富士フイルム新ファームを公開
GFX100 II ファームウエアの更新
Ver.2.00からVer.2.10への変更内容
追加・変更される下記項目2については、GFX100 II New Features Guideをご覧ください。
GFX100 II New Features Guide
AF性能の改善
1)以下の設定条件で連写撮影した場合、AF追従開始が速くなるよう改善しました。
・半押しAF:OFF
・操作:AF-ONボタンON+レリーズ同時押し
2)広角レンズとの組み合わせにおいて、稀にAF合焦精度や距離指標がばらつく現象を修正しました。
Wi-Fiの接続性能が改善しました。これによりFrame.io等の通信機能の使い勝手が改善されました。
「FUJIFILM XApp」に接続してカメラの時刻同期を行った場合、一部地域のエリア設定が自動更新されない現象を修正しました。
※FUJIFILM Xapp (iOS/Android) Ver.2.0.3配信のお知らせ
以下の設定条件においてS1押下時にスルー画表示が一瞬停止する現象を修正しました。
・設定条件:セットアップメニュー>消費電力設定>パフォーマンス>ブースト>EVF表示フレームレート優先
軽微な不具合を修正しました。
X-H2S ファームウエアの更新
Ver.5.10からVer.6.00への変更内容
追加、変更される下記項目3、4、5、7については、X-H2S New Features GuideとX-H2S ネットワーク/USB機能編をご覧ください。
X-H2S New Features Guide
X-H2S ネットワーク/USB機能編
「FUJIFILM XApp」のVer.2.0.0以降で強化されたカメラとの連携に対応しました。
1)「FUJIFILM XApp」の「機材」管理機能において、カメラの登録や稼働情報が表示されるようになりました。
【表示する稼働情報】
・生涯撮影回数
・メカニカルシャッター回数
・バッテリー劣化度
・前回のセンサークリーニングから経過日数など
2)カメラのファームウエアバージョンアップ作業が容易になりました。
「FUJIFILM XApp」からカメラのメモリーカードへバックグラウンドでファームウエアを自動でダウンロードします。
※バックグラウンドでのデータ転送は、カメラと「FUJIFILM XApp」がWi-Fi接続中に行います。
※ファームウエアの自動ダウンロードが完了すると、LCDモニター上にファームウエアのアップデート情報を表示し、最新ファームウエアへのアップデートを促します。
※本機能は、次回のファームアップより適用されます。
※本機能を有効にするには「FUJIFILM XApp」を最新バージョン(Ver.2.0.0以降)に更新してご使用ください。
AF性能の改善
1)フォーカスモードAF-Cにおいて、ピントを外しやすいシーンでのAF追従性が向上しました。
2)広角レンズとの組み合わせにおいて、稀にAF合焦精度や距離指標がばらつく現象を修正しました。
3.動画撮影に関わる以下の設定機能が追加され、より動画撮影時での使い勝手が向上しました。
1)動画撮影時に、撮影中であることを示す枠が画面に表示されるようになりました。
・動画設定>REC枠表示
2)動画撮影時に撮影開始音と撮影終了音が入るようになりました。
・セットアップメニュー>音設定>REC開始終了音量
3)動画撮影メニューに「セルフタイマー」機能が追加されました。シャッターボタンを全押ししてから録画が開始するまでの時間設定ができます。
・動画設定>セルフタイマー
4)動画撮影時のピント合わせに「ワイド/トラッキング」機能されました。フォーカスモードがAF-Cでは画面をタッチすると、被写体を自動で追尾します。AF-Sのときはピントを合わせる被写体をカメラが自動的に選びます。
・フォーカス設定>AFモード>ワイド/トラッキング
セットアップメニューに「ファームウエアアップデート」の機能が追加されました。
新しいファームウエアが入ったメモリーカードをカメラに入れて「セットアップメニュー」>「基本設定」からファームウエアのアップデートが行えます。なお、従来からのファームウエア更新方法も継続してご使用いただけます。
・DISP/BACKボタンを押しながらカメラを起動してファームウエアを更新する。
・スマートフォンアプリケーションと接続してファームウエアを更新する。
初期設定時に自動電源OFF温度の設定画面が表示されるようになりました。カメラの温度が上昇したときに自動で電源をオフにする温度の設定(標準/高)を行います。
※ファームウエアVer.6.00へのアップデート後は設定画面が表示されますにので設定を行ってください。
Wi-Fiの接続性能が改善しました。これによりFrame.io等の通信機能の使い勝手が改善されています。
ファイルトランスミッターFT-XHを装着しなくてもFrame.ioのプラットフォームに静止画や動画のアップロードが行えるようになりました。
マニュアル設定でインターバルタイマー撮影を行った場合、撮影画像の露出が微かに変化する現象を修正しました。
絞り値を固定して、連写中にズームすると絞り値が変動する現象を修正しました。
開放F値の明るいXF50mmF1.0 R WRを装着してマニュアル撮影を行った場合、スルー画の露出と撮影画像の露出が異なる現象を修正しました。
「FUJIFILM XApp」に接続してカメラの時刻同期を行った場合、一部地域のエリア設定が自動更新されない現象を修正しました。
※FUJIFILM Xapp (iOS/Android) Ver.2.0.3配信のお知らせ
その他軽微な不具合を修正しました。
X-H2Sがメジャーバージョンアップ
GFX100 II新ファーム、X-H2S新ファームが公開されています。
X-H2Sのほうは整数部分がインクリメントされておりメジャーバージョンアップとなりました。そのため、様々な性能が改善されており、特にAF-CのフォーカスモードでのAF追従性の向上は嬉しい機能改善だと思いますね。
新ファームのダウンロードは上記のリンクからどうぞ。
(記事元)富士フイルム
コメント
コメント一覧 (1件)
X-H2Sユーザーとして、AFの改善はありがたいです。
富士フィルムのカメラは、特に広角レンズでのピント精度は他社比較で大きく差があり、風景撮影では必ず一定割合極端な前ピンが発生し、毎回撮影後にピント確認が必要でした。