Nikon Z5II、Nikon Zf、Nikon Z5の機能比較表 何が違うのか!?

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Nikon Z5II
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Nikon Z5IIとZf、Z5の違い

Nikon Z5IIが正式に発表されました。中身はNikon Zfで本体のデザインが違うだけという噂が流れていましたが、そうではない部分もあるようです。この記事ではそれぞれのカメラとの違いについて詳しくお伝えします。

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Nikon Z5IINikon ZfNikon Z5
画素数2450万画素2450万画素2432万画素
センサー裏面照射裏面照射
手振れ補正効果中央7.5段8段5段
フォーカスポイントVR
ピクセルシフト
プリキャプチャ
イメージプロセッサEXPEED 7EXPEED 7EXPEED 6
被写体検出人物、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車人物、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車人物、犬、猫
ピクチャーコントロールボタン
Nikon Imaging Cloud
RAW14ビット(ロスレス圧縮、高効率★、高効率)14ビット(ロスレス圧縮、高効率★、高効率)12ビット/14ビット(ロスレス圧縮、圧縮)
HEIF
メモリカードデュアルSDSD+microSDデュアルSD
EVF0.5型 369万ドット 18段階調整0.5型 369万ドット 13段階調整0.5型 369万ドット 11段階調整
高速連続撮影約14コマ/秒(拡張)約14コマ/秒(拡張)約4.5コマ/秒
測光範囲-4~17EV-4~17EV-3~17EV
露出補正+-5段+-3段+-5段
常用ISO100~64000100~64000100~51200
AF検出範囲-10~19EV-10~19EV-3~19EV
フォーカスポイント299点(オートエリアAF時)273点(シングルポイントAF時)273点(シングルポイントAF時)
4kUHD4k 60p4k 60p4k 30p
動画記録時間125分125分29分59秒
動画ファイル形式NEV、MOV、MP4MOV、MP4MOV、MP4
動画圧縮方式N-RAW(12bit)、H.265/HEVC(8bit/10bit)、H.264/AVC(8bit)H.265/HEVC(8bit/10bit)、H.264/AVC(8bit)H.264/MPEG-4 AVC
風切り音低減機能
N-Log
HDR
RED監修LUT
モニター3.2型 210万ドット バリアングル3.2型 210万ドット バリアングル3.2型 104万ドット チルト
HDMIType DType DType C
BluetoothV5.0V5.0V4.2
静止画バッテリー容量(ファインダー)最大約380コマ最大約410コマ約390コマ
重量 本体のみ約620g約630g約590g
サイズ約134×100.5×72mm約144×103×49mm約134×100.5×69.5mm
直販価格25万8500円29万9200円18万2600円

内部RAW動画を記録できる最も安いカメラ?

Nikon Z5II、Nikon Zf、Nikon Z5の仕様を比較してみました。違う部分だけ抜き出しているので、記述されていない項目については同じと考えてください。また、仕様表とニコンのサイトで記述されている製品の特徴から、機能の有無を判断していますが、他にNikon Z5IIにはこの機能があるけど、Nikon ZfとNikon Z5にはないよとか、Nikon Z5IIとNikon Zfにはあるけど、Nikon Z5にはないよという項目があったら追加しますので、コメントで教えていただけると助かります。

さて、それぞれ比較してみると、まず裏面照射型のセンサーを採用しているところ、EXPEED 7を採用しているところがNikon Z5との大きな違いとなりそうです。また、メモリカードについてはエントリー機ということでデュアルのSDスロットになってしまいました。少しでも早くバッファをクリアしたい人や、PCに早く取り込みたいという人にとっては残念かもしれませんね。でも、Nikon ZfのmicroSDとのデュアルではなく、SDのデュアルとなっています。

動画に関してはN-RAWが記録できるようになったことや、RED監修のLUTを採用しているところもNikon Zfとの差別化となっているようですね。

さらに「関税で米国カメラ価格が大幅上昇の懸念 今のうちに購入との声も 日本24%、タイ36%」では米国でカメラが値上がりする可能性について詳しくお伝えします。

Nikon Z5IIの主な仕様
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センサーサイズ35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー(フルサイズ/FXフォーマット)
画素数2450万画素
センサークリーニングイメージセンサークリーニング
イメージプロセッサEXPEED 7
手ぶれ補正イメージセンサーシフト方式5軸補正
手ぶれ補正効果中央7.5段
高速連続撮影高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒
ハイスピードフレームキャプチャー+(C15):約15コマ/秒
ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒
動画撮影最大4K 60p
シャッター速度1/8000~30秒
ISO常用ISO 100~64000
フォーカスポイント273点(シングルポイントAF時)、299点(オートエリアAF時)
EVF0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドット
背面液晶バリアングル式/3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット
メモリカードスロットデュアルSDメモリーカードスロット
サイズ約134×100.5×72mm
重量約700g バッテリーおよびメモリーカードを含む
Nikon Z5II

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コメント

コメント一覧 (0件)

  • 拡張メカシャッターで14コマ連写可能
    UHS2だと書込300MB/Sとして理論値は1枚約21MB迄可能になる

    ニコンのホームページ見るとJPEG FINE Lが11.3MBなので問題ない
    3種類のRAWがあるが、真ん中の高効率★RAWは18.1MBなので問題ない

    しかし1番上のロスレス圧縮RAWは28.6MBなので無理
    10コマで286MBなので、そこまではイケる
    仮にこのRAWサイズは166コマ迄バッファあるので、12秒間14コマ連写すると仮定すると、毎秒4コマずつ遅延するとして、12秒で48コマ
    28.6MB✕48コマで1372MB
    秒間300MB/Sで処理すると約5秒掛かる
    12秒に5秒足した17秒でバッファクリア完了
    このくらいなら許容範囲なのでは?

    真ん中の高効率★RAW18.1MBは200コマまでバッファある
    14コマ連写で約253MB
    遅いUHS2だと少し持て余す

    RAW+JPEGで14コマ連写する場合、もし真ん中の高効率RAW選ぶとLサイズのJPEGは殆どの場合、間に合わない
    合計21MB迄なので、3MBまでしか対応できないから
    間に合うのはBASICのLサイズ2.7MBになる
    こういう撮り方する人はかなり少ないと思われる

    そうするとRAWで1番データ少ないRAW(高効率)約12.3MB使って、NORMALのLサイズ約6.6MBと組み合わせると19MBになるから14コマ連写はノータイムで対応可能

    RAWを優先するか、JPEGでもある程度の画質欲しいかの取捨選択は求められる
    しかし数秒の連写ならば、バッファクリア待てば良い考え方もある
    電車とか5秒撮れば充分何だし

    それよりデータ処理や保存の後先考えると色だけ変える前提なら、1番圧縮高いデータ少ないのを選びたくなるが、それは人によりけり?
    被写体によりけり?

    自分は7コマ連写もあれば充分
    そうするとUHS1の書込90MB/SのカードならRAW撮らなきゃJPEGでは詰まらない
    RAWでも1番軽いのだと7コマ連写で86MB/S

    仮にRAW+JPEGで多いのは5コマ連写なので、高効率RAWとNormal Lの1枚19MBならギリギリ行けそうかな?

  • Z5Ⅱ は多くの機能を追加しスチルでは Z6Ⅲ が不要と思う人も
    出そうですね。
    ただ我々のような高齢者は軽量化設計にも注意を払ってほしいと
    思っている方々もいるかも知れない。
    デジタル一眼レフの時代は新型になるにつれ高機能化、軽量化が
    当たり前だったのにいつしか忘れ去られている。
    よく言われるレンズとの重量バランス云々、それは嘘。
    レンズの取っ手の位置及び保持位置を適切な位置に設計製作すれば
    良いだけ。
    カメラの質量の一番大きいのは筐体なのだから内部の梁位置など
    適切に設計すれば良いのかなと思う。
    力学のエキスパートがいれば出来ること。
    とはいえニコンは強度設計がヘタ。
    Z9、Z8 のマウント変形、これは論外、Z8 の釣り金具外れなど
    初歩的なミスなので驚く。

  • 「ミラーレスは一眼レフと違いミラーボックス等が無いため軽量化が容易」というのはミラーレスを始めた各社の初期のみであり、現在となっては高性能化した処理を行うエンジンやセンサーの高速化による膨大なデータの処理等のため、レフ機時代とは比較にならないぐらい発熱量が増えています。それらの熱をボディ全体に逃がす構造やファンを搭載することで対処していますが、排熱機構を入れるということは当然ボディが大型化します。「高性能にしてほしいけど小型化もよろしく!」となると、できなくはないし実際にやっているメーカーもありますが、当然稼働時間等の信頼性は下がります。物理的な問題なので他社が小型化が得意というわけではなく単にプラスマイナス部分をどこに持ってくるかという差です。暑い日はこまめに電源を切るような対処方法をしておけば問題はそうそう起こらないでしょうが、真夏でのオールラウンダー的な使い方はやや厳しくなるでしょう。
    小型化を望むなら本来APS-Cやマイクロフォーサーズがあるし、現時点でのフルサイズではどうしても限界があると思われます。ニコンはこの辺の安定的な動作を重視して、Z5IIのボディサイズもこう決めているように思えます。実際ここ1~2年に発売した他メーカーカメラを夏に使うとすぐに熱警告が出て本体も熱くなりますが、Z6IIIではうまくやっているのか本体の熱はさほどでもなく余裕をもって使えます。この辺はスペック表には出てこない差なのであまり語られることもないですね。
    ついでに言うならZ5IIはRAW動画まで対応しているので尚更Zfよりも熱対策に気を遣う必要があります。その為サイズ的にはこの辺がニコンの落としどころだったのはないでしょうか(一番は部品共有化が出来ることだと思いますが)。

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