EOS R1はα9 IIIよりも高速なセンサーを搭載する?
中国版X(旧twitter)のWeiboでEOS R1のイメージセンサーについての話題が投稿されています。これが想像なのか、何かしらの情報に基づいたものなのかはわかりませんが、興味深い情報なので紹介したいと思います。
超高速・大帯域RS(EOS R1) >> 高速・大帯域GS(A9M3) > 高速・小帯域RS(Z9/Z8/A1) > 中高速・大帯域帯域幅RS(EOS R3/X-H2S) >> 中高速・小帯域幅RS(A9) > 低速RS(各種監視用途向け積層センサー)
投稿をみると各種カメラのイメージセンサーの特徴が記載されています。それぞれ不等号があるわけですが、これはセンサーの速さやデータ転送帯域のことを示していると思われます。
RSはローリングシャッターセンサーを意味し、GSはグローバルシャッターセンサーを意味するようです。さらに高速、中速というのはセンサーの読み出し速度で、帯域についてはADC(アナログ・デジタル・コンバーター)のビット幅か、センサーからイメージセンサーなどへのデータの転送帯域のことを表しているものと思われます。
これをみると、高速の部類に入るセンサーとしては、Nikon Z 9、Nikon Z 8、α1、そしてα9 IIIが該当するようです。しかし、Nikon Z 9とNikon Z 8とα1については帯域が小さく、α9 IIIのほうが帯域が大きいため、α9 IIIのセンサーのほうが”より高速”になるということを意味しているものと思われます。
そして気になるEOS R1ですが、なんと高速を越えて超高速、しかも帯域も広いということでα9 IIIよりも速い読み出し速度のあるセンサーになる可能性が示唆されていることになります。
これが事実かどうかわかりませんが、キヤノンが超高速、高連写タイプのカメラを発売しても確かにおかしくはないのかなと思いますね。よりfpsを速くすることで人を識別し、効率よく認識も可能になるのではないかと思います。EOS R1には人の姿勢から次にどのような動きをするかAIが判断してフォーカスを合わせるような技術が採用されるのではないかと言われていますが、その識別にも役立つかもしれません。
ただし繰り返しになりますが、これか何かしらの情報に基づいたものなのか、想像や憶測であるかわかりません。あくまでそういう情報があったということで理解していただけると助かります。
さらに「キヤノンUSA EOS R1のティザー動画を公開 スーツケースの中には・・・」ではキヤノンがEOS R1のティザーを公開していることについて詳しくお伝えします。
(記事元)E8m_8888
- キヤノン EOS R6 Mark IIIを7月中旬に発表か 海外で大幅値引きで登場の可能性高まる
- キヤノン 100-600mm f/4.6-6.5などのレンズの特許を出願
- キヤノン フルサイズ、APS-Cの広角電動ズームレンズの特許
- マップカメラ 5月人気ランキング 1位X100VIを追うNikon Z5IIという展開に
- EOS R7 Mark IIは3220万画素センサー メカシャッターなし!?
- ヨドバシ 交換レンズ売れ筋ランキング ソニー向けレンズ圧勝 追うキヤノン
- カメラのキタムラ売れ筋ランキング ソニー製品6種類ランクインと圧倒的
- ヨドバシカメラ売れ筋ランキング ソニーが好調 追うニコンとキヤノン
- EOS R6 Mark IIIは3000万画素台の新開発積層型センサーを搭載し価格は約3000ドル!?
- EOS R5 Mark IIの新ファームが間もなく登場か!? AF不具合問題も解消する!?
コメント
コメント一覧 (0件)
グローバルシャッターセンサーと言えどもデータ転送は一列毎なので
R1の方が転送速度が速いというのは分からなくもないですが
何処かに出てましたっけね???
帯域幅も先日の16ビット、14ビットの話であれば確かに広いですね。
私は量子化の話と勘違いしました。(色情報の濃淡の細かさと思っていました)
あくまでRSなので歪みはゼロではないものの、ほぼゼロレベルまで持ってきてるんですかねー。読み出し速度2ms、16bitRAWの噂が本当なのか、それを見て書いているだけなのか……?