(記事を一部引用しています)
(記事元)https://kakaku.com/item/K0001201317/
Nikon Z 50ダブルズームキットの価格調査
価格.comがNikon Z 50ダブルズームキットの価格を調査しています。
価格.comによれば、Nikon Z 50ダブルズームキットの最安値は13万1045円で、前週比マイナス751円となり若干の値下がりしています。ですが、4月に入ってから最安値は基本的に値下がり傾向が続いていることがグラフからわかりますね。そして平均価格的には、ほぼ横ばいという状況です。さほど大きな値動きは見られないという状況です。
そして各ショップの在庫を調査してみたところ、今のところ在庫なしになってるショップはほとんどありません。このことは各ショップに在庫はかなりあるということを意味しています(当たり前ですが)。
そして価格.comの売れ筋ランキングでは、Nikon Z 50ダブルズームキットはミラーレス一眼ランキングで6位、デジタル一眼カメラでは12位と上位をキープしているような状況です。価格.comの売れ筋によれば、Nikon Z 50ダブルズームキットはそれなりに売れていると考えることができそうです。
BCNでのランキング下落問題
以前に紹介した記事として、Nikon Z 50ダブルズームキットがBCNランキングで50位以内にランクインせず、ランキングが急落したということを記事にしました(参考 Nikon Z 50のランキングが急落 トップ50からランク外に!! 理由は??)。
詳しくは参考記事をご覧いただくとして、個人的にはNikon Z 50ダブルズームキットがランキング50位圏内に入らなかったことに納得できず、いろいろ調べてみたのですが、結局的には「納得できない」ことについて合理的な理由をみつけることができない感じなっています。
最も高い可能性として、Nikon Z 50ダブルズームキットの在庫が不足して一時的に販売できない状況になっていたのではないのかな?と思っていました。一般的には在庫が不足すれば価格は上昇するのが需給バランスとして当然のことなのですが、ここ1ヶ月で価格が上昇した形跡はありません。従って在庫がそれなりに潤沢にある状況だと考えることができ、在庫不足によりNikon Z 50ダブルズームキットが売れなくなったということも考えにくい状況です。
そうなるとやはりNikon Z 50が突然、急激に売れなくなりランキングが大幅に下落したということなのでしょうかね?原因がみつかりませんので、集計に不具合がなければ事実としてはNikon Z 50は売れなかった。単純にそういうことになるのだろうと思います。
そしてニコンに目を向ければ、各社がミラーレスに本腰を入れるなかで非常に厳しい状況に立たされつつあります。まずフルサイズミラーレスではソニーの後塵を拝する状況です。個人的には毎年のようにNikon Z 6/Z 7をブラッシュアップして投入していき、シェアを獲得して欲しいと思っていたのですが、ニコンは既存のカメラの開発スケジュールを踏襲していくようです。そして、新しいフルサイズミラーレスの発売も1年半以上ありません。
APS-CではNikon Z 50を発売しており、ここまで好調に販売していましたが、ここに来てランキングが急落している状況です。APS-Cは主戦場になると思いますので、より廉価で高性能な製品や、α6400、α6600に対抗するさらに強力な製品にも期待したいところですよね。
新型コロナウィルスの影響によって新製品の発表はかなり難しい状況になっていますが、この状況を跳ね返してより魅力ある製品を発売してほしいと思いますね。
[template id=”4241″]
コメント
コメント一覧 (3件)
ニコンの場合、ニコン1はご存じの通りすでにディスコンになっていますので、世の中には3機種しか存在しません。また、APS-Cに至っては、レンズも2本しか出ていません。よって、この状態で仮に他人へとミラーレスを勧める場合、勧めたくてもニコンブランドを一押しするのはバイアスがかかりすぎだと思います。
ニコンが黄金時代を築いていた頃は、「こんなアクセサリーまであるんだ!?」といった、製品層の厚さが際立っていました。また、その全方向的な製品開発がユーザーを引き付けたんだと思います。
老害というセリフが巷で多用されるようになってきましたが、Dfの販売などはその最たるものだと思います。あの開発リソースを仮にAPS-CのZマウント機に割いており、1年以上前にZ50相当機、もしくはファインダーレスのZ30などが販売できていたなら、業界内でのミラーレス販売数に対するニコンの結果も自ずと変わって来たでしょう。
こういった判断ミス(見た目は小さく、見過ごされそうなものも含めて)は、真綿で締め付けるようにゆっくりと企業体力を失わせます。
もうニコンは今後一切失敗できない状況になってきたんだと思いますね。
厳しい言い方ですが、一言で言うとニコンは少し過去の栄光にこだわりすぎだと思います。
キャッシュバックキャンペーンが終わった反動
Z30 Z70が噂されてるので様子見
わかりやすい理由があるような…
そもそもミラーレスを買おうと考えた時にニコンを第一候補に上げる必然性があるのかという事ですね。
モデルのバリエーションと新旧機種を含めた選択肢の多さ、システム自体の充実度等々、残念ながら現状では魅力に欠けるとしか言いようがありません。
2周遅れのスタートの上どうみても人カネ共に不足している現在のニコンではこの先も期待できそうもありません。