ニコンによるRED社買収 海外の反応
ニコンによるRED社の買収に世界の人々が驚いています。海外ではどのような反応となっているのでしょうか?みていきます。
- キヤノンやソニーがブラックマジックを買収するのではないかな?ニコンのRED社買収による影響は今は分からないが、ニコンにとっては素晴らしい買い物だろうね。
- キヤノンとソニーにとって審判の日だね
- 創業者が年を取ったので会社経営がストレスだったんじゃないかな。信頼性の高いニコンのような企業の提案は魅力的だったろう。
- RED社は少数のカメラしか販売しておらず、ARRIやソニーが進出している。ニコンのオファーに安心したのかもしれない。
- ニコンがRED社を買収したことで、ハイエンドカメラに搭載されるかもしれないグローバルシャッターをラインナップに持つことになった。非常に楽しみだ。
- ニコンがRED社を買収したのはみんなの目をNikon Z 6IIIからそらすためだよ。気をつけて。
- ニコンはソニーのセンサーに頼らざるを得なかったし、イノベーションのためにはソニーの特許に頼らないようにしなければならない
- RED社がニコンに持ちかけたのか、その逆なのか気になる。
- レンズの進化は興味深いね。ニコンのレンズはフォーカスブリージングが少ないというが、実質的には非常に狭い範囲のズームレンズとして設計され、細かく制御されている。動画用のレンズは通常は完全に機械式だ。
- キヤノンのRFレンズで撮影しても「ニコンで撮影された」ということになる。どうなることやら。
- Zレンズのラインナップが完成した今、新しい展開を追求できるね。
- これは特許取得のためだと思う。RED社はハリウッドで下火になりつつあり、多くの映像制作がARRIやソニーに移行している。ニコンが映画用のカメラ市場で競争を続ける意欲があるとは思えない。
- ニコンはすでに訴訟の勝訴し特許の期限も切れるから、それほど特許の取得のためではないと思う。むしろノウハウやブランドなど、経験や知識が欲しかったのでは?
- ファン目線では素晴らしいことでキヤノンに対して優位にたつことになるね。既存のRED社の顧客からするとRFレンズに数千ドルも投資したのに裏切られたと思うだろう。
- ニコンがパテントトロール企業になろうとしているのだろうか?
- RED社と訴訟をしていたときにニコンの弁護士が怒ったのかもしれない。そして誰かが思いついたのだろう。「よし買収しよう」と。
- まさかの展開だね。誰も考えもつかなかっただろう。ニコンがこんなことをするとは予想できなかった。これでニコンはミラーレスで動画の機能を追求することはなくなるのだろうか。訴訟を回避するための防御的な手段だったのだろうか?それとも本当にシネマ市場に参入したかったのだろうか?
- 最終的にRFマウントは廃止されZマウントが標準になるだろうね。ニコンはREDブランドで4000ドルから8000ドルの中価格帯のカメラを投入してキヤノンやソニーと競合するのだろう。
買収の目的に戸惑う意見も
かつては訴訟していた間柄のRED社とニコンですが、そのニコンがRED社を買収したということでかなり話題となっています。国内はもちろんですが、海外でもかなり話題になっていて、SNSや掲示板などでは多くの意見が投稿されています。この記事では、そんな海外の反応についてお伝えします。
RED社買収の発表については以下の記事からご覧ください。
というわけで、まとめたのが上記になるわけですが、ニコンがどのような目的でRED社を買収したのか、意図がよくわからないので戸惑う人が多いような印象ですね。
まずはRED社の買収で、ニコンが今後は映画撮影市場に参入しようとしているのか、それとも単なる訴訟の防衛のためなのかといった意見が多く見られます。単なる特許取得のためでシネマカメラは発売しないのではないかという意見もあれば、特許も数年で切れるので、RED社のブランドや知識が欲しかったのは間違いないので、シネマカメラ市場へ参入するはずだという意見もありますね。
また、RED社が発売するカメラの話題も散見されます。RED社がRFマウントを採用していることはご存じの通りですが、それがそのままなのかZマウントになるのか、Zマウントになったとしてニコンのレンズは動画に使えるのかといった意見も多いようです。
今後、ニコンはシネマカメラに関してどのように関わっていくのでしょうかね?気になります。
さらに「ニコン RED社買収の衝撃 キヤノンはRAW録画の戦略変更を迫られる??」ではキヤノンのシネマカメラの販売に影響がある可能性について詳しくお伝えします。
(記事元)NikonRumors
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コメント
コメント一覧 (4件)
そもそもキヤノンやソニーにとってそこが脅威なら、先に買収を仕掛けただろう。
そうしなかったのは、買収されても問題ないからとしか思えない。
流石にニコンが買収したから他所は風前の灯火だとか言っちゃうのは、視野が狭すぎる。
株式会社AVII IMAGEWORKS
Creative director/CEOの新井陸王と申します。
このニュースはREDオーナーである私としてはかなりショッキングなニュースであり、また謎めいたところもあり、今後の大きな変化も感じるものでした。。
REDのDSMC3の世代KOMODO-XにはキャノンのRFマウントを採用しているのに。。
なぜREDは今のタイミングで売却にいたったかなど疑問でしたがこちらの記事を拝見させていただきなるほどな〜というものと今後おおきな大逆転があるのかなともかんじました。。。
いつも記事の更新参考にさせていただいております。
僕自身のyoutubeでも解説してみています。
https://www.youtube.com/watch?v=iHM4uJkt9fo&t=4s
このニュースについて YouTuber はどのように反応しているかを “RED Nikon” で検索してみました。
海外、国外を問わず、フォトグラファーよりもむしろビデオグラファーの方が総じて関心を持っておりほとんどが肯定的に評価していました。
Z9, Z8 の 8K60P RAW 動画収録機能では関心を持っていなかった層にまで届いているようで RED の映像業界におけるブランドの強さと、今回の買収ニュースの影響力を感じました。
両社の製品にシナジーが発揮されるのを楽しみにしています。
REDの社長であるJarred Land氏のinstagramのコメント欄では特にキヤノンレンズ(EF or RF)を使用しているらしき方々からの懸念の声が多く見られますね。
先日から東京に来ているようで、詰めの調整が行われているのでしょうか?
今回のニュースもあって改めて調べたのですが、REDはシネマカメラボディ・システムのメーカーであってレンズは取り扱ってなかったんですね、
知りませんでした。
ニコンのカメラシステムに足りない要素を埋めてくれるのではないかと期待できる反面、それ以上の負担がのしかかってくる恐れもありそう…。
ニコンにとっては未知の業界と言っても過言ではない気もするので、今後どのような展開になるのか気になります。