
富士フイルムX-H2Sのセンサーに関する噂
富士フイルムのX-H2Sのセンサーに関する噂が投稿されています。先日、当サイトでは紹介していなかったのですが、富士フイルムのX-H2Sのセンサーがソニー製で、IMX671というセンサーであるという噂がありました。しかし、それは実際にはX-H2Sのセンサーではないと主張する記事が投稿されています。
それが以下になります。
5月31日に、匿名の情報筋がソニーの新しいIMX671というセンサーのスペックシートを送ってきた。
私は懐疑的で、できる限り正確であるべきという取り組みを考慮し、私はこの情報をシェアしないことを決めた。私はまた、X-H2の情報も得ていたが、それもシェアしないことにした。
クリック稼ぎのために恐らくフェイクなニュースを共有することはFujiRumorsでは行わない。
しかし、匿名の情報筋は、FujiRumorsがその情報を投稿せず、騙されなかったと気がついたので、それらのファイルをいくつかのクリック稼ぎをしたいWebサイトに送付し、これをX-H2Sのスペックシートであることを当然のように公開し始めたと想像している。
その時点で、私もこれを投稿しなければならなかったが、私はこの情報についてとても懐疑的であることを皆さんに忠告したかったからである。
FujiRumorsがおこなってきたベストなこと。検証してみよう。
いま私はIMX671はX-H2Sのセンサーではないと110%の確率で言うことができる。私はまた別のセンサーのスペックシートを受け取っていて、匿名の情報筋はそれがX-H2のものだと言い接触してきたが、それも110%、X-H2のものではない。
事実、私は実際にそれが存在するかどうか知らないし、それは作られたものだ。または、それらは他のカメラ用のセンサーだ(恐らくソニーで富士フイルムのものではない)。
しかし、私が言える確かにことは、それらはX-H2SやX-H2のものではないということだ。
FujiRumors
記事では、他のサイトで紹介されているX-H2SのセンサーはソニーのIMX671というセンサーだという噂に対して、110%間違いないとかなり強い口調で否定しています。もう少しで波動砲が発射できそうです。
記事を読むと、X-H2Sのセンサーではないと否定していると同時に、このようなセンサーがそもそもあるかどうかわからないというような意見も記述されています。とすると、IMX671というイメージセンサーそのものがねつ造されたフェイクの情報ということになるのでしょうか。ソニーセミコンダクターのサイトで探してみようと思ったのですが、確かにソニーセミコンダクターのWebサイトの製品リストには、IMX671という製品はないように見えます。
とすると、このイメージセンサーの存在そのものすらフェイクということになるのでしょうか。そうだとしたら、かなり衝撃的と言えそうです。
最近多いカメラのフェイク事情
最近、カメラの情報でかなりフェイクと言われる情報が多くなっています。本当にフェイクなのかどうかはわかりません。しかし、ある特定のこれまで一定の正しい情報を提供してきたサイト運営者がフェイクと述べているので、フェイクの可能性が高いのかなと感じることも事実です。
これまで、フェイクと言われた情報について少し記述してみます。
・ソニーのZVシリーズの新APS-Cミラーレスがハイエンドになるのはフェイク
・Nikon Z fに関する情報
・OM-5のセンサー解像度に関する情報はフェイク
・キヤノンのRF-S 22mm f/2の画像はフェイク
・α7R Vの流出した仕様はフェイク
というわけでフェイクと言われる情報がかなり増えていることがわかります。もちろん、これらはすべて噂レベルなので本当にフェイクなのかどうかは、後になってみなければわかりません。ここは押さえておく必要があると思います。
様々な情報をみていると、まずフェイク情報を拡散していると思われる人の特徴として、まずは有名なカメラ情報を提供するサイトへ匿名で情報を送付しているようです。そして、それらのサイトで掲載されないとわかると、他のサイトに情報を配布しているというようなことをしていると解釈している人が多いようです。
そのため、本来であればこのような情報はアクセス数稼ぎのために、サイト運営者がフェイクを作成して掲載すると思うのですが、今回の様々な情報はフェイク作成者のなんのメリットにもなっていないところが理解に苦しむところです。自分に利益がないのにフェイクを作成して何の意味があるのでしょうか?フェイクをみて楽しんでいる愉快犯なのでしょうか。それとも本当の情報を提供しているのでしょうか。
いずれにせよ、最近はカメラ関連のフェイクが多くなってきている、フェイクとは言わないまでもかなり突飛な情報がたくさん出てきている印象なので、そのあたりを考慮して情報を判断する必要がありそうですね。
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