LUMIX GM5が人気カメラに
パナソニックのLUMIX GM5の価格が急騰しているという記事が公開されています。なぜ急騰しているのでしょうか?この記事で詳しくお伝えします。
パナソニックのLUMIX GM5は、EVFのある世界最小のマイクロフォーサーズカメラとして2014年に発売された。超小型サイズと交換レンズ、および高品質のEVFを組み合わせたことで、ストリートフォトグラファー、旅行者、マイクロフォーサーズ愛好者たちに人気となった。数年後、LUMIX GM5は中古価格で驚くべき高値になっており、特に数が少ないカラバリにおいて、それは顕著となっている。
2020年以降、関心は再び高まりだした。主な理由は以下の通りだ。
- コロナ禍で多くの写真家が小型で楽しいカメラに戻った
- フィルムカメラの価格が高騰し、LUMIX GM5のようなデジタルレトロカメラが魅力的となった
- インフルエンサーがLUMIX GM5を披露し始めた(特に日本とEU)
- 他の小型のマイクロフォーサーズカメラが不足しており、最新の後継機種は発売されていない
LUMIX GM5は2030年までに約750ドル(ブラック)に達し、レッドモデルは900~950ドルに近づくと予想されている。
小型でレトロなカメラが人気に
LUMIX GM5の中古価格が急騰していると43rumorsが伝えています。
記事では、LUMIX GM5の中古価格について調査していて、平均価格は2016年には約650ドルだったものの、2020年には約320ドルまで下がってしまいました。しかし、その後に価格がV字回復し、2025年には600ドルまで戻っているとしています。つまり、最低価格の約2倍になっているということで、中古市場でLUMIX GM5の人気が非常に高まっていることがわかりますね。
その人気の理由としては、現在ではLUMIX GM5のようなカメラがなく希少性が増していること、非常に小型なカメラでポケットに入るサイズであること、レトロなデザインのカメラであることなのだそうです。
これは今売れているカメラにも言えることで、小型軽量、四角いデザイン、レトロデザインのカメラが非常に人気となっています。例えば、OMデジタルのPENシリーズ、パナソニックのLUMIX S9、ニコンのNikon Z30、ソニーのα7C II、富士フイルムの小型なカメラ全般が人気となっています。
パナソニックが非常に小型軽量のマイクロフォーサーズのカメラをレトロデザインで発売したら、かなり人気になると思います。しかし、これが一過性の流行なのか、長く続くものかわからないので、いまから人気に乗じて新製品を開発するのは難しいと思うので、悩ましいところかもしれません。その点では、X-E5やX halfを発売する富士フイルムはタイミング的にはバッチリでしたね。
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