CFExpress Type-Aカードの偽物が流通か
CFExpress Type-Aカードの偽物が市場に出回っているかもしれません。特定のメーカーがVPG400認証マークを不正に使用し、カメラが誤認識する問題が浮上しています。アイキャッチ画像は正規のソニー純正のメモリカードのイメージ画像です。
VPG400認証のType-Aカードは珍しく、このメーカの名前は聞いたことがなかった。頭の中で大きな赤いランプのサイレンが鳴り響いていた。誰かがCFAから許可を得ず、必要なテストをパスせずにカードにVPG400のロゴを貼っただけではないだろうか?
CFExpress Type-Aカードは過去6ヶ月にニュースになっていた。一部のカードメーカが特定の録画オプションを有効化するため、VGPの検証を必要とするソニーのカメラで利用できるように偽装する方法を、PetaPixelが明らかにしたからだ。この前回の暴露から私が発見した興味深いことの一つは、CFAがVPG200とVPG400の基準に認証されたカードのリストを保持しているということだ。
CFExpress Type-Aカードの偽物が流出している可能性があるようです。記事によれば、無名のメーカから発売されているVPG400認証のマークのあるCFExpress Type-Aカードを購入して利用したところ正常な数値が出せなかったようです。その結果、このメモリカードはソニーのカメラで利用できるように偽装されたメモリカードである可能性がでてきたようです。
なぜそのようなCFExpressカードが発売されてしまうのでしょうか?詳しくは以下をご覧ください。
写真家がよく知っているもう一つの事実は、CFExpressカードは高価であり、特にCFExpress Type Aカードは非常に高価であるということだ。その結果、人々はお金の価値を最大限に引き出すために、できるだけ安い製品を探すことになる。そのため、競合他社よりもはるかに安価なメモリカードを製造することで目立つ企業がいくつかある。彼らはそれをどうやって実現しているのだろうか?平均的な写真家は、恐らくこのことを気にしないだろう。重要なのは、より少ないお金でより多くのカードを手に入れるということなのだ。
残念ながら、それは必ずしも正しい行動とは限らない。私たちは確かに特売で機材を手に入れることを進めているが、メモリカード業界では悪知恵が働いており、企業がVPG認証を受けるプロセスを経ずに、メモリカードが評価を受けたカードだとカメラが思い込むように、偽の認証フラグを含ませているケースがある。この慣例はいくつかの要因を利用している。まず一つ、メモリカードはわかりにくく、一般的な人にとって指標はあまり意味を持たない。二つにメモリカードは高価なので、安い価格設定にすることは製品を売るための良いアイデアだ。3つに、CFAはその運営方法はかなり秘密主義であるため、ライセンスの取得者の問題について公に語ることはなく、代わりに密室で問題を解決しようとする選択をしている。これが意味することは、通販会社でCFExpress Type Aカードのベストセラーやランキング上位の製品の一部がCFAのルールを守っておらず、実際には性能が確認されていないのに、自分たちが評価を受けたフリをしてカメラを騙しているということだ。
このようにメモリには密かにメモリの最低転送量を示すVPG認証を受けたフラグが仕込まれていて、認証されていないカードだと利用できないようになっているそうです。しかし、メモリの中のメモリを書き換えることで、それを可能にする方法が発見され、偽物のメモリが流通してしまっているようです。ということは、購入するならば信頼できるメーカのものを信頼できるショップで購入しなければならないことを意味しています。
認証されている製品についてはCFExpressカードの認証団体であるCFAのサイトに記述されていますので、それを確認して購入したほうがいいようです。こちらのサイトから正式に認証されたCFExpressメモリカードのリストがあります。
しかし実際に存在するメーカのものに偽装している可能性もあります。そのため信頼できるショップや、メーカからの直販で購入する必要もありそうです。速度表示を偽装されてしまうと本当に困ってしまいますね。信頼できるメーカのものを購入したほうがよさそうです。
(記事元)SHUTTER MUSE
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