ニコンの新パワーズームレンズ
ニコンが動画撮影向きとみられるパワーズームを開発している可能性があるようです。そしてその製品の画像が流出したとしています。どのような画像が流出したのでしょうか?
最近のREDの買収に伴って、ニコンが既存の動画市場でかなりのシェアを獲得しようとしていることは、既に知られているところだ。また、ニコンがNIKKORシネマレンズを積極的に開発しているという報告もいくつか受けている。
- 3月に最初に報告したことは、ニコンがZマウント用のTストップ付きのシネマレンズを制作し始めているということだ
- REDの新CEOは新しいNIKKORシネマレンズについて言及している:「将来的には、これらの異なるアプローチを考慮に入れ、追加のシネマレンズのラインナップを検討したいと考えている」
- 最近のニコン/REDとのインタビューでは「ニコンはNIKKORシネマレンズの開発を積極的に検討している」と述べられている。
これが新しいNIKKOR 28-135mmパワーズームレンズと思われる流出した画像だ。
パワーズームレンズの画像が流出か
記事によればニコンが28-135mmのパワーズームを開発している可能性があるようです。そしてその画像が流出したとしています。
画像では、NIKKORという文字と、28-135mmという焦点距離、そしてパワーズームという文字が刻印されていることがわかります。このことからニコンがシネマカメラやNikon Z 9などで動画を撮影する人向けにシネマレンズを計画しているのではないか?と考えられているようですね。
このように言われ、画像も実際に流出したらしいところをみると、かなり妄想が捗るわけですが、まずはこの画像からわかるところをみてみましょう。
画像に写っているものは、間違いなく完成品としてのレンズそのものではなく、何かしらの部品であるようです。しかもおそらく円形の何かで、輪っかになっている部品を横から撮影しているらしいことがわかりますね。
またこの部品には刻印がありますが、表面はのっぺりとしたプラスティック状のようなもののようですので、仮にレンズの部品ではないとしても何かしらのリングなどではないことがわかります。可能性としては、レンズキャップか、またはレンズの鏡筒の一部分で、レンズをすぐに判別して取り出せるように刻印がされているということも考えられそうです。
なぜ横書きでもいいはずなのに縦に細長く記述されているのか謎ですよね。
そしてこのレンズがシネマレンズかどうかですが、確かにREDを買収したことでその期待が高まるのはわかります。しかし、もしこれが製品の部品の一部である場合、光学設計はすでに完了していて量産体制に入るか入らないぐらいかの状態にある可能性があるのではないかと思います。そうなると(RED買収を発端とした)シネマレンズとしては、ちょっと早すぎるような感じもしますね。
そう考えると、単純に現在のフルサイズミラーレス用の動画向けのパワーズームというだけではないのかな?と思いますね。それとも本当にシネマレンズなのでしょうか?
(記事元)NikonRumors
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コメント
コメント一覧 (1件)
このレンズは元記事を見ると背景の工程表から中国製造のようですね。
タムロンに委託し中国で製造しているように見えます。
管理人さんの想像通り動画向けのパワーズームなのかもしれません。