メモリー不足で発売できず?
要約
昨日、私たちは、富士フイルム X-T6の発売延期の理由がRAM不足にあること、そして発表を延期したことで、少なくとも現在FX5を悩ませている供給問題を回避できていることをお伝えした。
アップルでさえ、メモリ不足と価格高騰に苦しんでいる。例えば最新のiPhone 18 ProおよびiPhone 18 Pro Maxでは、512GBモデルまでは高速なTLCメモリを採用しているが、1TBモデルではより低速なQLCフラッシュメモリを使用している。
アップルは富士フイルムより多くのメモリを購入している。それにもかかわらずこうした状況なのだから、富士フイルムの交渉力はさらに弱く、X-T6の生産は部品調達やコスト面で一層困難になっていることになる。
どうやらマイクロソフトのようなAI大手企業は、膨大な数の先端チップを購入したものの、それらは倉庫に眠ったままになっているという。そのため、世界的な半導体不足という状況自体がさらに奇妙なものに見えてくる。
マイクロソフトなどにとっての問題はチップ供給ではなく、完成した施設の不足だ。単純に、データセンターの建設や電力網への接続が間に合わず、購入したGPUを設置できていないのである。
それにもかかわらず、テクノロジー企業は競争で優位に立つため、次世代チップを買い続けている。その結果、何十億ドル分ものハードウェアが箱に入ったまま保管され、実際に処理を行う前に陳腐化するリスクすら抱えている。
今後も影響が続く可能性も
AI企業の馬鹿げた行為によってデジタルカメラの発売や発表が遅れている可能性があるとFujiRumorsが伝えています。上記は一部を要約したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、AI関連企業はメモリーやAI用GPUなどの半導体を大量に購入しているものの、電力の確保やデーターセンターの建設が追いついておらず、購入した半導体の半分が倉庫に眠ったままになっているとしています。そして、そのしわ寄せはアップルのような大企業にも影響を与えており、アップルより少量のメモリーしか購入しないだろう富士フイルムなどは交渉力が弱いと考えられ、より一層の影響を受けている可能性があるとしています。
記事では富士フイルムの新しいデジカメX-T6がメモリー不足により発表が延期され、ソニーのFX5も同様にメモリー不足などが理由で製品の発売日を延期していると述べています。かなり自身がある書き方をしていますね。
AIを提供する企業は複数ありますが、今は黎明期で技術が発展していっているため、ここで他社を蹴落とすことができればAI関連企業として大きく成功する可能性があります。そのため、他社より優れた技術や計算能力を得るために、とにかくメモリーやGPUを大量に購入して、手元に置いておきたいというインセンティブが働いている可能性はあると思いますね。
逆にメモリーやGPUを購入しないと他社に購入されてしまい、他社に送れをとる可能性があるとまで考えている可能性があるかもしれません。自社で購入してしまえば他社に使用されてしまうことを抑止することができます。
それがデジタルカメラメーカーや、CFexpressカードメーカーなどに影響を与え、製品価格が高騰したり、発売が延期されたりしているとしたら、なんとも迷惑な話だなと思いますね。X-T6の発表延期、FX5の発売日の延期はメモリー不足に起因しているものなのでしょうか?気になりますね。
さらにFX5の発売日が延期されたことについて「ソニー FX5発売日を”未定”から10月下旬以降に改訂」で詳しくお伝えします。
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