2025年7月コンデジ売れ筋ランキング
2025年7月のコンパクトデジタルカメラの売れ筋ランキングが公開されています。いまどのようなコンパクトデジタルカメラが売れているのでしょうか?
- KODAK PIXPRO C1 ブラック
- KODAK PIXPRO FZ55 ブラック
- パナソニック LUMIX TZ99 ブラック
- 富士フイルム instax mini Evo Black
- KODAK PIXPRO WPZ2
- KODAK PIXPRO C1 ブラウン
- 富士フイルム instax mini Evo Brown
- KODAK PIXPRO FZ45 ブラック
- ケンコー・トキナー デジタルカメラ ブラック
- KODAK PIXPRO FZ55 レッド
コダック製品が怒濤のランクイン
コンパクトデジタルカメラのランキングをBCNが伝えています。集計期間は2025年7月の1ヶ月間となっています。ランキングは20位までありますので、全てのランキングは本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
ランキングを見ると、すぐに分かるとおりコダック製品がずらりと並んでいることがわかります。また、それに続いてパナソニックのコンデジや富士フイルムのインスタントカメラがランクインしていますね。Instaxはインスタントカメラの製品もありますが、イメージセンサーを搭載しているカメラについてはコンパクトデジタルカメラ扱いとなるようです。イメージセンサー非搭載機種も含めればきっとかなり売れているシリーズになるのではないかと思います。
数多くランクインしているコダック製品は価格が安く、2万円前半ほどで販売されていることが多いので売れる理由もよくわかります。しかも画素数が少なく1/2.3インチ程度のイメージセンサーを搭載していて、画質がとても良いというわけではなく、エモい写真が撮影できるとして売れているようですね。
また、最近では修学旅行などでスマホを禁止している学校も多く、写真が撮影できないということで、かわりにスタンドアロンのカメラが購入されているという理由もあるようです。修学旅行などイベントでしか利用しなければ、家族で1台購入してシェアして利用することも可能です。
国産メーカーの機種ではキヤノンのIXYやペンタックスのタフネスコンデジ、パナソニックのネオイチがランクインしていますが、やはり価格がネックになるのかランキングは10位以下になってしまっています。
低価格でカメラを提供しているコダック製品の人気の高さがわかるランキングでした。
- ZV-E10 II 4K 120p、FullHD 240p機能を無償提供も一部機能制限に注意
- ライカ LUMIX S1RIIベースの新しいSLカメラを発表との情報
- キヤノン 1.4倍テレコン内蔵 400mm f/2.8、600mm f/4ほかの特許
- α7 V “RAWのノイズ除去適用”はデュアルゲイン出力が原因との新判断
- α7 V RAWにノイズリダクション組込み デュアルゲインでないことも判明
- キヤノン 200mm f/1.8、300mm f/2.0レンズの特許を出願
- α7 Vダイナミックレンジテスト公開 低ISOでα7 IVを大幅に上回る結果
- EOS R3 Mark IIが本当に登場する可能性があるのか語ろう
- ニコン RED監修イメージングレシピ公開 憧れの色表現を簡単に実現
- ソニー α1の新ファームをメジャーバージョンアップ V4.00公開
–BCN


コメント
コメント一覧 (1件)
コダックの躍進を見ていると、典型的な残存者利益の様に思われます。
個々のデジタルカメラが持つ特色を考えると、必ずしもスマホが全ての点で上回っている訳でも無さそうです。これからもこのセグメントは一定の支持を得られそうですね。
とはいえ、昔のように多くのメーカーがコンデジを作るのかというと個人的にはそれは無いと思っています。