キヤノンの広角ズームの特許
キヤノンが広角ズームの特許を出願していることが明らかになりました。どのようなレンズの特許となっているのでしょうか?
焦点距離 14.00 20.08 29.10
Fナンバー 4.10 5.12 6.40
半画角(°) 40.13 32.31 24.89
像高 11.80 12.70 13.50
レンズ全長 75.20 75.20 75.20
BF 13.95 13.95 13.95
焦点距離 12.40 18.45 28.00
Fナンバー 4.10 5.15 6.40
半画角(°) 41.83 33.90 25.24
像高 11.10 12.40 13.20
レンズ全長 78.70 78.70 78.70
BF 10.00 10.00 10.00
焦点距離 20.60 31.11 48.50
Fナンバー 4.10 5.20 5.88
半画角 46.39 34.93 24.22
像高 18.22 20.32 21.63
光学全長 106.52 106.52 106.52
BF 19.41 19.41 19.41
焦点距離 20.60 28.46 39.00
Fナンバー 4.10 4.10 4.10
半画角 46.54 37.19 29.03
像高 17.95 19.62 20.75
光学全長 94.84 94.84 94.84
BF 12.68 12.68 12.68
特許にある実施例は上記のようになっていて、ほぼ同じような仕様のレンズを重複として排除すると、上記の実施例が残ります。具体的な仕様は以下のようになるようです。
- 14-30mm f/4-6.4 APS-C(35mm換算22-48mm)
- 12-28mm f/4-6.4 APS-C(35mm換算20-45mm)
- 20-50mm f/4-6 フルサイズ
- 20-40mm f/4 フルサイズ
特許では動画撮影向けのレンズとして手振れ補正機能のある広角ズームレンズが用いられているとし、高い光学性能がありながら小型化と広画角化にすることが求められているという記述があります。従って動画向けのズームレンズとして開発されたらしいことがわかりますね。
現在のRF-Sレンズで広角レンズは10-18mm f/4.5-6.3、RFレンズで20mmスタートのレンズはないため、いずれもまだ未発売のレンズの特許ということになりそうです。多少暗くてもいいので、自撮りも可能な20mmスタートのレンズを小型化して作りたかったという感じのレンズでしょうか?
さらに「EOS R5 Mark IIはEOS R1と同時発表の予定だったがさらに延期の可能性」ではR5 Mark IIの発表が遅れているという噂について詳しくお伝えします。
- キヤノンがEOS R3シリーズ継続を明言!? R1発売で存在価値ないの声も
- EOS R1、R5 Mark IIの関連アクセサリ大量に供給不足に 同時購入で供給圧迫か!?
- EOS R5 Mark IIのメインボードが公開 最新技術と冷却システムの秘密
- キヤノンのRF10-20mm F4 Lレンズの特許 他にどのような仕様を検討したのか判明
- キヤノンが決算を発表 レンズ交換式デジタルは順調に推移 増収を見込む勢い
- キヤノンの新レンズの特許 APS-C用14-30mm f/4-6.2ほか
- EOS R1、R5 Mark IIの予約開始 それぞれの売り出し価格はいくらなのか!?
- EOS R5 Mark IIで知っておくべきコトと仕様のファクトチェック
- キヤノン EOS R1、EOS R5 Mark IIの供給不足を告知
- EOS R1とEOS R3はどちらが優れ、どちらを選択するべきか
コメント