ニコンの決算発表
ニコンが2024年3月期の第3四半期決算を発表しました。注目の新製品Nikon Z 8とNikon Z fの販売が業績を牽引しているようです。
決算発表によれば、ニコンはNikon Z 8、Nikon Z fの販売が好調に推移しているとしています。上記の画像をみると、2024年3月期の映像事業の通期の売上げ収益予想は前回予想のまま据え置きですが、2023年3月期の実績と比較すると、かなり伸びていることがわかります(画像タップで拡大します)。
円安の効果もあると思いますが、中国市場の拡大が大きく、それによって販売も好調になっているようですね。コロナ禍による様々な自粛が、ほぼなくなったということも大きいのかもしれません。思えば2020年からここまでカメラ業界は本当に大変でした。
しかし、皆さんも様々な報道でご存じの通り、中国市場の先行きが暗いことと、初期需要が一巡してしまえば、これほどの高性能なカメラを手に入れたら、次の新しいカメラを購入する動機もなくなってしまう可能性があると思います。そのため、この後も次々と新しい機能をカメラに投入して、買い換え需要を促すことが必要になると思いますね。
ひとまず、いまのところは安心といえそうです。
さらに「Nikon Z 9が国際宇宙ステーションに到着 乗組員が使用する初のミラーレス」では宇宙に旅立ったNikon Z 9について詳しくお伝えしています。
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(記事元)https://www.jp.nikon.com/company/ir/ir_library/result/#y2024
コメント
コメント一覧 (1件)
Z8 と Zf という人気商品を発売しただけあって好調ですね。
次年度は Z6III と Z50II で好調が続きそうですね。しかし、その次は新しい需要を喚起しないと厳しいですね。
例えばラージフォーマット参入などありますでしょうか。