キヤノンのVCMレンズの噂
私たちは数週間前に、キヤノンがさらに2本のVCMレンズを発表する予定で、そのうちの少なくとも1本は、現在の5本のラインナップのようなF1.4 Lではないと報じた。これは、特に20mmより広角、または85mmより望遠のレンズの場合には理にかなっている。
RF14mm F2 L VCM
本日、レンズの1本がRF14mm F2 L VCMになると知らされた。ただし、この情報は、直近でRF85mm F1.4 L VCMの情報を報じた情報筋から来たものではないことに注意してほしい。私はレンズ設計者ではないし、キヤノンはこれらのVCMレンズに関して、サイズや重量を同等に保つという新しい設計思想を打ち出している。自動絞り、絞りリング、ボイスコイルモーターもその一環だ。
シネマ用単焦点レンズのスミレシリーズを見ると、Sumire CN-E 20mmはT1.5、Sumire CN-E 14mmはT3.1だ。シネマレンズは当然ながらVCM単焦点レンズとは大きく異なるが、CN-E 14mm T3.1とCN-E 20mm T1.5はサイズが非常に近く重量は同じだ。そのため、動画撮影向けに設計されたレンズにおけるキヤノンの思想を考えると、一定の前例があるといえる。
この情報には妥当性があるが、VCM単焦点レンズのシリーズに関して過去ほどの確信は持てない。残念ながらSumire CN-E 28mm T1.5というレンズは存在しない。
発表はいつか?
正確には分からないが、2025年に新しいVCMレンズが発表されるとは考えておらず、2026年にVCMの単焦点シリーズを補完する可能性が高いだろう。その後はRF35mm F1.2 Lのように静止画用レンズや、さらに新しいRF50mm F1.2 L、RF85mm F1.2 Lなどが追加されるのかもしれない。
RF14mm F2 L VCMが登場か
キヤノンの新レンズの噂について、Canon Rumorsが伝えています。噂によれば、キヤノンはVCMのシリーズとなるレンズをさらに2本計画しているそうです。そして、そのうち1本は14mm F2 L VCMになるとしています。重量とサイズを他のレンズと同等にしなければならないため、超広角となる14mmでは開放F値はF1.4ではなくF2になるようですね。このあたりは物理的に仕方がないと思われます。
もう1本のレンズの仕様は、現在のところ不明です。しかし、1本がF2になるということは、もう1本はF1.4になる可能性が高く、記事の情報を信じれば20mmから85mmの間のレンズということになるのかもしれません。
キヤノンがこれだけ短期間に動画向けのレンズを揃えるとは思っていませんでしたが、この充実ぶりはキヤノンの動画に関する関心の高さがうかがえるものとなっています。
- EOS R6 Mark III 使用状況により過加熱の懸念 一般的な撮影には影響なしか
- キヤノン WiFi関連特許侵害で訴訟提起される カメラ・プリンタ製品が対象
- キヤノン 最大7万円還元実施 EOS R7非対象で製品発表の可能性残る
- RF45mm F1.2 STM、EOS C50の発売日が決定 RF45mmは供給不足の恐れ
- EOS R100 ダイナミックレンジテスト結果公開 R50、Z50との比較
- EOS R6 Mark III 静止画は着実に進化 動画は飛躍的に進化
- EOS R6 Mark IIIレンズキット 納期に時間がかかる恐れ
- EOS R6 Mark IIIとEOS R5 Mark IIの違い どちらを購入するべきか
- EOS R6 Mark III、RF45mm F1.2 予約開始 初値も確定
- RF45mm F1.2 STM サンプル画像をLensTip.comが公開
ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2025年第4四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| 3台の認証を受けたカメラ | |
| α7 V | 2025年11~12月 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |


コメント
コメント一覧 (2件)
出るには出るんだろうけど、少なくとも半年以上先にはなりそう
これまでに噂に出て来た順番とか考えると
それに20mmの単焦点出して半年しか経ってないし
キヤノンは単焦点レンズ出し過ぎにも見える
キヤノンのレンズのほぼ半分は単焦点レンズ
シネマレンズ除くと明日出る85mmF1.4含めて52本中、25本も単焦点
単焦点は数が出ないんだし、全体の40%以下にはしたい
まだ出して欲しいズームレンズは沢山あるんだから、それを差し置いて単焦点レンズ出すなら毎年9〜10本リリースするなら分かるが、7本ペースで出すなら単焦点2〜3本、ズームレンズ4〜5本が理想的な展開
結局単焦点レンズはズームレンズよりライフサイクル長いから、時間稼ぎで早く出したいとも言えるが、そんな事はユーザーには関係ない話
しかもRF-Sのレンズ差し置いてやる話かよって事だから
RF-Sのレンズを既に15本程度出してるなら、まだしも正味スチルで使えるレンズは僅か5本しかない
カメラ4台あってたったレンズ5本とかユーザー馬鹿にしてる話だから
VRレンズや3Dレンズは基本動画向けレンズ
許してやるから、これから毎年RF-Sレンズ3本ずつ出せよ
2030年までは
そうすれば20本は超えるから(笑)
超広角VCMが1本出るのは確定情報(下記)で、焦点距離もCN-Eを考えれば妥当なので、まぁそうですねレベルのお話です。目新しい話はF値だけですかね。
他の話は現時点で妄想の域を出ないでしょう。F1.2周りの話は特に。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/2046749.html
コメントにあるRF-Sレンズは、知る限り純正と遜色無く使えるシグマの9本を加えればそれなりの数と言えると思います。どうしても出したい・出す利(理)のある物以外はサードに任せるつもりでしょう。
まぁ、EF-M22/2のマウント変えくらいならすぐできるでしょ、とは思いますが……それすらやる気にならないくらいの売れ行き、あるいは利益率なんですかねぇ。