ニコンは今年、衝撃的なα1の発表に対抗する8kカメラを発表し、それは”Nikon Zシリーズの新しいハイエンドカメラとなるだろう”。
新しい報告によれば、α1(3月に出荷される新しい8k、5000万画素、30コマ/秒のカメラ)をきっかけに、恐らくNikon Z 7IIの4570万画素と同じセンサーを用いて、ニコンは8kカメラで反撃を開始するだろうと述べている。
“ニコンは次に発表するいくつかのカメラのために、ニコンの2000万画素、2400万画素、4500万画素のセンサーの改良に大きな投資をした”と、technology insiderのThom Hogan氏は記述している。”さらなる解像度のセンサーは後からくるだろうが、それはあなたが予想しているより多いかもしれない”
これはニコンがα7R IVにある6100万画素のソニーセンサーを、後に登場するニコンのカメラ(たぶんNikon Z 8)で使用するという以前の報告と一致している。しかしながら、ただし、これは明らかに高解像度のカメラ(α7R IVにとても似た)になるものであり、問題となる8kカメラは、Nikon Z 7IIと同じ解像度で実装され、そして、それは恐らく速度という点においてEOS R5に近い競争力を維持するだろう。
確かに、そのカメラは同じ画素数を内包しているかもしれないが、ニコンの8kカメラはNikon Z 7IIの最高速である10コマ/秒よりも早い撮影が可能になるだろうとHogan氏は言う。
ニコンの8kカメラはソニーのα1と対等になるだろうか?”ニコンのターゲットはソニーのターゲットとは少し異なっている。しかし、私に説明されたカメラについて考えるとニコンユーザにとっては完全に満足できると考えられるということは言える”。
彼は新しいカメラが春の終わり頃、または初夏に発表されると予想している。
(記事を一部引用して意訳しています)
ニコンが8k動画機能対応のミラーレスをまもなく発表する可能性?
DigitalCameraWorldがニコンの新製品についての噂を掲載しています。画像は記事とは無関係のイメージ画像でNikon Z 7IIです。
記事によれば、ニコンはソニーのα1に対抗する形で、今年の春、4月から初夏(6月末?)にかけて、8k動画に対応したカメラを発売する可能性があるとしています。ただ、8kという記述はありますが、動画という記述がないので8k解像度の静止画に対応しているというだけで、8k動画に対応していない可能性もあるのですが、Z 7IIと同じセンサーで実現というような記述があることから、8k動画にも対応しているのだろうと思います(同じセンサーならZ 7IIで8k解像度の静止画は実現できていることになるため)。
となると、Z 7IIと同じセンサーである4575万画素センサーを利用して8k動画対応の新製品を発売する予定があるということなのでしょうか。気になるところです。そして、これとは別に6100万画素のセンサーを利用するカメラも発売される可能性があるようです。たぶん、D880と同一となる可能性が高く、ほぼ中身が同じでレフ機構の有無により一眼レフかミラーレスかが差別化されているカメラが予定されているのだろうと思いますね(Z 7IIがD880のミラーレスバージョンである可能性ももちろんあります)。
8k動画対応機種の命名規則は?
そして記事では、さらに6100万画素のカメラの開発についても示唆されています。で、こちらがZ 8という可能性が高いようですが、そうするとZ 7IIと同じセンサーで、8k動画に対応した機種というのは、どのような名前になるのでしょうか?
これまでの噂では、ニコンのプロフェッショナル用のミラーレスはNikon Z 9になるという噂があり、これが本当ならば、Z 6、Z 7、Z 8、Z 9ですべて埋まってしまうことになります。そうするとZ 7IIの8k動画対応版とも言える機種は、どのような命名になるのでしょうか??Z 7Rなどというように修飾子がつくような命名になるのでしょうかね。
キヤノンがEOS R5で、ソニーがα1で新機軸、別次元の製品を発表していることから、少なくともそれらに追いつく製品をニコンには求められていると思うのですが、それは実現できるのでしょうか?噂が正しければ、春すぎにあると思われる発表が楽しみです。
(記事元)https://www.digitalcameraworld.com/news/nikons-sony-a1-beater-8k-45mp-coming-in-spring-summer-report
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コメント
コメント一覧 (3件)
やっと危機感を感じたのでしょうか?
センサーの改良とありますが、
ソニーの型落ちセンサーなのか、噂だけでどのカメラに載せているのか?なタワー製のセンサーなのか、
読む限りでは機能的にα1やR1と真っ向勝負を避けた控えめでソニーで言えばα9 キャノンであればR5をターゲットにしている感じがあります。
ようやくニコンにとって明るい話題が出てきましたね。
Z7、Z6 を発売時には開発をスタートしているでしょうから
その時点でどのレベルを想定したかですね。
恐らく開発部門はソニーの α9Ⅱ をかもしれませんしキヤノンの
R5 、R6 の発売を掴んでいたかもしれません。
既に発売されていた α9 をブラッシュアップした性能を狙うのが
妥当のような気がします。
製品開発というのは競合メーカーから上位の機種が出てからというのは
遅すぎてそんなことはあり得ない。
開発計画では競合他社がどの程度の製品をいつごろ出すか予測して計画を
するものです。
ミラーレスカメラへの取り組みが遅れてしまったため苦戦を強いられてきたのが現状ですが、次回作は画像処理エンジンも刷新するでしょうからより力の入ったミラーレスカメラになるのでしょうね。
競合他社との駆け引きもあるでしょうから、動画機能なども充実して来るのでしょう。ただ、スチル中心で撮影している自分からすると、Z5のような動画機能を控えめにした同等性能の機種も平行して開発・発売してもらえると嬉しいですね。8Kは編集環境なども考えると、プロの世界は別かも知れませんが今のところは一般人にはややオーバースペックだと思います。
α1のようなボディサイズを抑えた機種も夢がありますが、寒冷地での手袋を使った操作や物理ボタンを使ったダイレクトな操作性の利点を考えると、いたずらに小型化を目指すのは好ましくない場合もあると思います。
特に超望遠レンズを多用する撮影の場合は、ボディイサイズから来る数百グラム程度の重量差はレンズ重の誤差範囲程度とも言えますので、プロ機を名乗るのなら多少の大型化は恐れずに堅牢かつ使い勝手の良い機種が発売される事を強く望んでいます。
Zレンズはニコンから良い物が出ているので、ボディ性能が先頭グループに近づけばユーザーも増えると思いたいですね。