアでは厳しいのでは?と思ってしまいます。

また、2020年の2月から5月ぐらいにかけて一時的にソニーに匹敵するシェアを獲得していますが、これには理由があるようです。まず、この時期は新型コロナウィルスの影響でソニーのサプライチェーンに問題があり、製品を潤沢に供給できなかったことで、ソニーのシェアが一時的に減少したようです。なので、一時的にキヤノンとニコンのシェアが増えたように見えるような状況になったようです。

そして、キヤノンに関してはEOS R5の発表が2020年2月だったので、新製品の仕様などをみてから購入しようと思った人が多く、買い控えが少なからずあったと思いますね。

そしてニコンが一時的にシェアが上がったのは、2020年の2月にNikon D780が発売されたことで、製品が売れてシェアが向上したけれども、その製品発売直後の需要が一巡に初期需要を満たしたところでさらにシェアが落ち込んだというような流れになっていると思います。

2020年12月にはZ 6IIやZ 7IIの発売でシェアをなんとか20%に乗せたようですが、この効果がなかった発売前の月は20%を割り込む月もあります。ニコンはZ 5を8月に発売していますが、そのときにシェアを一時的に伸ばしたようですが、Z 5ではシェアを高めるのには効果が薄かったようです。たぶんZ 5はさほど売れていない可能性が高いと思いますね。

そのため、いまは新製品の効果がなければ、20%を割るあたりがニコンの実質的なシェアになると思いますので、本当に心配になりますね。

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