タムロン 2024年第1四半期の決算報告
タムロンが決算を報告しています。年内のレンズ発表は6本から7本への増加しました。
タムロンが第1四半期の決算を報告しています。
決算資料によれば、レンズ交換式カメラ市場はミラーレスカメラの好調で、数量、金額ベースでも2桁成長をしているとしています。それにより、交換レンズ市場も2桁成長をしているとカメラ市場を分析しているようです。
そして肝心の写真関連事業ですが、売上高は前年同期比45.0%増の増収、営業利益も50.8%増の増益ということで絶好調のようですね。そのため事業全体でも、為替の影響を除いても1.3倍の増収、1.5倍の増益としています。
気になる今後のレンズの投入計画ですが、従来、2024年に6本のレンズを投入する予定だったものを年間7機種の製品を投入していくとしています。当初計画から1本増えました(上記の画像です。画像タップで拡大します)。
そのため、今年は
- 28-75mm F/2.8 Zマウント用
- 11-20mm F/2.8 RFマウント用
の発売が決まっているため、年内に投入されるレンズは残り5本ほど発売される可能性があるようです。
しかし、この本数は、同じレンズでマウントが異なる別バージョンのレンズも1本と計算しているようなので、残りの5本すべてが新しい光学設計のレンズとは限らず、単純に何かしらのレンズのZマウントやRFマウントバージョンとして発売される可能性があり注意が必要かもしれません。
この2024年の発売予定数が6本から7本になったのは、おそらく11-20mm F/2.8のRFマウント用が追加されたからだと思いますので、タムロンから発売されるRFマウントレンズは今のところこの1本だけの可能性が高そうです。次の新レンズはどのようなレンズになるのでしょうね。他マウントへの積極展開か、新レンズの積極開発かどちらになるのでしょうか?
さらに「キヤノン フルサイズ用互換レンズ発売の可能性について”ノーコメント”」ではキヤノンがRFマウントレンズの発売をAPS-Cに限って認めている可能性について詳しくお伝えします。
(記事元)タムロン
- タムロン 28-70mm f/2.0 などのレンズの特許を出願
- タムロン 70-180mm F/2.8 G2 初代からあらゆる点で向上し手頃な価格で提供
- TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXDが生産完了
- TAMRON 70-180mm F/2.8 クラス最高に並ぶ解像性も補正に依存
- タムロン 28-70mm f/2.0の特許を出願 大口径かつ小型化を両立
- 新発売レンズの納期状況一覧 シグマは納期未定多く他社は比較的安定
- 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDに新ファーム EOS R5 II / R1での不具合を解消
- タムロン 25-200mm F/2.8-5.6 シグマ 20-200mm F3.5-6.3の仕様を比較
- タムロン 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2 発売日と価格が決定
- TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDのサンプル画像公開



コメント
コメント一覧 (0件)
1本増えたということは、年初計画発表時にはRFは数に入ってなかったのですね。この3ヶ月で急遽決まった……というよりは、発表時点では話がまとまっておらず出せるか不明だった、ってとこですかね。
シグマの積極姿勢とは対照的ですが、来年以降拡充していくんでしょうか。個人的には18-300の登場に期待しています。
うれしい情報ありがとうございます。タムロンからの新レンズが減らずで良かったです。とはいえ、あまり情報も無いようで、本当に何が出るのでしょうか。個人的には、APS-C用が多くとお願いしたいところです。