Nikon Z9Hを計画中?
ニコンがNikon Z9の高速バージョンのNikon Z9Hを計画しているのではないかという噂が流れています。どのような仕様のカメラとなっているのでしょうか?噂をみてみましょう。
Nikon Z9の高速バージョン(Nikon Z9H?)がEOS R1やEOS R3、α9 IIIに対抗するために開発されている。最新の情報によれば、ニコンは読み出し速度が0.4ミリ秒の2000万画素センサーに取り組んでいる。このセンサーは最大1/2000秒のフラッシュ同調速度がある。現在、プロトタイプは生産ラインに入る直前の段階にある。デュアルEXPEED 7プロセッサを搭載している(EXPEED 8プロセッサがすでに存在することは知っているが、このモデルはデュアルEXPEED 7でテストされている)。カメラがどのモデル名で発売されるかはまだわからないが、カメラの発売予定時期は2024年の第4四半期から2025年の第1四半期の間だ。
噂によればニコンがNikon Z9の高速バージョンのカメラを検討しているとしています。画素は2000万画素の積層型センサーで、このセンサーを利用すれば1/2000秒のフラッシュ同調速度を実現できるとしています。またEXPEED 7プロセッサをデュアルとすることで、超高速連写や連続撮影が可能なモデルになることが示唆されています。
ただし、この噂はいつものNewCameraさんの噂なので確度が低い情報の可能性が高く注意が必要です。
中国からのイメージセンサーに関する噂
なお、この噂は中国のWeiboでのイメージセンサーの噂も情報源の一つとなっているようです。それが以下のような噂です。
@E8M_8888: SSS 22nmロジック層プロセスの高速フルフレームCISが計画生産リストに入り、最も早ければ2024年第4四半期から2025年第1四半期に大量出荷されます。 IMX610の40nmロジック層のADトランジスタ面積を基に計算すると、他社向けのCISがIMX809と呼ばれると仮定した場合、2000万画素の設計を使用すると読み出し速度は0.4msに達し、1/2000秒のフラッシュ同期が可能になります。
これは新しいイメージセンサーに関する噂で、高速読み出しのフルサイズCIS(CMOS Image Sensor)が生産の計画リストに入っていて、このセンサーが2024年の第4四半期から2025年の第1四半期に大量に出荷されるとしています。22nmのプロセスルールで設計されており、これを40nmプロセスの現在のセンサーから計算すると2000万画素のイメージセンサーとして登場した場合、読み出し速度は0.4msになり、1/2000秒のフラッシュ同調が可能になるというものです。
またIMX809と仮称すると書いてあることから、これはソニーが製造しようとしているイメージセンサーであることもわかりますね。
このセンサーを利用して、EXPEED 7かデュアルEXPEED 7を利用したNikon Z9Hが発売されるのではないかというのが今回の噂の流れになります。
個人的に思うのはオリンピックの後にNikon Z9Hを発表しても意味があるのかなとも思いますが、他に様々な競技があるためスポーツ撮影用や報道向けとして登場しても確かにおかしくはありません。
この場合、Nikon Z9とは画素数で差別化ができるため「汎用的なカメラ」としてのフラッグシップがNikon Z9、「報道、スポーツ撮影向けのカメラ」としてのフラッグシップがNikon Z9Hという差別化ができるため、案外発売されたら面白いなと思いますね。
実際に発売される可能性はあるのでしょうか?
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(記事元)NewCamera
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コメント
コメント一覧 (7件)
ソース元も信頼性が?のようですし、今から発表→リリースしても五輪に間に合いませんから可能性は限りなく低いでしょうね。低画素高速機の”高速”は以前は連写コマ数でしたがこれからの時代はスキャン速度に置き換わり、引き続き需要はあるものと思っています。
Z9Hの可能性自体は否定しませんがタイミング的に今ではない気がします。高い時期としては次回のW杯前かなと思います。
NewCameraは言わずもがなのホラ吹き王、E8M_8888も数々の噂を外してきた実績の持ち主なので、信憑性は東スポ以下ですね。
正しい前提で考えても、〜2025年初の発売ではあからさまに「出遅れた」感が出ます。
ニコンがもはや五輪を意識していなくとも、機種の性格上発売/発表が間に合ったα9IIIやR1と比較されるのは不可避です。
だったら、もう1年ほど置いて2026年の冬季五輪かW杯に合わせた方がいいでしょう。2025年にも多数の世界大会がありますが、五輪とW杯を上回る印象付けは困難です。
ちなみに世界三大スポーツ大会の3つ目はツール・ド・フランスとラグビーW杯で意見が割れるようですね。そもそもこの「三大」自体日本人特有の話とも言われてますが。
Nikon Z9Hはガセだと思いますが、別に販売タイミングがどうとか言っているのはちょっと時代錯誤かなと思います。昔はオリンピック等で使用されることがアピールになったのかもしれませんが、今はSNS時代、関係ないですね。温存していても、何の得もありません。
なるほど時代錯誤ですか。ぜひその見解をキヤノン戸倉副社長にもお伝えしてみてください。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1609414.html
今の”全部盛り”Z9なら一般層もターゲットですから、SNSが大事ですし時期もいつでもいいかもですが、
わざわざ2個目の旗艦として低画素高速機を出すなら、最も想定されるユーザー=スポーツプロ写真家を意識するのは何ら不思議ではないと思いますけどね?
時代錯誤という理論はちょっと分かりません。キャラクター性の違いじゃないですかね。低画素高速機がもっとも必要とされるタイミングでリリースするのはマーケティング戦略上、重要な事だと思いますが…
年間ミラーレスカメラを今年度は高々65万台しか作れないメーカーが騒いでも所詮月産5万台程度しか作れないんだから、そんなに矢継ぎ早に新製品出せる訳ないから
年内にAPSCミラーレス出すのは確定的で、常に自転車操業的
キャッシュバックでAPSCの受注残片付けるのに手間取ってるんだし、来年の4月以降でないとフルサイズは手がつかない
しかも来年の年末にはZ9発売4年経過する訳であって、後継機出てもおかしくないタイミング
もうニコンは五輪に合わせてフラッグシップは出さない様に見えるから、ある程度出すタイミングはフリーにも見えるが、多少の遅れはあったにしても、来年このZ9Hが出ても、いつZ9Ⅱが出てもおかしくないタイミングであれば、警戒して食い付かないそうするとZ9Hが出るのは出たとしても、来年の4〜9月
そうするとZ9Ⅱも再来年の4〜9月になると予想
つまりZ9Hが出てから1年は開ける
しかし高々1年後にZ9Ⅱ出たら、たまらないユーザー多いから様子見にならざるを得ない
ミラーレス機も、各社、機能(スペック)の競い合いだけになってしまった。
カメラというものがデジタルに切り替わった時点で、「撮影」が「記録」に変わってしまったし、最新のミラーレス機はもはや「ビデオカメラ」で、動画を撮影(記録)して、そこから最良の1コマ(1カット)を取り出す、というように使われるので、仕方が無いといえばそこまでだが、最新機Z6 IIIの評判を見るにつけ、少なくともNIkonは、もう「画質」の向上には主眼を置かないのかな?と、悲観的に思ってしまう。フィルム機時代の、露出もピントも構図もギリギリまで追い込んでシャッターを切った「渾身の1カット」に拘りたいカメラマンも、まだまだいると思うのだが。
と言いつつ、Z9を使用して3年になるが、モデルチェンジの必要性は、全く感じていないけど。