ヨドバシ一眼カメラ売れ筋トップ10
第1位 キヤノン EOS R5 ボディ
第2位 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット
第3位 ソニー α7 III ボディ
第4位 ソニー α7R IV ボディ
第5位 ソニー α7C ズームレンズキット
第6位 ソニー α7S III ボディ
第7位 キヤノン EOS R6 ボディ
第8位 ソニー α7 III レンズキット
第9位 ソニー α7C ボディ
第10位 ソニー α1 ボディ-CAPA CAMERA WEB
ヨドバシカメラの一眼カメラ売れ筋ベスト10が公開されています。今回のランキングは5月上期で、5月1日~15日が集計対象になります。
ランキングによれば、完全にキヤノンとソニーの2社のシェアの分け合いになっていて、キヤノンはEOS R5とR6がランクインし、ソニーはフルサイズ機を中心に多くのラインナップがランクインしていることがわかりますね。
1位を死守したキヤノンとランクインしていないニコン
EOS R5が1位を獲得したのはすごいのですが、それよりソニーの機種が多いことに目が行ってしまいます。ソニーはオールラウンダーのα7 IIIからコンパクトなα7C、動画や高感度耐性に特化したα7S、高解像度のα7Rと多くのラインナップがあり、それぞれがすべて上位にランクインしていることから、実質的な販売数では、恐らくソニーのほうが上になっていると思いますね。
もちろん、ヨドバシカメラのランキングなので、ハイアマチュア、プロフェッショナルな人の割合が高く、国内全体で考えると上記のランキングのような傾向にはなっていない可能性はあるわけですが、それでも多くのハイアマチュアの人がソニー製品を選択していることを考えると、隔世の感がありますね。
そして問題はニコンです。ニコンは廉価機の販売をとりやめ、中高級機にシフトし、利益率を重視する戦略を取っています。そうするとハイアマチュアやプロフェッショナルな人が購入するヨドバシカメラのランキングで、せめて1機種ぐらいはTOP10にランクインしなければならないのではないのかな?という印象です。
もちろんZ 6IIとZ 7IIが旧機種と比較してあまり大きな違いがなく、買い換える理由がないということで下位に沈んでいる可能性はあると思います。ですが、Z 6IIとZ 7IIのようなマイナーチェンジだったら、今は1年おきぐらいで投入していかないと、他社のカメラの進化に追いつかないように思えます。
年内にNikon Z 1が投入される見込みですが、そのカメラがどのような仕様なのか、他社を圧倒する何かの機能があるのか、非常に興味のあるところですね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
キヤノンが先行者ソニーと戦えてるのはレンズラインナップの仕方やボディデザインなどをバッティングしないようにしてるところにあると思います。
レンズは今までになかったようなスペックを取り揃えた上でマウントアダプターも4種用意し従来スペックのレンズはEFレンズでカバーしつつ、ボディは直線的デザインのソニーに対し曲線的なキヤノンらしいデザインでソニー機に少ないバリアングルモニターをキヤノンは全RFマウント機で採用してたりソニーにはない魅力をわかりやすく示していますね。
ニコンZレンズはいくら描写が良くても新鮮味のないスペックでボディはソニーの後追いみたいな状態でぶっちゃけニコンZを買うならサードパーティレンズも充実してるソニーか、ソニーとは違うアプローチをして勢いのあるキヤノンを選ぶ人が多いのは当然だと思います。
レトロ風デザイン機の噂もありますがニコンは早いとこソニーにはない魅力を持ったボディを出す必要がありZ 9ではターゲット層的に巻き返しは難しいと思います。