2022年のキヤノンは豊作の年か
2021年、キヤノンはEOS R3たった一台しか新しいカメラを発売しなかった。それでは、2022年にはどのようなカメラが発売されることになるのだろうか?CanonRumorsによれば、2022年は”キヤノンのカメラの年になる”そうで、これは2022年に数多くの新しいカメラが発売されるだろうことを意味している。
これが2022年に登場する新しいキヤノンカメラの一覧だ。
・Canon EOS R5C(EOS R5と同じイメージセンサーだが、アクティブ冷却システムがありわずかに大きくなり、発表は2022年1月中旬で、発売は2022年第1四半期になる)
-CanonRumorsCOより
・Canon EOS RP Mark II(カメラ本体が約799ドル)
・EOS R7(裏面照射型APS-CセンサーのEOS Rミラーレスカメラ)
・EOS R5S(今後登場するα7R Vに対抗する高画素フルサイズミラーレスカメラ)
・EOS-R1(フラッグシップフルサイズミラーレスカメラ。Nikon Z 9、α1の対抗機種で発売は2022年遅く)
2022年に発売される可能性のあるキヤノンのカメラについて報告がありました。アイキャッチ画像はEOS R3です。記事によれば、2022年はキヤノンのカメラの年になるだろうとしています。それだけキヤノンのカメラの新製品があるということで、ニュアンス的にはキヤノンのカメラ祭りになる可能性があるというところだと思います。
噂されている機種は、以前に当サイトでも紹介したものが多く、廉価なEOS RP Mark II、動画用のEOS R5C、APS-Cセンサー搭載のRFマウントミラーレスEOS R7、高画素タイプのEOS R5S、そしてフラッグシップのEOS-R1が発売される可能性があるとしています。
最近のフルサイズ界隈はラインナップが固定されてきて、だいたい以下のようなラインナップになっていることが多いです。
・普及を狙ったバランス型で比較的低価格なタイプ
・普及価格帯の高画素タイプ
・超高画素タイプ
・動画撮影/超高感度耐性タイプ
・フラッグシップ
だいたいこんな感じで、あとは高連写タイプが加わるかどうかという感じですね。今回のキヤノンの噂されている新製品のラインナップをみても、ほぼ上記のタイプに当てはまる製品が発売される可能性があるようですね。
キヤノンの2022年の見どころ
キヤノンの2022年の見どころとしては、やはりEOS-R1が発売されるかどうかというところだろうと思います。EOS R3で搭載された視線入力AFは採用されるのか、メカシャッターの有無、被写体追尾性能の高さ、裏面照射型センサーを搭載するかどうかといったあたりが、ポイントになるのだろうと思いますね。
そして次に気になるのは、一眼レフはどうなるのか、EF-Mマウントはどうなるのか?といったところもキヤノンの2022年の見どころだろうと思います。上記の噂には、EOS R7というAPS-Cセンサー搭載のRFマウントミラーレスカメラが発売されるという噂があると、しれっと書かれています。そうなるとEF-MのハイエンドミラーレスはRFマウントに集約されてしまうのか、それともKiss Mなどの廉価ミラーレスもRFマウントで統一されるのかどうかというところが気になるところだと思います。
さらに以前に当サイトでもお知らせしましたが、キヤノンは一眼レフ用のキット望遠レンズの単体販売を取りやめてしまいました。単体販売しないだけで、製造は続け廉価な一眼レフも発売を続ける可能性もありますが、一眼レフは完全に終了になる可能性もあるので、そのあたりの動向も2022年にはよりはっきりしてくると思います。
しかし、毎度のことになりますが、現在の半導体不足は来年いっぱいまで解消しない可能性が高く、キヤノンがいくら製品の発売計画を立てたとしても部品がなければ製造することはできません。なので、2022年も2021年と同様に発売される新製品はごくわずかになる可能性も考えられると思います。このあたりも2022年の前期でなんとなく傾向がわかると思いますので、そのあたりも見どころの一つになると思いますね。
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