1位 EOS Kiss X9i ダブルズームキット KISSX9I-WKIT(キヤノン)
2位 D5600 ダブルズームキット D5600WZ(ニコン)
3位 EOS Kiss X10 ダブルズームキット ブラック KISSX10BK-WKIT(キヤノン)
4位 D3500 ダブルズームキット D3500WZ(ニコン)
5位 D750 24-120 VR レンズキット D750LK24-120(ニコン)(記事を一部引用しています)
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00171612-bcn-sci
4月に売れて一眼レフは?
BCNが4月の一眼レフ売れ筋ランキングを公開しています。記事では10位まで公開されていますので、すべてのリストは記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、4月に最も売れた一眼レフはキヤノンのEOS Kiss X9iダブルズームキットだそうです。キヤノン売れていますね。そして2位はニコンのD5600ダブルズームキットです。これらの機種は比較的価格が落ちてきているので、このぐらいの価格ならバシバシ売れるのが理解できるという感じですね。
現在の最安値はEOS Kiss X9iダブルズームキットが7万6300円、Nikon D5600ダブルズームキットが6万7120円となっています。このようにかなり価格的にお値打ちな感じになっています。ダブルズームレンズでは、やはり10万円を切るとお値打ち感がでてくるようで、それから価格が下がるとかなり売れていくような感じになるようですね。
ランキングをまとめるとセンサー別ではAPS-Cが9機種、フルサイズ1機種、メーカー別ではキヤノン6機種、ニコン4機種となっています。キヤノンは相変わらず売れていますね。ニコンも唯一のフルサイズでD750が入っていますので、利益的にはかなり稼いでくれていそうです。
まだまだ売れる一眼レフ
なんだかんだで、ランキングでは上位を一眼レフがまだまだ占めているような状況です。カメラ全体のランキングでも1位と2位が一眼レフであることは珍しくなく、ミラーレス全盛とみられる今でもかなり売れているんですよね。やはり、ペンタプリズムではなくペンタミラーだけれども、遅延なくリアルタイムで自然に見える一眼レフを好むという人も一定数やはりいるのかな?という印象です。さらに製品も十分なこなれていて安定していて、しかも価格が安いということで、今でも十分に人気になっているのでしょうね。EVFがないのでバッテリーの持ちもいいということもあるのだと思います。
ニコンの製品に目を向けると、Nikon D5600は2位にランクインしていますが、価格的にはEOS Kiss X9iのほうが高く利益的にはX9iのほうが高い利益を得られているのではないのかな?と思います。本来、キヤノンは廉価ミラーレスのEOS Kiss Mを発売しており、そこでカニバリしているはずなので、廉価APS-Cミラーレスを発売していないD5x00シリーズがずっと1位を獲得していてもおかしくない状況です。ですが1位はX9iというのは非常に残念ですよね。しかもX9iのほうが売値も高いです。
キヤノンのカメラのイメージだったりするところも大きいと思いますが、Kissシリーズのほうがデュアルピクセルオートフォーカスを採用していてライブビュー時のAFや動画のAFも高速にできるようですので、そういうところが差となって現れているのかな?とも感じています。ニコンもAPS-C一眼レフに像面位相差センサーを搭載したほうが、競争力が高まるのではないかと思うのですが、D5x00シリーズの新製品がどのようなものになるのか気になるところですね。
そして4月のランキングは上位のようになっていますが、新型コロナウィルスの影響でイベントの自粛や旅行の自粛が相次いでいます。そのためカメラ全体の販売数は、このランキングに反映されていませんがかなり落ち込んでいる可能性が高いと思われます。なのでカメラメーカとしては、かなり経営的に問題になっている可能性があります。いまはどのカメラメーカも映像事業単体で黒字を保つのが難しい状況でもありますので、本当に心配になりますよね。はやく新型コロナウィルスが収束して正常な企業活動ができるようになることを期待したいと思います。
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