α7 Vダイナミックレンジテスト公開 低ISOでα7 IVを大幅に上回る結果

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α7 V
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α7 V ダイナミックレンジテスト

画像タップで拡大します

ISO400以下で1段分の向上

α7 Vのダイナミックレンジテスト結果をPhotons to Photosが公開しています。

α7 Vのダイナミックレンジ測定結果が公開されました。非常に早い公開で、このサイトの運営者がα7 Vに非常に高い関心を持っていることがわかりますね。上記の画像は縮小されており、タップすると拡大画像を閲覧することが可能です。

まずグラフの見方ですが、以下、白黒や色に関係なく●(マル)がノイズリダクションされていないことを示しています。▼(下向き三角)はノイズリダクション処理されており、▲(上向き三角)はスケーリング処理されていることを示しています。また黒塗り(色塗り)は常用ISO、白塗りは拡張ISOであることを示しています。

ノイズリダクションされていない
スケーリング処理されている
ノイズリダクション処理されている
黒(色)塗り常用ISO
白塗り拡張ISO

今回は、前モデルであるα7 IVと、同じ部分積層型のNikon Z6IIIとの比較をしてみました。

まず違いですが、α7 Vはすべて下向きの三角になっていて、これはノイズリダクション処理されていることを意味しています。ただし、これはサイトが掲載を間違えている可能性もあるのと、イメージセンサーやプロセッサの都合上でこのような表記になっている可能性は残ります。

そして、前モデルのα7 IVと比較すると、ISO400以下でα7 Vのほうが良い結果を出しており、これはおよそ1段分に相当するようです。α7 IVでは、ISO100あたりとISO400あたりで急激にダイナミックレンジが改善するトリプルゲインのようになっていますが、α7 Vでは常用ISOでまっすぐなグラフとなっていることがわかりますね。

そして、同じ部分積層型のNikon Z6IIIと比較すると、かなりα7 Vの結果が優れていることがわかります。Nikon Z6IIIはISO800ほどからα7 Vと同等になりますが、ISO800以下ではα7 Vのほうがかなり優れていますね。なぜNikon Z6IIIがこのような傾向なのかは不明ですが、センサーやイメージプロセッサに何かしらの特徴があるのかもしれません。

ノイズリダクションがあることが少し気になりますが、部分積層型になりダイナミックレンジが悪化したということは、α7 Vではなさそうです。

さらにα7 Vの進化した点を「α7 Vがα7 IVより進化した主な15の機能」で詳しくお伝えします。

Photons to Photos

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α7 V主な仕様

α7 V 主な仕様
スクロールできます
センサーサイズ35mmフルサイズ、部分積層型Exmor RS CMOSセンサー
画素数約3300万画素
センサークリーニングアンチダスト機能
イメージプロセッサBIONZ XR2
手ぶれ補正イメージセンサーシフト方式5軸補正
手ぶれ補正効果中央最大7.5段、周辺最大6.5段
高速連続撮影電子:最大約30コマ/秒
メカ:最大約10コマ/秒
動画撮影7Kオーバーサンプリング 4K 60p
4K 120p(APS-Cクロップ)
シャッター速度静止画撮影時 (メカシャッター): 1/8000-30 秒、バルブ
ISO静止画撮影時: ISO 100 – 51200 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 204800)
フォーカスポイント静止画時:最大759点 (位相差検出方式)
動画時:最大759点 (位相差検出方式)
EVF0.5型 約369万ドット
背面液晶3.2型4軸マルチアングル液晶モニター 約210万ドット
メモリカードスロットSLOT1: SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress 2 Type Aカード用マルチスロット
SLOT2: SD (UHS-I/II対応)カード用スロット
サイズ約130.3 x 96.4 x 82.4 mm、約130.3 x 96.4 x 72.3 mm
質量バッテリー、 メモリーカード含む: 約695 g
α7 V

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