シグマ 超望遠ズームの特許
概要
【出願人】
株式会社シグマ
【課題】
変倍比を大きくしつつ、ズーミングによる重心移動を抑え、小型・軽量化を実現し、良好な光学性能を備えた変倍結像光学系を提供する。
主な実施例
| 仕様 | 広角 | 中間 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 206.00 | 500.00 | 778.00 |
| Fナンバー | 7.23 | 8.30 | 9.21 |
| 全画角2ω | 11.71 | 4.80 | 3.08 |
| 像高Y | 21.63 | 21.63 | 21.63 |
| レンズ全長 | 350.00 | 350.00 | 350.00 |
| 仕様 | 広角 | 中間 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 411.98 | 999.96 | 1555.93 |
| Fナンバー | 14.45 | 16.01 | 18.39 |
| 全画角2ω | 5.97 | 2.45 | 1.58 |
| 像高Y | 21.63 | 21.63 | 21.63 |
| レンズ全長 | 386.18 | 386.18 | 386.18 |
| 仕様 | 広角 | 中間 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 309.00 | 550.00 | 780.00 |
| Fナンバー | 6.50 | 7.63 | 9.21 |
| 全画角2ω | 7.71 | 4.32 | 3.04 |
| 像高Y | 21.63 | 21.63 | 21.63 |
| レンズ全長 | 365.00 | 365.00 | 365.00 |
| 仕様 | 広角 | 中間 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 206.00 | 500.00 | 778.00 |
| Fナンバー | 9.20 | 9.22 | 9.22 |
| 全画角2ω | 11.59 | 4.75 | 3.06 |
| 像高Y | 21.63 | 21.63 | 21.63 |
| レンズ全長 | 365.00 | 365.00 | 365.00 |
| 仕様 | 広角 | 中間 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 206.00 | 500.00 | 780.00 |
| Fナンバー | 6.44 | 7.30 | 8.22 |
| 全画角2ω | 11.34 | 4.64 | 2.97 |
| 像高Y | 21.63 | 21.63 | 21.63 |
| レンズ全長 | 368.00 | 368.00 | 368.00 |
| 仕様 | 広角 | 中間 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 154.50 | 375.00 | 577.80 |
| Fナンバー | 5.73 | 5.79 | 6.47 |
| 全画角2ω | 15.31 | 6.31 | 4.06 |
| 像高Y | 21.63 | 21.63 | 21.63 |
| レンズ全長 | 340.00 | 340.00 | 340.00 |
超望遠ズームの特許
シグマが新たなデジタルカメラ用の望遠ズームの特許を出願していることが明らかになりました。主な実施例として上記のような仕様のレンズが記述されています。まとめると以下のようなレンズになるようです。
- 200-800mm f/7.2-9.2
- 400-1500mm f/14-19
- 300-800mm f/6.5-9.2
- 200-800mm f/9.2
- 200-800mm f/6.4-8.2
- 150-600mm f/5.7-6.4
いずれも超望遠ズームとなっていることがわかりますね。また、像高からそれぞれフルサイズデジカメ用の交換レンズになっていることがわかります。それでは、具体的にどのような特徴のあるレンズなのか、詳しく見ていきましょう(当サイトの解釈です)。
今回の特許を見ていくと、ミラーレス時代の超望遠ズームに求められる三つの要素、高変倍化、小型軽量化、そしてズーミング時の重心安定を同時に満たすための新しい光学設計が示されているようです。従来の設計では変倍比を大きくすると鏡筒が長くなり、重心が前に寄ってしまい、ジンバル撮影では扱いづらくなるという課題がありました。
今回の特許では、レンズ配置を丁寧に工夫することで、変倍比を大きくしながらも重心移動を抑え、全長を伸ばさずに小型化を図るという方向性が採られています。特に、物体側の大きな前群をズーム全域で固定し、その後ろに配置された複数のレンズ群が変倍に必要な動きを分担する構造になっていて、鏡筒外側が伸び縮みしないインナーズームの特徴が強く表れているように見えます。
この特許のズーム構造は、一般的な単純なインナーズームとは少し異なり、複数のレンズ群がそれぞれ異なる軌跡で動くことで変倍を成立させる方式になっています。前側の大きなレンズ群は固定されたまま、後ろ側の負の役割を持つレンズ群が像側へ移動し、中間のレンズ群がそれぞれ異なる軌跡で動くことで、ズーム全域での収差変動を抑えながら高変倍化を実現しています。
鏡筒外側が動かないため、ズーミング時の重心移動が非常に小さく、長時間の手持ち撮影やジンバル撮影でも扱いやすいズームレンズになることが期待できますね。
フォーカシングについては、中間群のうちレンズ径の小さい群を光軸方向に動かす方式が採られており、これはインナーフォーカスの構造だと思われます。物体側の大きな前群はフォーカス時にまったく動かず、後続群も固定されているため、フォーカス時の重心変動がほとんどありません。
超望遠ズームではフォーカス群が重くなるとAF速度が低下しやすくなりますが、今回の特許では高速AFと軽量化を両立できるように設計されているようです。画角変動を抑えやすいインナーフォーカス方式は、動画撮影でも非常に相性が良く、フォーカスブリージングの抑制にも寄与します。
特許の実施例では、後続群の一部を光軸直交方向に動かすことで防振群として機能させることができる、と明記されています。これは光学式手振れ補正の動作そのものであり、この光学系がOIS搭載を前提にした構造を備えていることがわかります。
今回の特許が示している交換レンズはは、超望遠ズームの弱点であった重心移動の大きさを抑えつつ、変倍比を大きく取り、全長を伸ばさずに小型化を図るという、次世代のズームレンズに求められる要素を丁寧にまとめた構成になっています。
鏡筒が伸びないインナーズーム構造、中間群で行うインナーフォーカス方式、そして後続群の一部を防振群として使えるOIS対応の柔軟な設計になっていて、高画素化が進む中で、携帯性と光学性能を両立した新しい超望遠ズームとして非常に魅力的なレンズになるかもしれませんね。
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現在噂されている新製品情報
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キヤノン
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| レンズ | |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年発表 2027年初め登場 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年発表 2027年初め登場 |
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