キヤノン 小型センサー用20-2000mm f/4.3-11ほかのレンズ特許

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キヤノン 超高倍率ズームの新特許

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概要

【出願人】
【氏名又は名称】キヤノン株式会社

【課題】
高い光学性能を有する内蔵エクステンダ方式のズームレンズを提供する。

【技術分野】
本発明は、撮像に好適なズームレンズに関する。

【背景技術】
ズームレンズには、高ズーム比を得るために、特許文献1にて開示されているような内蔵エクステンダ方式のものがある。内蔵エクステンダ方式では、ズームレンズを構成する一部のレンズ群の代わりにエクステンダ群を挿入することで、全系の焦点距離範囲を長焦点距離側に変化させる。

【発明が解決しようとする課題】
内蔵エクステンダ方式のズームレンズとして、高い光学性能を有するためには、エクステンダ群の構成を適切とする必要がある。

主な実施例

項目広角中間望遠
焦点距離8.5170.561019.53
Fナンバー1.751.755.41
半画角(°)32.884.460.31
像高5.505.505.50
レンズ全長677.55677.55677.55
BF13.3013.3013.30
項目広角中間望遠
焦点距離22.96190.382750.98
Fナンバー4.924.9214.29
半画角(°)13.471.650.11
像高5.505.505.50
レンズ全長677.54677.54677.54
BF13.2913.2913.29
項目広角中間望遠
焦点距離8.5170.561019.53
Fナンバー1.751.755.41
半画角(°)32.884.460.31
像高5.505.505.50
レンズ全長677.55677.55677.55
BF13.3013.3013.30
項目広角中間望遠
焦点距離22.11183.382649.85
Fナンバー4.754.7513.77
半画角(°)13.971.720.12
像高5.505.505.50
レンズ全長677.56677.56677.56
BF13.3113.3113.31
項目広角中間望遠
焦点距離8.2666.71865.27
Fナンバー1.751.754.66
半画角(°)33.664.710.36
像高5.505.505.50
レンズ全長681.47681.47681.47
BF13.2813.2813.28
項目広角中間望遠
焦点距離19.80159.882073.82
Fナンバー4.374.3811.17
半画角(°)15.531.970.15
像高5.505.505.50
レンズ全長681.49681.49681.49
BF13.3013.3013.30
項目広角中間望遠
焦点距離25.50211.523056.37
Fナンバー5.475.4715.88
半画角(°)12.171.490.10
像高5.505.505.50
レンズ全長677.55677.55677.55
BF13.2913.2913.29

放送用カメラレンズの特許か

キヤノンが新たなデジタルカメラ用のレンズの特許を出願していることが明らかになりました。上記の実施例を見ればわかりますが、非常にズーム倍率の高いレンズの特許となっています。焦点距離と画角から計算すると2/3インチセンサーのレンズとなるため、最初はネオイチなどのデジカメ用の特許かと思ったのですが、どうもこれは放送用テレビカメラのレンズの特許となるようです。どのようなレンズの特許なのか、詳しく見ていきましょう(当サイトの解釈です)。

今回公開された特許では、内蔵エクステンダーを備えたズームレンズに関するものです。特許では、高い光学性能を維持しながら焦点距離範囲を長焦点側へ拡張できることを目的としており、特に後群に配置されるエクステンダー群の構成に重点が置かれています。

特許ではエクステンダー群について詳細な条件式が設定されており、エクステンダー群は7枚以上のレンズで構成されることが特徴として挙げられています。実施例では7枚構成および8枚構成の例が示されており、複数の正レンズと負レンズ、さらに接合レンズを組み合わせることで高い光学性能を実現することを狙っているようです。

一部の実施例では、基準状態において焦点距離8.51mmから1019.53mm、開放F値はF1.75からF5.41となっています。一方でエクステンダー群を挿入した状態では焦点距離22.96mmから2750.98mm、開放F値はF4.92からF14.29となっています。また別の実施例では22.11mmから2649.85mmという数値も示されています。

ズーム比はいずれも119.84倍となっており、特許に記載された数値だけを見ると極めて広い焦点距離範囲をカバーする設計であることが分かります。

また、広角端から望遠端までレンズ全長は約677.5mmで一定となっています。数値例では広角端、中間、望遠端のいずれにおいても全長が変化しておらず、ズーミングによって全長が変わらない構成が採用されていることが読み取れます。

なお、特許では手ぶれ補正機構についての説明は確認できません。特許の主題は後群内に配置される基準群とエクステンダー群の切り替え構造およびその光学設計にあり、高倍率化と高画質化の両立を目的とした技術として説明されています。

今回の特許からは、ズームレンズ後群内に配置されたエクステンダー群を切り替えることで焦点距離範囲を長焦点側へ大きく変化させる構成と、その際の画質維持を重視した設計思想を確認することができますね。

これを応用してキヤノンから超高倍率のネオイチが登場すると面白いのになと思います。

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-20260930-

コメント

コメント一覧 (1件)

  • すごいですが、さすがに何に使うのか?という感じがします。像高からすると、2/3インチセンサーかもという気もしますが、それでもフルサイズ換算で4000mm以上とかになりますし、何か細かいことはどうでもいいような、自信も無くなってくる気もしてきます。
    SX70HSの後継機は出してほしいのですが、しかしだんだんと無理そうにも思えてくるこの頃です。

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