Foveonはまだ開発中
シグマのFoveonセンサーの進捗は芳しくないようです。現在はどのような状況なのでしょうか?
シグマのCEOの山木氏は、計画中のフルサイズFoveonカメラについて尋ねられたとき「残念ながら、昨年以降大きな進展はなかった」と述べている。しかし、彼はまだこのプロジェクトを信じており、そのよかなカメラがまだ提供できることについて議論した。
「我々はプロトタイプのセンサーを作ったが、いくつかの設計エラーを発見した。」と彼は言う。「それは動作したが、いくつかの問題があり、我々は回路図を書き直して製造業者に提出し、次のプロトタイプをまっている」これはまさに「一からのやり直し」ではないが、まだ長い道のりが待っている。
「我々はまだイメージセンサーの設計段階にある」と彼は認めた。「センサーに関しては製造プロセスが非常に重要だ。新しいセンサーのために新しい製造プロセスを開発する必要がある。しかし、それに関しては、まだ研究を行っている。従って新しいセンサーの開発を完了するためには追加の時間が必要かもしれない」
Foveonに関するインタビューが掲載されています。記事によれば、Foveonセンサーの開発については、昨年からほとんど進展がなかったということで、設計してプロトタイプを作ってはエラーが発生し、また再設計してプロトタイプを作るということを繰り返しているようです。
通常のベイヤー配列のセンサーは下記の図の上の図のように、2次元状にフィルターを設定しているのですが、Foveonの場合には3次元的に光が浸透するような形でフィルターを設定しているため構造が複雑になっています。
以前、Foveonセンサーを使用したAPS-Cカメラを発売していたので、技術的には実現できるはずなのですが、なぜフルサイズだと実現できないのでしょうかね。ちょっと不思議です。
以前のシグマの特許では、撮影した画像データの転送速度がネックになっているのではないかと想像されるものでした。

通常のベイヤー配列は2000万画素なら2000万画素のデータだけを転送すればいいはずですが、Foveonでは、それぞれの画素でRGBの3色を測定できることになるので3倍となる6000万画素のデータを転送する必要があります。このことが設計のネックになっている可能性は確かにあるのかもしれません。いつか実現できるといいのになと思いますね。
さらに「シグマ 50mm F1.2 DG DN Artは究極の50mmレンズ」ではシグマのレンズのレビューについて詳しくお伝えします。
(記事元)DPREVIEW
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