学校カメラマン、写真館不足が深刻
学校の卒業アルバムを生徒自身が作る動きが広がっているそうです。そこには現代ならではの事情があるようです。なぜ自分たちで手作りしなければならないのでしょうか?
児童や生徒たち自身による卒アル作りが広がった大きな要因には、これまで卒アル作りの業務を担ってきた学校カメラマンが不足している実態がある。
学校カメラマンは運動会や修学旅行といった学校行事の撮影実務に加え、卒アルの編集や制作までを担うことも多い。ただ、近年はデジタルカメラやスマホの普及でカメラマンの仕事は減り続け、新型コロナ禍で行事やイベントが激減した影響もあり、廃業が急増している。東京商工リサーチによると、昔ながらの「写真店(写真業)」の昨年の倒産件数は26件で、過去30年で最多を記録した。
写真選びにAIが活躍
最近、卒業アルバムを生徒自身で制作している学校が増えているようです。その原因が学校カメラマンと写真館が不足していることが影響しているとしています。
学校で撮影してくれるカメラマンは学校の近くの写真館のお店の人が、自分の写真館を運営しながら学校に来て撮影してくれている場合がほとんどだと思います。しかし、スマホやデジカメの普及、先日のコロナ禍での需要の低迷などで写真館が次々と閉業しているようです。そうなると学校カメラマンの数も少なくなるということで、卒業アルバムを作るために仕方がないので自分たちで制作するということになっているようですね。
写真館の人にお願いしておけば、すべて写真館の人が対応してくれるため何もしなくてもいいのだと思いますが、自分たちで撮影するとなると写真選びから行わなければならないということで、そこが苦労するポイントのようです。例えば、一部の人のみに偏って写真が選ばれていないか、変な顔の人がいないか、服装は適正かなどと、いろいろな選考基準があるのでしょうね。
しかしそれを自分たちですべて行うのはなかなか難しいということで、ここで活躍するのがAIのようです。写真を登録すればおまかせでAIが写真を選択してくれるので安心安全ということのようですね。
しかしスマホやデジカメの普及によって、その影響は意外なところにも出てくるものですね。でも自分でアルバムを作成するのも楽しいかもしれません。
(記事元)産経新聞
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コメント
コメント一覧 (0件)
2月末にスクールフォト業界がカメラマン募集かけて炎上してましたが、人手不足が深刻なんてレベルじゃないみたいですね。
以下の記事がよくまとまっていると思います。色々な意味で特殊な学校相手の写真撮影がいかに大変かが滲み出ています……もう限界をとうに超えているんでしょうね。
https://note.com/tripper_driver/n/n30f06b31b4cb
学校関係者が世間知らずで、カメラマンの足元見ておんぶにだっこしてるツケが学生に回ってる
ザマァ見ろとしか思わないけど
職業カメラマン舐めてるから、学校の先生って
青春の1ページを粗末な記録しか残せないなんてなんと哀れな