RF45mm F1.2 STM レビュー
RF45mm F1.2 STMは、非常に安価で、とても楽しく、そして驚異的に明るい標準単焦点レンズであり、レンズ候補のリストに確実に入れておくべき存在だ。
このレンズは満足のいくシャープな画質、素早く信頼性の高いAF、そして驚くほど良好な製品品質を実現している。もちろん、超高速のF1.2という最大開放値が生み出す美しいボケや浅い被写界深度効果も忘れてはならない。これらすべてがコンパクトで軽量なデザインに収められている。
絞り全域のほとんどでフレーム中央は優れたシャープネスを示し、F1.2の開放撮影でも十分に良好な性能を発揮する。フレーム端は明らかにソフトだが、最良の結果はF4〜F11で得られる。
JPEGや動画撮影では比較的軽度の周辺光量落ちが見られ、完全に抑えるには少なくとも2段絞る必要があるが、色収差の発生はほとんど確認されない。
歪曲収差もJPEGではよく抑えられており、カメラ側が自動的にデジタル補正を適用している。実際、このレンズ使用時にはこの補正をオフにすることはできない。
一方でRAW撮影となると話はまったく異なる。というのも、このレンズはキヤノンのデジタル補正に大きく依存しており、それらはカメラ内で自動適用されるか、ユーザーが現像時に適用する必要があるからだ。
RAWファイルにはこれらの補正が自動適用されないため、周辺光量落ちと樽型歪曲が大きく現れ、ユーザーによっては受け入れがたいと感じるかもしれない。
これは、小型・軽量・低価格というレンズを実現するうえでの最大の妥協点であり、この控えめな価格を考えれば、他に大きく不満を述べる点はほとんどない。
フライバイワイヤ式のMFは特に洗練されておらず、動作音もやや大きい。防塵防滴もなく、ケースやフードも付属しない。しかし、そもそも500ドル程度のレンズであることを考えれば、これらはごく小さな不満点だと言える。
総合的に見て、キヤノンがカメラ内で自動的に適用しているデジタル補正の量を受け入れられるのであれば、RF45mm F1.2 STMはクラシックな高速単焦点として強く推奨できるレンズであり、キヤノンのフルサイズおよびAPS-Cユーザーが真剣にキットへ追加を検討すべき一本だ。
- 中央部 解放のf/1.2-2.8までは満足できる。f/4-11で優れているが、f/16で回折の影響がある
- 周辺部 中央部ほどではないが、f/4-11が最高の結果となる
F1.2で印象的な描写
RF45mm F1.2 STMのレビューをPhotographyBlogが伝えています。上記はまとめ部分を引用したものになり、詳細なレビューや豊富な作例がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
RF45mm F1.2 STMは、F1.2という大口径を持ちながらも、軽量・比較的手頃な価格帯を狙った標準単焦点レンズとして紹介されています。従来のLレンズとは異なり、「高級路線ではなく実用性重視」の設計思想が感じられるモデルと評価されています。
最大の魅力としてF1.2の明るさ が挙げられています。背景を大きくぼかした写真表現が可能で、ポートレートやスナップ撮影において印象的な描写が得られるとされています。また、45mmという焦点距離は人の視野感覚に近く、自然な遠近感で使いやすい点も評価されています。
またF1.2レンズとしては珍しく、非常に軽量でコンパクトな点も高く評価されています。フルサイズのEOS Rシリーズと組み合わせても取り回しが良く、日常的に持ち出しやすい標準単焦点として魅力的だと伝えられています。同クラスの F1.2 レンズと比較すると、価格設定はかなり抑えられており、「F1.2 を気軽に体験できるレンズ」としてコストパフォーマンスの高さが強調されています。
一方でRF45mm F1.2 STMは防塵防滴構造ではなく、手ブレ補正も搭載されていません。屋外での過酷な撮影や低速シャッターを多用する場面では、ボディ側の性能や撮影条件への配慮が必要だとされています。
結論としては、色収差や開放時の描写について「完璧ではない」とされています。特に強い光源を含むシーンでは、フリンジが見られる場合があると伝えられています。Lレンズのような最高水準の光学性能を求めるユーザーには、やや物足りなく感じられる可能性があるとのことです。
弱点があるようですが、これは価格を考えれば仕方がないですね。また他のレビューではレンズの味といったことに触れられていますが、このレビューではそのあたりには触れられていません。日常のスナップなどでは便利に利用できそうなレンズですね。
さらにEOS R7 Mark IIの噂を「EOS R7 Mark II APS-Cで最高のAF 数カ月以内に登場か」で詳しくお伝えします。




コメント