EOS R6 Mark IIIの発表の可能性が急浮上?
キヤノンが3台のカメラを認証登録していることで、残りのカメラが何になるのか海外などで話題になっています。
いま発表/開発発表が噂されているカメラはEOS R5 Mark IIとEOS R1です。これで3台のうち2台は確定したとして、残り1台は何のカメラかと様々な議論がされているわけですね。
そのなかで急浮上してきたのがEOS R6 Mark IIIの発売です。もちろん、これは想像であり、何かしらの情報筋からもたらされた情報というわけではありません。
上記のようにキヤノンのカメラのラインナップから考えて、EOS RPの後継(EOS R9?)か、EOS R6 Mark IIIの可能性が指摘されています。また、APS-Cカメラについては、APS-Cのラインナップがまだ新しく、すでに拡充していることからAPS-Cの可能性は低いのではないかと言われています。しかし、それも想像で、Vlog向けのEVFのない動画用のカメラが発売される可能性はあるのかなと思いますね。
そして、なぜEOS R6 Mark IIIの可能性があるのかというと、それは二つのある「出来事」があったからです。
まず一つはEOS R6 Mark IIの割引が行われていることです。以下のように、500ドルの割引が行われていることがわかります。日本円で7万円近い割引なので、かなりの値引きということになります。
キヤノンは海外で新製品の発売直前にカメラを大幅割引することがあるということで、これはEOS R6 Mark IIIの予兆ではないかと考えられているわけですね。
終売になっていたバッテリーグリップ
さらに、EOS R6 Mark IIIの発表を裏付ける情報として海外などで指摘されているのが、バッテリーグリップの終売です。下記のようにBG-R10が終売になっていることがわかります。
このバッテリーグリップはEOS R5/EOS R6 Mark II/EOS R6/EOS R5 C用のもので後継製品の発売があるのかと思ったら、新製品は発売されていないままです。EOS R5とEOS R5 Cは後継機種が発売されると噂されていて、それに合わせて新しいバッテリーグリップが発売される可能性があります。しかし、EOS R6 Mark IIはそのまま発売し続けるはずなのに終売にしてしまうのは不思議だと感じていた人も多かったのではないかと思います。
もし、これがEOS R6 Mark IIIの発売を見越したものであるとしたら、EOS R6 Mark III用のバッテリーグリップもEOS R5 Mark IIとともに発表され、EOS R6もそのうちに終売になり、BG-R10も必要なくなるので終売と考えると辻褄が合うという指摘がされています。
EOS R6 Mark IIを早期に投入したキヤノンの考え
EOS R6 Mark IIIの発売はEOS R6 Mark IIの発売から近すぎるのではないかと指摘する声もあります。EOS R6 Mark IIは2022年12月の発売です。しかしEOS R6は2020年8月に発売されていて、キヤノンの一般的なモデルチェンジ期間から外れた動きをしています。なので、EOS R6 Mark IIIが2024年の夏から冬にかけて発売されても、特におかしいことはありません。
そして、なぜキヤノンはEOS R6 Mark IIを早期に市場に投入したのでしょうか?
―― EOS R6の発売から2年4ヶ月での市場投入となりました。
橋本 カメラを取り巻く環境は急速に進化しています。そこへ少しでも早くお応えしたい気持ちから、EOS R6から今回のEOS R6 Mark IIの発売まで、インターバルが2年4ヶ月とこれまでに比べてやや短くなりました。EOS R6を使用するお客様からも買い替えに悩んでいるといった声をお聞きします。実際に手に取って新機能をお試しいただいた方には「やっぱりMark IIだね」と買い替えられる方が多い状況です。
センサーの大きさやレンズの明るさなどのスペックも比較検討する上で大切な要素ですが、それ以上に大事な選択基準となるのは、自分が撮りたいものにいかにマッチしているか、フィットしているかです。お客様が求めているのは製品品質だけではなくて、お客様が実際に使用する現場品質を含めてのものだということ。そのために、被写体別にどういう使い方や撮り方があるのか、レンズにはどんなバリエーションがあるのか。お客様にご理解いただけるように、もっとわかりやすくお伝えしていく必要があります。
もしキヤノンが同様にユーザの要望に早く応えたいと考えていたとしたらEOS R6 Mark IIIの可能性は高まりそうです。
というわけでEOS R6 Mark IIIの可能性が急浮上してきたわけですが、もちろんこれは完全に推測であり、何かしら確実性のある情報ではありません。実際の3台目のカメラはどのようなカメラになるのでしょうか?
さらに「キヤノン 第1四半期のレンズ交換式デジカメ販売台数大幅減の理由が判明」ではキヤノンのカメラの販売台数が減った理由について詳しくお伝えします。
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コメント
コメント一覧 (4件)
BG-R10終売のことを忘れていました。確かに、R6IIも終売なら後継BGが非互換でも無問題になります。新型バッテリー共々登場、はあり得るのかも。
BG-R10はスティックの位置などが評判良くないですし、配置を最適化した新型が出るだけって可能性もありますが……まぁ、過度に期待せず様子見ですね。
R6Ⅲの登場は早すぎてないと思います。
バッテリーグリップはR5Ⅱ用がリニューアルされ、R6Ⅱと共用になるのだと思いますよ。
高価なフルサイズばかり出してもユーザーが付いて来れませんので、新機種が3台なら1台はAPS-Cが有力と思います。
3台目もフルサイズだとすれば、R3のマイナーチェンジか超高画素機かなと思います。
廉価なフルサイズは、R8を値下げすれば良く、さらに下位のR9は不要でしょう。
書いてる事がそもそもオカシイ
R6からR6Ⅱが2年4ヶ月とみんな書いて、それを指摘してるなら、2022/12に発売されたR6Ⅱの2年4ヶ月後ならば、その発売間隔を維持するならR6Ⅲは2025/4発売になるから
2年4ヶ月でも通常のベースより早いと指摘しながら、仮に2024/6発売だとR6Ⅱからの発売間隔は1年6ヶ月になる
そうすると更に発売間隔が短くなり、前回より10ヶ月も短くなる
1/3以上短くなる
2年4ヶ月を短いと指摘するなら、それより更に大きく短いのならば、短過ぎると言う指摘は当たってる
2〜3ヵ月の誤差ではなく、10ヶ月も短いのは異常事態
オレはR6Ⅲは出ないと思うけどね
バッテリーグリップ如きで、わあわあ騒ぐ程の事でも無いから
もしかしたら、1年後にR6Ⅲ出る可能性までは否定しないけど
実績がある訳だから
ただ当時の状況考えると渋々キヤノンも出した印象はある
円安になって価格の仕切り直しが必要になったから
アソコでモデルチェンジしないで値上げしたら市場から反発食らうのは目に見えてたから
しかも他社の動向もある
ソニーのα7Ⅳが沢山売れてたから、キヤノンが焦って対抗馬出してきた事情もあるし
EOS R6 Mark II は発売からまだ1年半程度なので今回は発売されないでしょう。
バッテリーグリップもこれから発売される機種も含めた共用になると思うので
単なるマイナーチェンジでしょう。
そうでなければ現行品を所有しているユーザーが困ります。
キヤノンは現行品のユーザーを困らせるような事はしないでしょう。