ミラーレスにREDCODE RAWフォーマットが搭載される?
アドビのN-RAWサポートの一時中断は何かしらの前触れとなる可能性が指摘されています。どのような可能性があるのでしょうか?
アドビがニコンのN-RAWのサポートをキャンセル。REDCODE RAWがミラーレスカメラにやってくる?
アドビはニコンの要請により、すべての製品へのN-RAWのサポートの追加作業を中止した。これは今後の大きな動きがあることを示唆しているかもしれない。
Nikon Z 9とNikon Z 8は現在、TicoRAWベースのN-RAWコーデックを採用しているが、これはREDを買収したことで、事実上、時代遅れのものとなった。N-RAWはREDCODE RAWほど業界で認識されておらず、サポートやステータスがない。
問題はニコンがこれをどのように実現するかということだ。Nikon Z 8とNikon Z 9に搭載されているイメージプロセッサは非常に強力なプロセッサだが、R3D録画の追加は単なるファームウェアのアップデートでは済まないはずだ。
いずれにせよN-RAWは廃止される方向にあるようだ。
もちろん、アドビはN-RAWのサポートにさらなるリソースを投入する前に、REDを買収後にN-RAWの将来がどうなるのか、ニコンからの明確な説明を待っているだけかもしれないという可能性もある。
しかし、私が思うには、N-RAWはもはや次のつなぎでしかない。実際、画質的にはN-RAWを搭載したNikon Z 9はS-Log3でのα1の最高に設定したH.265と比較して優位性がなかった。
今後、REDのカメラにもHVEC H.265録画が搭載される可能性もある。一方でセンサーに関しては、ソニーに匹敵する競合他社が登場する可能性があると言える。
アドビに動きは何を意味するのか
先日、お伝えしたアドビがアドビ製品にN-RAWを実装することを一時的に中断しているという噂をお伝えしました。

これがどのようにニコンや他社のカメラに影響を与える可能性があるのでしょうか?
アドビがニコンのN-RAWのサポートを中断したことで、様々な憶測が広がっているようです。上記の記事では、「ニコンの命令/要望/要請で」という記述になっていますが、これはこの記事の作者による憶測が含まれていると思います。アドビのサイトにはニコンの要請があったという記述はありませんでしたし、この他の海外のサイトをみてもそのような情報は今のところでてきていません。
ただ、このことは憶測を生んでいることだけは間違いないようです。この記事では、アドビがN-RAWのサポートを中断しているのは、今後、ニコンがN-RAWを採用しないからではないかと考えているようです。確かに、内々にニコンがアドビ側に伝えていて、そしてアドビがサポートを一時中断した可能性はあるかもしれません。
そしてニコンのN-RAWはTicoRAWベースのもので、画質的には優れていないREDのREDCODE RAWをミラーレスカメラに記録できるようにするのではないかと考えているようです。確かにREDを買収したいま、最高の圧縮RAWフォーマットの一つとされているREDCODE RAWを搭載することができれば、ニコンのミラーレスカメラにはプラスになる可能性が高まると思いますね。
アドビのN-RAWサポートの一時中断は何かの前触れとなるのでしょうか?
さらに「期待のニコンの超高倍率ズームの別の噂 28-400mmはf/4.0-8.0になる可能性が??」ではニコンの超高倍率ズームの噂について詳しくお伝えします。
(記事元)EOS HD
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