1位 IXY 200 シルバー(キヤノン)
2位 Cyber-shot W830 DSC-W830(ソニー)
3位 IXY 650 シルバー (キヤノン)
4位 IXY 200 レッド(キヤノン)
5位 PowerShot SX620 HS ブラック(キヤノン)
6位 COOLPIX W300 ブラック(ニコン)
7位 Cyber-shot WX350 ブラック DSC-WX350(B)(ソニー)
8位 PowerShot SX720 HS ブラック(キヤノン)
9位 FinePix XP140 イエロー FX-XP140Y(富士フイルム)
10位 IXY 650 ブラック (キヤノン)(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/4e5c2cff63e68ad2656b49e5f5e1542a4e347b85
2020年に最も売れたコンデジは何か
BCNが2020年のコンデジ実売台数ランキングを公開しています。
記事によれば、2020年に最も売れたコンデジは上記のランキングのようになっているようです。ただし、これは2020年1月1日から12月6日のランキングで、完全に2020年のランキングではないことに注意してください。とはいえ、残りの25日程度でランキングが大幅にかわるという可能性は低いと思いますので、概ね年間のランキングと考えても問題ないと思われますね。
ランキングをみると基本的には安い価格のものが上位にランクインしていて、レンズの倍率が高いほど(超望遠が撮影できる機種ほど)価格が高くなっていてもランクインしているような印象です。
それぞれのカメラの特徴をまとめてみます。
・IXY 200 1/2.3インチ 2000万画素 28-224mm 1万2700円
・Cyber-shot DSC-W830 1/2.3インチ 2050万画素 25-200mm 1万3930円
・IXY 650 1/2.3インチ 2020万画素 25-300mm 1万8400円
・PowerShot WX620 HS 1/2.3インチ 2020万画素 25-625mm 2万3200円
・Coolpix W300 1/2.3インチ 1605万画素 24-120mm 3万0700円 ※防水コンデジ(価格は価格.comの調査による)
主要はスペック、最安値は上記のようになっていて、安い機種ほど上位にランクインしているような印象です。そして、望遠端の焦点距離が長い機種ほど価格が高くなっていて、それでいてランキングが上位になっているという感じですよね。ということは、焦点距離が長いとか、遠くのものが大きく写るということをユーザは望んでいて、他のカメラとの差別化になっているという様子がよくわかります。
低価格化が進むコンデジ
これだけ低価格になってしまうと、高い利益を得ることは無理になりますので、そうなるとたくさんの数を販売したいところですが、それも市場が縮小している中では見込むことが出来ません。そうなると、やはりソニーのRXシリーズのように1インチなど大きなセンサーを搭載して、少数しか販売できないけどより高い利益を得られる製品を販売することで利益をえるという方向にシフトするしかないということになります。
ですが、このランキングを見ればわかりますが、いわゆる高級コンデジは高額なので年間ランキングの上位に入るまで売れるということにはなっていないので、このあたりはやはりジレンマですよね。
そのような中でもニコンのCoolpix W300は3万円台の価格を維持しながらランキングに顔を出しています。こちらは防水コンデジということで、屋外での撮影や水辺での撮影が可能という特殊性があるので、高価格でありながら10位以内にランクインしているということに成功しているのだと思います。
スマホの防水化が進んでいるとはいえ、耐衝撃、防塵に関してはまだまだ専用カメラのほうが性能が高いので、それなりに高価格でも売れているということだと思いますね。
このことを考えると、わりと何かしらの機能に特化したようなコンデジのほうが、価格も維持できてある程度の販売数を見込めるので強いのかもしれません。
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